プールプさんの「ばっちゃ」の秘伝メモの中には、将来アストルティアでどんな事件が起きるのかを知っているのが前提のものも多いですね。
だからほぼ間違いなく、プールプさんの祖母は予言者だったのでしょう。
そしてアルウェ王妃も予言者でしたし、フォステイルも予言者でした。
このゲームで実績もある優秀な予言者だといえるキャラクターは、今のところこの三名ぐらいではないでしょうか? サテラさんは偽予言者でしたし、フィーヤさんの予言は死期限定でしたし、ゼ・バンの予言は五百年前に外れました。
あと実績こそ未知数ですが、アンゴラモーアのまめちしきによると「予言者プクトラダムス」なんてのもいるみたいですね。この予言者の名前もプクリポ風で~す。
これらが偶然でないとしたら、プクリポは他の種族よりも予言者を輩出しやすいということになりま~す。
氷晶の聖塔の最上階に到達してピナヘト神の託宣の録音を聴いたとき、星月夜は日記に「ピナヘト神は第一の試練・第二の試練・塔の仕掛け・緑の者との人脈のすべての課題を達成した者として、星月夜のことをほめてきました。この録音は結果的に当を得ていたわけですが、もしも業炎の聖塔のときのように、数人がかりでばらばらに課題を達成していた場合、かなり見当違いな内容になってしまっていたところでした」と書いてしまいました。
しかしプクリポたちの予知能力がピナヘトから受け継がれたものであり、ピナヘトが「いつか氷魔フィルグレアに挑む者がいるとすれば、それは塔の試練を一人で乗り越えた者だ」と予知した上であの録音を残したのだとすれば、すべてが整合性のある設定だったことになりま~す。