ほしづくよのドラゴンクエストX日記

画像は原則として株式会社スクウェア・エニックスさんにも著作権があるので転載しないで下さ~い。 初めてのかたには「傑作選」(https://hoshizukuyo.hatenablog.com/archive/category/傑作選)がオススメで~す。 コメントの掲載には時間がかかることも多いで~す。 無記名コメントは内容が優れていても不掲載としま~す。

4.0メインストーリー その6 いよいよ当初の目的である、王宮を目指す冒険が始まりました。 & 「英雄の武勲を探して」完結 & 4.0新出魚コンプリート

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 クオードが司令部に帰還したので、ようやくメレアーデさんに依頼されていた本来の仕事である、記憶の赤結晶を渡しに突入できま~す。

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 軍の司令部の地下にはベルマが収監されていました。ずっとムービーでしか登場せず、彼女との記念写真が撮れなくて困っていたので、助かりました。

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 軍団長の執務室でクオードと再会しました。最初にドミネウス邸で会ったあの日からしばらくして、父のドミネウスが王になり、今では王子でもあるようでした。

 ドミネウスの語源は以前書いたとおり「家長」や「支配者」を意味する"dominus"ですが、本当に家長だけでなく支配者にもなってしまいました。

 クオードが記憶の赤結晶を使うと、映像のメレアーデさんが登場し、星月夜と二人で王宮を目指すようにと伝えてきました。あとクオードが現在抱いている疑念は正しいとも伝えてきました。

 このクオードの疑念の内容はここでは明かされませんが、後に重要な伏線になりま~す。

 王宮への転送装置は調子がおかしいらしく、最近入った人は二度と戻ってこない状況のようでした。でもこの伝言を聞いたことで、クオードは自身で転送先を確認する決意を固めたようでした。

 そこに立ち塞がって諫言をしたのがクオードの私臣のディアンジでした。言い争いは果てしなく続きそうでしたが、先走って偵察に行ったザグルフからの通信があり、ディアンジの発明品の星華のライトがあれば脱出できるという連絡がなされました。これにより、星華のライトが完成するまで調査は延期という形で妥協が成立しました。

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 ディアンジによれば、星華のライトを作るためにはティプローネ高地の「星落ちる谷」で拾える素材が必要とのことでした。でもモンスターが怖いから手伝ってほしいとのことでした。

 星落ちる谷! 星月夜にとっては縁起が悪すぎですね~。まるで『三国演義』の「落鳳坡」みたいで~す。

 とりあえず手伝うことにしたところ、軍団長の私臣であるディアンジさんの権力で、ティプローネ高地への門が開かれました。星月夜は虎の威を借る狐の威を借りたことになりますね~。

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 やってきましたティプローネ高地。もちろん、まっすぐに星落ちる谷を目指したりはしませ~ん。要所の時空のしるべを調べたり、釣りをしたり、黒宝箱を探したりしました。

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 ここがマデ遺跡。多分マデ氏族発祥の地なんでしょうね~。

 今のマデ島と同じ位置にあるのだとすれば、エテーネの王都キィンベルは現在のエテーネの村よりはずっと西にあったことになりま~す。つまり一言でいうと今では海の中で~す。

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 エテーネ王国の遺跡を探しているヒストリカ博士、大ピーンチ!

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 途中の川でサクラマスを釣りました。4.0新出の魚はこれでコンプリートで~す。

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 本来の任務には必要がなかったのですが、宝箱探しや時空のしるべの登録をかねて、「自由人の集落」という場所にも寄り道しました。

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 そこは指針書に従うことを拒否した人々の集落でした~。

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 バクーモンという老人がいました。多分無政府主義者の"Баку́нин"(バクーニン)がモデルですね~。

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 一切の私有財産を認めない過激な魔法生物がいる一方で、道具屋や預り所もあり、元の身分と現在の能力を理由に威張っている錬金術師などもいて、思想的統一性もほとんどありませんでした。ただし、加入のさいに指針書を焼き捨てるなど、最低限のルールもあるようでした。

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 付近にレトリウスの事績の第五節の石碑がありました。大エテーネ島を統一し、エテーネ王国を建てたそうで~す。「エテーネ」という単語は、異邦の「永遠」を意味する単語を元に、このときに作られたそうでした。

 ここでいう異邦とは地球であり、元になった単語は英語の"eternal"ですね~。

 運営としては、人間族の祖先の地だから、人間の先祖の「猿」の別称である「エテ」も掛けたんでしょうが、作品世界の内部事情としては「エターナル」のみが語源のようで~す。

 とりあえずこれにてサブストーリー「英雄の武勲を探して」は完結で~す。

 グランゼドーラに戻ってフィロソロスに話しかけると、どうやら三大英雄のうちのキュレクスが気になったらしいのですが、新しい仮説を証明するにはあと一つ証拠が足りないのだそうで~す。

 流石は老大学者、ヒストリカ博士より慎重ですね~。

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 その後、星落ちる谷で素材集めのライバル的存在であるボスのスパーキーを倒しました。

 今回も寄り道のせいでほとんど話は進みませんでしたが、キリがいいのでここまで~。

4.0メインストーリー その5 ゼフの店の魔法生物の問題が解決し、アスフェルド学園でのモヤモヤ感も消えました。 & 4.0時代の釣り老師のご褒美をコンプリート

 さらにラウラリエの丘の奥地に行くと、そこには墓石がありました。

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 なんとそれはシャンテさんの墓でした。シャンテさんは混乱し、とりあえずゼフの店に帰ることにしました。

 店に帰ると、魔法生物たちがベルマに連れ去られた後でした。

 これは想定通りの事態ですね。これまでにすでに発表されていた情報によれば、ベルマは指針書の原理から外れた星月夜の存在を警戒していて、星月夜の動向はちゃんと監視していて、次こそは必ず任務を達成するといきまいていたのですからね。星月夜がフローラルダンディを相手に足止めを食らっている時間帯こそが「次」の機会なのは当然で~す。

 そしてどうやら魔法生物たちは残響の海蝕洞で処分されるらしいという話になりました。

 シャンテさんはそれを止めにいきました。姉のリンカさんはシャンテさんがベルマに殺されてしまうと警告をしましたが、通じませんでした。

 このあたりでもう筋書きが確信できましたね。本物のシャンテさんは半年前のリンジャハルの事件で死んでいて、今のシャンテさんは声以外が完璧な魔法生物なのでしょう。だから「ゼフの店の魔法生物は全部処分」というベルマの指針の標的になりそうなのでしょうね。

 さて、残響の海蝕洞に行くと、まだ釣ったことのない魚が泳いでいたので、釣りました。シャンテさんが心配だったので大急ぎで釣りましたとも。

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 イクチオサウルスで~す。

 これでノーマルサイズの魚は95品種釣ったことになりま~す。4.0時代の釣り老師のご褒美もこれでコンプリートで~す。魚の品種のコンプリートにはリーチで~す。

 奥のほうでは、シャンテさんがベルマに魔法生物としての正体を見破られていました。

 あとベルマは、以前倒した異形獣の赤いバージョンを従えていました。

 ベルマは魔法生物の人格を認めないので、シャンテさんを「ただの悪趣味なドレイ人形」だとみなし、リンカさんを彼女なりに説得しました。

 これって、「本物の人間ではなく、かつ危険なほど強い」という理由で偽ウェスリーの抹消をアイゼル先輩に命じた学園長の立場と同じですね~*1

 リンカさんはアイゼル先輩と違ってそんな説得には応じなかったので、「強化異形獣」をけしかけられそうになりました。でもシャンテさんがあの「はげしいおたけび」をしてくれたので、強化異形獣は暴走し、指針監督官まで襲いはじめました。

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 ここで「強化異形獣・狂」と戦闘になりますが、そんなに強化された印象はありませんでした。あるいはシャンテさんの音波攻撃のせいで、通常版程度まで性能が落ちていたのかもしれませ~ん。

 戦闘後はクオードが登場し、ベルマたちを拘束しました。副団長がいってた軍団長の作戦行動って、実はこのベルマ粛清だったようでした。

 そういうことなら、とりあえずこれで副団長による待機命令も終わったことになりますね~。詳しい話は軍司令部で話そうということになりました。

 ゼフの店でリンカさんはシャンテさんに事情を全部話し、今後も姉妹として仲良くやっていこうという雰囲気になり、一件落着となりました。

 アイゼル先輩と偽ウェスリーの関係も、こういう落着の仕方が十分にありえたと思うんですよね~。勝手に生み出しておいて勝手に粛清して、それでめでたしめでたしなんていう展開は納得しがたかったので、こういうアスフェルド学園に対する運営の事実上の自己批判みたいな話を体験できて本当によかったで~す。

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 なお店員の一人であるルオンさんの推測によると、魔法生物版のシャンテさんの誕生および生存を警戒する記述がリンカさんやベルマの指針書に登場したのは、シャンテさんに異形獣を狂わせる力があるからだということでした。つまり、「異形獣の元締めは指針書の元締めである国王だ」といいたそうでした。

4.0メインストーリー その4 なりゆきでシャンテさんの味方になり、ネジガラミの根とかラウラのみつとかを採取。

 軍指定の宿に併設されていた劇場では、歌姫シャンテの復活公演が始まりました。

 「シャンテ」の語源はフランス語の"chanter"(歌う)でしょうね~。そのまんまで~す。

 ところがシャンテさんの歌は「はげしいおたけび」みたいな効果があり、客の大半は逃げ出し、あらくれ者は因縁をつけてきました。

 シャンテさんの窮地を救うと、彼女が世話になっている「ゼフの店」を紹介してくれました。

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 店長はゼフ。店員はシャンテの姉のリンカ、食品担当のテレンス、正体不明のルオンの三名。

 この店は「魔法生物を全部処分せよ」という指針書に逆らっているため、指針監督官のベルマと激しく対立をしていました。ベルマは、指針書の原理から外れた外国人である星月夜を警戒して今回だけは引き下がりましたが、次こそは任務を達成すると息巻いて去っていきました。

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 魔法生物チュラリス。胸にある赤い宝石は、魔法生物としての証のようで~す。

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 右が魔法生物コポ。左がシャンテさん。

 あと一匹「ジョニール」という魔法生物がいるらしいのですが、原料の仕入れに行ったきり帰ってこないのだそうで~す。

 リンカさんは、心配だけど自分たちはベルマに見張られているからということで、星月夜に様子を見にいくよう依頼してきました。

 指針監督官とゼフたちのどちらに正義があるのかはまだ不明でしたが、とりあえずなりゆきで依頼を聞くことにしました。

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 雑貨屋に行ってみると、ジョニールは仕入れに来た原料が売り切れで、ごねていました。店主のブルーノーさんはバントリユ地方のレーテの湖にネジガラミの根を採取に行きたいのは山々だけれども、指針書の命令のせいで行けないようでした。

 そこで星月夜が採取にいくことになりました。

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 ネジガラミの根はすぐ見つかりました。

 雑貨屋に持ち帰ると、ジョニールはそれを奪ってさっさと帰宅してしまいました。それなのにブルーノーさんは星月夜に3000ゴールドくれました。原料の代金は前払いか後払いだったりするのでしょうか?

 以上、せっかく星月夜がリンカさんの代わりに色々な作業をしたのですが、結局指針監督官は星月夜のこともずっと見張っていたらしく、ジョニールの存在もばれてしまいました。星月夜個人としては3000ゴールド儲けたので、完全な無駄骨というわけではないですけどね。

 リンカさんは錬金術でネジガラミの根から記憶回復用の薬を作ってくれました。

 シャンテさんは半年前のリンジャハルの大災害のせいで記憶を失い、歌も下手になってしまった、という設定が語られました。

 リンジャハルの大災害って、多分ヒストリカ博士関連のクエストで出てきたリンジャーラの暴走の話ですね~。

 シャンテさんは過去の自分の日記を読み、ラウラリエの丘のラウラの花のみつを飲めば歌が上手になるかもしれないと考え、星月夜に丘に連れていくよう依頼してきました。丘の付近の時空のしるべをしらべておいて正解でした。

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 ラウラリエの丘を根城にしているフローラルダンディは、昔のシャンテさんなら子守唄で一発だったそうですが、今は戦って大人しくさせるしかありませんでした。

 とにかく状態異常が得意な敵だったので、自分が僧侶になってキラキラポーンを配りまくったほうが早かったかもしれませ~ん。

 フローラルダンディを追い払ったあと、シャンテさんはみつを飲みましたが、まったく治りませんでした。

 今回は無駄骨に近い話が多かったですね~。

4.0メインストーリー その3 寄り道の挙句、首都キィンベルに到達し、一応報告書を送達。

 異形獣を倒すと、ラゴウ隊長はこの事件に関する報告書を書きました。これを運送すれば、外人の星月夜も首都キィンベルに入る名目ができるので、利害が一致しました。

 寄り道するなとかいわれた気もしましたが、4.0追加の魚を釣れる釣り場を発見したので当然釣りをしました。

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 カエル。

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 アカガエル。

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 ついでに見つけたレトリウスの事績の第二節の石碑。

 放浪者のキュレクスを友とした話でした。

 キュレクスってキュルルと何か関係がありそうですね。

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 街道にはかがり火が贅沢にたかれていました。これも高度な文明の成果なんでしょうね~。

 エテーネ王国領に入ると、そのまま北を目指せば首都でしたが、南の「時空のしるべ」を調べておけばあとが楽そうだったので、先にそうしました。

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 ラウラリエの丘付近。

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 残響の海蝕洞付近。

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 この周辺でも新しい魚が釣れました。オオシャコガイで~す。

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 レトリウスの業績の第三節の石碑を発見。

 マデ氏族の族長となり、知力と武力を併用して毒竜ガズダハムを倒し、肥沃なティプローネ高地を併呑した話でした。雨の日を狙ったので敵の毒ガスの効果が弱まったのだそうで~す。

 こういう、特定の天気によって特技が強大化したり弱体化したりするというシステム、普段の戦闘にも取り入れてほしいもので~す。

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 同じく第四節もありました。

 嫌われ者のケミル氏族を傘下に入れ、その錬金の力でマデ氏族を豊かにした話。ケミル氏族の長の子のユマテルは、キュレクスと並んで、レトリウスの双翼になったとか。

 「ケミル」の語源は「化学」を意味するラテン語"chemia"ですね。「ユマテル」については、いつか別の記事で語りたいと思いま~す。

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 キィンベルに着きました。

 中央の街路の名前がレトリウス通り、東がキュレクス通り、西がユマテル通りで~す。

f:id:hoshizukuyo:20171227160725j:plain 軍司令部に報告書を届けましたが、軍団長のクオードは作戦行動中とのことで、副団長のセオドルトが受領し、詳しい話はクオード帰還後にとのことになりました。

 ここで、浮き島の墜落はドミネウス邸だけではないという話が出て、被害者たちが描かれていました。そして被害者たちが被害を最小限にできたのは「時の指針書」のおかげだという話になりました。

 そういう流れで時の指針書の説明もされました。エテーネの国民は全員がこれを持っていて、近未来においてどうすればより幸福になれるのかが大雑把な記述で書かれているとのことでした。本棚などをあさって調べた情報によると、記述は自動更新もされるようでした。

 掲示板には、「ベルマ」という責任者の名前で、指針書に背く者を罰するとかいう記述もありました。

 このあたりは、ザミャーチンの"Мы"(邦題『われら』)に似ていますね~。

 ただし異形獣の登場は指針書に存在していなかったため、困惑しているようでした。

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 郵便局でエルフ発見! ゴフェル計画の直後で全世界に100名ぐらいしかいないでしょうに、よくぞ遠い大陸まで来てくれました。

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 オーガやウェディやドワーフもいました。この時代にはまだ、レンダーシアへの五種族の渡航は禁止されてなかったのですね~。

 ちなみにこの日はプクリポを発見できなかったのですが、やがて魚交換員パラポンさんに会えました。

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 見落としていたのか、しばらくストーリーを進めないと会えないのかは、不明で~す。誰か教えてくださ~い。

 その後、司令部が用意してくれた宿に泊まりにいきました。

 ほとんど冒険は進んでませんが、一応任務を一つ達成したのだし、文章も長くなってきたので、今日の記事はここまで~。

クエスト「脱・辺境ドリーム」紹介 & 「ネルゲル以前にも冥王がいた」仮説が二年の歳月を経て証明されました。

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 辺境警備隊の本部2階の掲示板には、「諸君らは 王都キィンベルへの脅威を 未然に防ぐべく 選ばれた 精鋭である」と書かれていま~す。

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 しかしクエスト「脱・辺境ドリーム」の依頼者ヘキートさんは、「かつては 王都の兵士だったんだが 能なしの烙印を押されて 辺境警備送りの身よ」と自己紹介してきました。

 詰所には、ラゴウ隊長のような臆病者もいれば、ローベルのような優秀な兵士もいるので、精鋭集団説が完全な真相というわけでも完全な建前というわけでもなさそうですね~。

 「使命感にあふれる優秀な戦闘員と、王都での頭を使う仕事の役には立たないからせめて辺境での戦闘に使おうという判断をされた無能者との、寄り合い所帯」とみなすべきでしょう。

 このクエストの内容は、めいふのばんにんを倒して盗まれた毛布を取り返すというだけのものでした。

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 この5012年前のめいふのばんにんは、まめちしきに「かつては冥王に仕えていたが 死生観のちがいから離反」と書かれている現代のめいふのばんにんと、同じモンスターとして扱われていました。

 つまり5012年以上前にも少なくとも一人は冥王の地位にあった者がいて、それはネルゲルとは別人だということになりますね~。

 こうして約二年前の記事で星月夜が提唱した、「ネルゲル以前にも冥王がいた」仮説が証明されました。

4.0メインストーリー その2 5012年前の世界での冒険を開始 & 辺境警備隊詰所でやってみた魔法の迷宮関連の実験

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 キュルルによって5012年前のドミネウス邸に戻ると、廃墟と化していました。どうやら調律に失敗して、前回来たときよりも少し未来にきてしまったようで~す。

 あとキュルルがエテーネルキューブの調整に専念することになったため、キューブの使用のタイミングは星月夜に任されることになりました。

 この瞬間、説明書が頭の中に直接入ってきました。ワープ先を増やすには「時空のしるべ」を調べればいいようで~す。

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 壊れた洋館が迷路みたいになっていて、するどい爪を持った魔物がうろついていました。そしてエレベーターの動力源を探してはめこまないと先に進めない仕様になっていました。

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 またしても『バイオハザード』の影響! 時空を超えてあなたは一体何度私の前に立ちはだかってくるというのだ!

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 外に出る直前、ローベルというエテーネ軍の兵士とその部下に出会い、少しもめた後、「辺境警備隊詰所」を紹介されました。とりあえずそこへ向かうことにしました。

 出るとそこは「バントリユ地方」。ドミネウス邸の本棚に危険地帯とかいう記述があったような気がしま~す。なのでちょっと不安でした。

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 途中、フィロソロスが所望していたレトリウスの業績の第一節の石碑を発見しました。

 マデ氏族の若者であったレトリウスが、成人の儀式で強大な獲物を狩ったという話でした。

 マデ氏族って、多分現在のマデ島あたりに住んでいたんでしょうね~。

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 詰所に着くと、「時空のしるべ」を発見。こちらの世界ではルーラストーンなんか要らなそうですね~。

 せっかくフィールド以外の場所に着いたので、実験的にまほうのカギを使ってみたところ、モコモコの楽園ではなくそれが4000年後に変質した魔法の迷宮のほうに着きました。しかもバズズカードを捧げると、4000年後に封印されるはずのバズズとちゃんと戦えました。

 まほうのカギを使うと自動的に自分の中の時渡りのチカラも発動してしまうのでしょうかね~。それともまほうのカギ自体に時渡りのチカラが内在しているのでしょうかね~。

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 これは錬金釜による井戸水の濾過でしょうか?

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 左に立っているのがローベル。右にいるのがラゴウ隊長。

 ここで急に謎の黒いサソリのようなモンスターがあらわれ、兵士のエネルギーを次々と吸ってきました。吸われた兵士は廃人になってしまいました。ただし標的にされなかった者も多く、何か独自の基準で襲う対象を選別しているようでした。

 しばらくしてモンスターが去ると、ローベルはそれを追い駆けて巣を突き止めました。ラゴウはモンスターを「異形獣」と名付け、倒せばドミネウス邸への不法侵入を不問とするとかいう御大層な名目で、星月夜に異形獣退治を命じてきました。

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 この望遠鏡を覗くと、ちゃんと風景が見えました。

 他にも見張り台があったりして、入り口への警戒は万全でした。

 それなのにどうして侵入されるまで巨大なモンスターの存在に気づけなかったのかと、不思議がるNPCもいました。これは敵についての何かの伏線でしょうかね~?

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 西のほうにある辺境のほら穴。ここにも時空のしるべがありました。親切設計ですね~。

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 中で異形獣を退治しました。強力なMP吸収技を持っているので、僧侶のMPが尽きないようにするのが攻略のポイントでした。

 戦闘で倒してもストーリーの上では倒したことにならず、その後、兵士たちを廃人にした謎の吸収技を星月夜にも仕掛けてきました。でも容量が限度を超えたらしく、それでかえって自滅しました。

 死ぬと体の大部分は魔瘴化しましたが、角の部分だけ残りました。何か深い設定上の理由がありそうですね~。

 キリがいいので、続きは明日にしま~す。

4.0メインストーリー その1 物語の始まりからエテーネルキューブのチャージまで & 同時並行で「英雄の武勲を探して」を開始

 色々先に発表したいことがあって延び延びになっていましたが、今日の記事からいよいよ4.0メインストーリーの紹介で~す。

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 まずはグランゼドーラの城下町のこの付近でホーローと会い、ナドラガンドでの戦いを語りました。

 すると兄から譲られた銀色の箱のボタンを勝手に押されてしまい、そのせいで異世界へと飛ばされてしまいました。

 そこでクオードという軍人のクモノに引っかかって不法侵入者として捕らえられてしまいました。でもその姉のメレアーデというかたが、許してくれました。

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 マップの名前は「ドミネウス邸」でした。入れなかったものの「ドミネウスの部屋」というのもあったので、これは姓ではなく名前ですね。

 「ドミネウス」は、「家長」とか「支配者」を意味するラテン語の"dominus"の発音をちょっと変えた感じで~す。日本語に超訳するなら「戸内治(とうち おさむ)」みたいなイメージで~す。語源を同じくする"domus"(家)を連想させる「戸内」という漢字と、「支配」と同義語の「統治」の発音とを活かしてみました。

 つまり、ここはどうやら家長って名前の家長がいる家のようですね。

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 メレアーデさんはおっとりしているものの、使用人の嘘を見破ったり、口うるさい執事を上手にやりこめたりと、中々のしっかりものでした。彼女の助力の下、いったん奪われた銀の箱を取り戻すことができました。

 その後、テラスで別の服を着たメレアーデさんに「やっと会えた」とかいわれました。当初は親戚かと思いましたが、クオードの姉という設定が共通していたので、多分これは近未来のメレアーデさんが時渡りをしてきたのでしょう。さすがエテーネ人ですね。以後、「軽装版メレアーデさん」と表記しま~す。

 軽装版メレアーデさんは、「記憶の赤結晶」とかいうものをクオードに届けてほしいと依頼してきました。あと銀の箱を使い、星月夜をさらに別の異世界に飛ばしました。

 そこは滅んだ後の世界でした。銀の箱から出てきた妖精キュルルによれば、星月夜が普段いた世界のしばらく先の未来のレンダーシアとのことでした。

 あと銀の箱の名称が「エテーネルキューブ」だということも教えられました。これは時渡りの能力をより上手に使うための器具なのだそうで~す。

 「キュルル」の名は、おそらくキューブ"cube"の中でキュレーション"curation"(情報整理)を担当する存在からきているのでしょうね。

 現代に帰り、ルシェンダ・ホーロー・星月夜・キュルルの四者で会談した結果、滅びの未来を回避するには記憶の赤結晶をちゃんと届けるのが第一歩だということになりました。

 そのためにはエテーネルキューブのエナジーをチャージするため、高位錬金の副産物であるアルケミダストが必要ということになりました。現代でそんなものを生み出せたのはバルザックぐらいだということになり、バルザックの遺産を探すことになりました。

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 ここで突然サブストーリー「英雄の武勲を探して」を依頼されました。過去の世界に行けたら、エテーネ王国の建国者であるレトリウスの事績を調査してほしいとのことでした。

 「レトリウス」という名前は、ラテン語の人名っぽい語尾ですね。ラテン語の"rhetorica"は「修辞学」の意味なので、日本語に超訳すると「陸津雄三(りくつ ゆうぞう)」みたいなイメージで~す。「武勲」という雰囲気はないですね~。

 依頼者は「フィロソロス」さん。こちらは語尾がギリシア人風ですね。古典ギリシア語の"Φιλοσοφία"は「哲学」の意味なので、日本語に超訳すると「地式嘉(ちしき このむ)」ってとこでしょうか。

 星月夜が時渡りの能力を持っていることについては、「古い友人」から聞いたそうで~す。こういうことを知っていて、しかもおしゃべりな人物といえば、多分ホーローですね。

 とりあえず依頼を受けて、このクエストをメインストーリーと同時並行で進めることにしました。

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 ちなみに「流星の追憶」*1以来ずっと文献を中心にエテーネ王国の遺跡のありかを調べているヒストリカ博士ですが、今回はあの抜群の直感は作用せず、何も依頼してきませんでした。

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 兄の活躍を語った『さまよえる錬金術師』の第一巻が、兄の旧宅にありました。

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 第二巻はイッショウさんの家にありました。ちなみに第三巻はリオーネさんが持っていました。

 イッショウさんにバルザックの件を相談したところ、バルザックの遺物のうちまだ壊れていない「紫のほこら」のカギを、錬金術師としての最後の力を振り絞って作ってくれました。

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 紫のほこらの中にはスライムエネルゴンというボスがいました。

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 育みの大地出身のただのスライムが、スレア海岸に海水浴にきたとき、偶然アルケミダストを食べて巨大化したという設定でした。スライムだから鍵穴程度の穴があれば体をうんと細長くして中に入れたんでしょうね~。

 倒すとアルケミダストを吐き出して逃げ出しました。

 これでエテーネルキューブのチャージができました。

 キリがいいので、今日の記事はここまでとしま~す。