ゼフさんから、異形獣のツノの精神エネルギーの吸収・備蓄装置は王立アルケミアの成果だと聞かされたファラスさんは、またまたアルケミアに行きたいという熱意が高まってしまいました。
そして歴代アルケミア所長は同じ家に住んでいて、秘密の転送機を別個に所持しているという情報をつかんできました。
現所長ヨンゲの机の上に置きっぱなしになっていた手紙から、前所長のワグミカさんが異形獣の研究の反対派だった形跡がうかがえたので、ワグミカさんに頼んで秘密の転送機の場所を教わることにしました。
ワグミカさんは今では自由人の集落に住んでいるらしいので、作っておいたワープポイントを使って速攻で会いにいきました。
ところがファラスさんのほうが先に着いていて、暗証番号まで教わって、すでに去っていったのだそうでした。でも、ワグミカさんはファラスさんに転送機の取っ手を渡し忘れていたらしいので、一応星月夜が来た意味もありました。
ワグミカさんはセリフが老人っぽいのと酒らしきものを飲んでいたので、外見は少女でも中身は老人の可能性がありま~す。ただしファラスさんを「おっさん」呼ばわりしていたので、やはり少女なのかもしれませ~ん。
ワグミカさんの側近のモモンタルは、麦わら帽子で隠していますが、背中に魔法生物特有の赤い宝石が確認できました。
なお、ワグミカさん時代の暗唱番号は、ヨンゲさんによって変更させられていました。
でも給料の遅配に悩む侍女のママルボンさんが、暗号化されたメモを貸してくれました。
暗号を解いてファラスさんとアルケミアに乗りこむと、ちょうどヨンゲさんが自宅へと逃げようとしてきたところに鉢合わせしてしまいました。どうやらアルケミアは異形獣によって壊滅し、ヨンゲさんは命からがら転送機まで逃げてきたようでした。でも星月夜とファラスさんを国王の派遣した殺し屋だと勘違いし、危険な方向に逃げてしまいました。
なおヨンゲさんの執務室には、中心に大きなヨンゲさんの肖像画が飾ってありました。第39代所長なのだそうで~す。左が38代所長のワグミカさん、右が初代所長のケミルムングさん。この配置からすると、ヨンゲさんは自分こそ歴代で一番偉大な所長だと思い込んでいるようですね~。
アルケミア内部では、雑魚扱いになった異形獣が大量にうろついていました。戦闘になるとMPを大量に吸われてしまうので、面倒でした。
他の雑魚としては、亡者のひとだまとバロンナイトとメカバーンがいましたね。亡者のひとだまは殺されたばかりの所員の魂なのでしょう。バロンナイトには「悪の科学者たちによって魔の改造をほどこされた魔物」という設定があるので、これも異形獣と同じくアルケミアの負の遺産なのでしょう。ただメカバーンがいた理由だけは不明でした。
ガチャコッコが事務仕事をしているのは、不思議の魔塔と同じでした。なおゾーネスの生きた時代には「ガタラ」の町がすでにあったので、ほぼ確実にエテーネ王国の時代のほうが古いで~す。
蒸気が漏れているから通れない通路があるので、色々な操作をしてコンベアーを止めてバルブにたどり着かなければなりませんでした。またしても『バイオハザード』ですか~。
最終処分場でヨンゲさんに追いつき、誤解を解きました。そして異形獣の被害者たちを治すのは簡単であることと、国王がすべての黒幕であることとを聞きました。治すための装置も、国王が黒幕であるという証拠も、どちらも先進研究区画にあるらしく、ヨンゲさんは先進研究区画へのカギも所有していました。
でも、そこにまた異形獣の強化型が登場してしまいました。
この「ヘルゲゴーグ・烈」は、「強化異形獣・狂」よりもさらに強かったですね~。
白は赤よりさらに強化されているのか、それともシャンテさんの音波攻撃による弱体化がなかったせいなのか、その両方の理由が足されたのかは、謎で~す。
ヨンゲさんはヘルゲゴーグ・烈により落命しましたが、先進研究区画へのカギは残りました。
先進研究区画では、かわいいホイミスライム君たちが酷い目にあっていました。
ここで4.0時代の宝箱をコンプリートできました。
治療装置と国王が黒幕であることを証明するヨンゲさんの指針書とを入手しました。
あとここに残されていたレポートにより、今までしばしば不明だと驚かれていた異形獣の侵入経路の謎*1がわかりました。いつでも卵の状態にして簡単に持ち運べるようにしたのだそうで~す。
なお帰還後、ママルボンさんにヨンゲさんの死を知らせると、自分の失業の心配ばかりしていました。一方ワグミカさんは、皮肉をいいつつ泣いていました。