ほしづくよのドラゴンクエストX日記

ドラゴンクエストXの世界で体験したことを綴っていきま~す。画像は原則として株式会社スクウェア・エニックスさんに著作権があるので転載しないで下さ~い。

冥王ネルゲルと大魔王の契約の内容の細則部分を、マボックを手掛かりに推定してみました。

 冥王ネルゲル討伐後、グランドタイタス号の修復が終わると、レンダーシアに進出できます。

  この時、「冥王の使いマボック」というのが登場し、謀略でグランドタイタス号の航海の邪魔をしてきます。クロウズさんの力でその謀略が暴かれると、今度は腕力勝負に出てきますが、これもクロウズさんに瞬殺されて終わってしまいます。

 星月夜はこの事件を最初に見た時にはあまり深い疑問を感じなかったのですが、後に冥王と大魔王の契約の内容を知ってから、急にマボックの行動に関する疑問がわいてきました。

 ここでその契約についての創生番号087さんの台詞を引用しておきます。

 「大魔王様はまず 冥王ネルゲルと契約を交わし ネルゲルが エテーネの民を滅ぼすチカラを貸し与えられた。  そのチカラの代償として ネルゲルは レンダーシアを 迷いの霧の中に封じて 五つの大陸と隔絶した世界になさしめたのだ」

 最初にわいた疑問は、「なぜ冥王がグランドタイタス号の航海を、妨げようとしていたか?」ということで~す。冥王と大魔王の契約では、レンダーシアは大魔王の取り分であったはずであり、そこがどうなろうと冥王にとっては当座はどうでもいいはずだからで~す。

 これについていたった結論は、「契約書には、細則としてアフターサービス関連の事項もあった」というもので~す。

  冥王は迷いの霧の散布と対エテーネ戦で疲労困憊し、冥王の心臓で長い休憩をとることになりました。

 史実では冥王が十分回復したころになって破邪船が復活し、それでやっと冥王の心臓に行けるようになりました。

 でもドルワーム研究院の内部事情がほんの少し違っていれば、破邪船が復活しなくても反重力飛翔装置の第一号が史実より早く完成し、二流の冒険者あたりでも弱っていた冥王を簡単に倒せてしまっていたかもしれません。

 また大魔王の視点でも、迷いの霧で外部世界の干渉を防げられる状態になったとしても、ホーロー等の危険な賢者が五大陸の側に残っている限り、いつ霧を無効化する羅針盤が発明されてもおかしくない状態だったわけで~す。

 こうなるとお互い、主文にあったであろう「大魔王は対エテーネ戦用の兵力を冥王に貸す。冥王は大魔王のために迷いの霧を散布してレンダーシアを五大陸から隔絶する」が実行されただけでは、まだまだ枕を高くして眠れないことになりま~す。

 よって互いにアフターサービスを充実させる条項も盛り込もうとしたと思うので~す。

 ここで鍵となるのは、冥王の心臓にいた「まおうのつかい」というモンスターの名前で~す。この名前を単に読んだだけでも、大魔王軍からの出向であることはほぼ確実でしょう。そしてそれに加えて、漢字で「魔王の使い」と書くと「冥王の使い」と対になっていま~す。

 冥王の使いマボックとまおうのつかいが対なる立場であったと考えると、アフターサービスの詳細も自然と浮かび上がってきま~す。

 「大魔王は冥王が冥王の心臓で養生している間、その身を守るための使い魔を派遣する。冥王は大魔王が真のレンダーシアを塗りつぶすまでの間、新生グランドタイタス号の航海を邪魔し続けるための使い魔を派遣する」

 両者の利害関係と相手のために派遣した部下の行動を総合的に勘案すると、おそらくこの内容で間違いないと思いま~す。

 これを前提にして次に生じた疑問は、「なぜマボックは冥王の死後も、その命令を律儀に守り続けたのか?」というもので~す。マボックが任務を放棄した場合、大魔王は冥王の心臓に出向中のまおうのつかいに帰還を命じるでしょうが、冥王の死後にそんな対抗措置をされたところで、マボックにとっては何の損害もなさそうに思えま~す。

 「遺命」という言葉を本人が使っているので、冥王が死んだことを知らずに命令を実行していたわけではなさそうで~す。

 また、最終的には「事を荒立てるな」という命令を無視して現場の判断で最上と思われる行動をとったことが、本人の発言から判明しておりま~す。よって「判断力が低いので、冥王の死後も命令を機械的に守っていた」とか「絶対的忠誠のせいで、とにかく命令に忠実だった」という解答は、成り立ちませ~ん。

 そこで次のように考えました。

 おそらく大魔王も冥王も、相手が志半ばで倒れる可能性を念頭においていたと思われま~す。グランゼドーラ王国に大魔王の天敵がいることは有名でしたし、冥王は戦闘能力においては大魔王の有力な部下にすら劣りま~す。よって相手が突然死んでも、相手からのアフターサービスが継続するための工夫をしたと思うので~す。

 そのためには、以下のような細則を盛り込むのが合理的であり、しかもその細則があったと仮定すると、マボックが冥王の死後も任務に忠実だったことの説明がつくので~す。

 「前項の使い魔については、契約の相手側が死んだ場合、互いに再雇用するものとし、それを当人にも事前に教える」

 こうすれば大魔王が突然死んでも、まおうのつかいたちは冥王軍でのよりよい待遇のために、冥王の心臓をしっかり守り続けるでしょう。同じく、冥王が突然死んだ後も、冥王の使いマボックは大魔王軍でのよりよい待遇を目指して、グランドタイタス号の航海の邪魔という任務を最期まで続けたというわけで~す。

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