復活したナドラガ神は実に強く、近づくことすらままなりませんでした。しかも究極のブレスで空中に次元の穴を空け、そこからアストルティアに行こうとしました。
以前、印欧祖語"*h₂stḗr"とドラクエシリーズの歴史とアスタロトのまめちしきの三つの根拠から、エステラさんラスボス説を提唱しました*1。そして「この世の終末に 地の底からアスタロトが大挙して現れ 世界を無に帰すという おそろしい言い伝えがある」はエステラさんに関する言い伝えが誤って伝えられたものだという仮説を提唱しました。
この仮説の信憑性は一気に向上し、ほぼ正解というレベルになりました。
「奈落の門の向こう側から、エステラを核にして復活した巨竜が現れ、世界を無に帰す」が、本来の予言だったのでしょう。
その瞬間、いつか恩返しをするといっていたプオーンが父ブオーンを召喚し、ナドラガのアストルティア侵攻を防いでくれました。
そして怪獣大決戦が始まりました。
「ちゃんと伏線のあった超展開」って、一番燃えますよね。
この場面は一度撮りのがすと、ゲームをここまでやりなおさなければならないので、まだここまで進めていない子で写真好きな子は、是非忘れずに撮影しましょう。その上で、ブログなどに発表しておけば、一生の宝になりますよ~。
ブオーンがやや不利になってきました。
しかしさらに六体の神獣も登場し、ナドラガをマヒさせてくれました。力を失ったかに見えたシナリディも、リルチェラと手を組むとそれなりに活躍できるようでした。
ファルシオンによるとナドラガを倒すには体内からでなければならないとのことで、星月夜はナドラガの体内に入りました。
この、主人公だけでも勝てず、ブオーンや神獣に頼るだけでも勝てず、全員の得意分野を活かすと勝てるという展開、すごくいいですね。種族神を一体倒すとなると、これぐらいでなければなりませ~ん。
一瞬テレビ版エヴァエンディングという悪い予感が…。
体内では魔瘴球オドとかいうのが飛んでいて、時々襲ってきました。
セレシアの破片を発見。前の戦いでもやはり体内にこれが入ったことが勝負の決め手になったようですね。
ここでルティアナおよび六大種族神から、先の大戦に関する知識を受け取りました。
ルティアナの長男であるナドラガは、弟や妹が生まれる前から、その出産に反対だったようで~す。でも、様々な特性を持った生物が協力し合ったときの強さを知っていたルティアナは、長男の反対を押し切って六大種族神を産んだそうで~す。
その後、ルティアナはジャゴヌバとの戦いで体を失い、精神だけの存在になりました。ここで最強であるナドラガと竜族が代表となってジャゴヌバに立ち向かうか、それとも全員で協力をして立ち向かうかの方針が対立し、ついに戦争になったそうでした。
ナドラガは敗北しかけると、今度は急にジャゴヌバを手を組んで一発逆転をしようとしてきたそうでした。
そしてほとんどの種族神はルティアナ同様体を失い、グランゼニスは勝利の後に休眠し始めたようでした。
今まではグランゼニスの休眠という情報しかなかったので、現段階でも末っ子のゼニスは最弱だと思っていましたが、目覚めさえすれば体が残っている分、彼こそが最強かもしれませ~ん。そして星月夜を再生する儀式ではアンルシア様も他の神の器同様にがんばっていたので、きっともう目覚めているのでしょう。
以上は、あくまでルティアナたちの視点からの自己正当化なので、ナドラガにはナドラガの主張があるでしょうが、その後にナドラガから聞いた発言を総合するに、おおむねハズレではなさそうで~す。
ちなみに、グランゼニス様はこんな容姿なんですね。
その後、途中の道では「守護者カムエル」なんてのもいました。避けて通るのは簡単ですが、せっかくなので倒しました。
智天使すら倒したこの星月夜*2に、たかが能天使風情が立ち塞がるなど笑止で~す。
この臓器の中にエステラさんがナドラガの器官として取り込まれていました。
彼女を救おうとすると、ナドラガの精神の核みたいなのが戦いを挑んできて、それが星月夜たちにとってのラスボスでした。
例によってネタバレ回避のためこの戦いの写真は公開しませんが、現在のルールでは、討伐までの流れを配信すること自体は許されているようで~す*3。その後のエンディングの配信だけが禁止のようでした。
ナドラガは強者による弱者の統治を目指していたようで~す。そういう意味ではニーチェに似ていますね。
でも星月夜がニーチェを読んだときに感じたことですが、弱者連合に敗けた時点で、その敗者こそが真の弱者だと思うんですよね。誰かと同盟する能力だって、その者の力の一種なのですから。数の暴力に敗けた者が、「一対一なら勝っていたのに、ずるい!」とか泣き言をいったところで、そこに強者の雄々しさは感じられませ~ん。
この戦いでは、前半は兄がそれなりに活躍をしてくれましたが、途中から時間切れになって弱体化してしまいました。どうやら同じ時代には一定時間しかとどまれないようで~す。
でも復活したエステラさんが兄に代わる新しい五人目のメンバーとして活躍してくれました。
エステラさんにとっては、ナドラガ神との戦いは、何重の意味でも父殺しになりました。そして神殺しでもありま~す。これについては別の記事でまたゆっくり語ろうと思いま~す。
ナドラガの精神体にトドメを刺すさいには、体調を回復した神の器たちも駆けつけてくれました。後の勝利を祝う宴会では、ヒューザにいつも美味しいところを持っていくだのいわれましたが、面倒な戦闘にほとんど参加せずにムービーで美味しいところを持っていくことが多いのは、むしろこの連中だと思いま~す。
星月夜がセレシアのミニチュア版みたいなのを振るうと、その動きに合わせて本物のセレシアも動き、ナドラガの精神体を破壊しました。こういうグランゼニスの代理人を務めるという展開であるからには、やはり人間の姿で来てよかった~。
その後、魔瘴の嵐をさけてナドラガの体から脱出しました。ナドラガの一部になっていたオルストフも、潔く敗北を認めたのか、ここでは脱出の手伝いをしてくれました。
しかしこの魔瘴の嵐の中、平気でナドラガの心臓を回収し、「竜神の宿す 創生のチカラ…… もらいうける」とか宣言した黒衣の騎士も登場しました。きっとこれがバージョン4の強敵になるんでしょうね~。
戦いの後、兄は時間切れで別の時代に渡ってしまいましたが、ナドラガの死で予言の力を取り戻したクロウズは、力強く再会を予言してくれました。
エンディング後、「いにしえの竜の解放者」の称号を得ました。