ほしづくよのドラゴンクエストX日記

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アストルティア防衛軍元帥昇進記念記事 「アストルティア防衛軍の敵軍の黒幕は魔物商人」説を提唱しま~す。

 星月夜はアストルティア防衛軍の実績をコンプリートし、元帥に昇進しました。

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 これを記念して本日は、防衛軍の敵の正体についての考察記事を発表いたしま~す。

 アストルティア防衛軍の敵の正体は、謎につつまれていま~す。

 しかし星月夜は以下の根拠から、黒幕が魔物商人ではないかと考えるようになりました。

根拠1.兵団長たちの「まめちしき」の雰囲気が、商品ナンバー7と12のものに似ている。

 まず敵の兵団長たちの「まめちしき」を確認しま~す。

※闇朱の破砕将ボーガ・・・「セルゲイナス ブルサベージを 参考に重武装・高火力を極めた 至高の作品が ついに登場! バイオレンス&ワイルドネス」

※紫炎の滅機将シュバ・・・「感情なき冷徹さをもって 敵を駆逐する機動兵器。 その究極の形が今ここに! デストロイ&ハートレス」

※深碧の魔壊将ブラゴ・・・「物理も呪文もお手のモノ! あらゆる戦況に対応できる 高い汎用性を実現! マッドネス&オールラウンド」

 どの兵団長も自然に発生したモンスターというよりは、最近開発されたばかりという雰囲気ですよね。そして開発者が必死でその性能をアピールしている雰囲気もありま~す。

 魔物商人の商品ナンバーの7と12とはこれらに似た雰囲気で~す。そちらも確認してみましょう。

※商品ナンバー7・・・・・「強固な装甲で 壁として あなたを守ってくれます。 パワーも なかなかの逸品。 販売価格 24800ゴールド」

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※商品ナンバー12・・・・「絶大なパワーが最大のウリ。 敵を全滅させたい あなたに。 攻城戦にもオススメ。 販売価格 74000ゴールド」

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根拠2.敵兵団の行動様式からも、開発者兼商人が黒幕である可能性が高い。

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 敵軍は10分経過すると、どんなに優勢でも帰還しま~す。また、勝利して獅子門を突破した場合でも、さらにグレン城を襲ったりはしませ~ん。そして、いつも獅子門の北から攻めてきますが、ランガーオ村を襲うこともありませ~ん。

 これらの行動様式から察するに、敵の兵団にとって六種族を滅ぼしたり弱体化させたりすることは、真の目的ではないようで~す。

 そうなると、陸戦用の新商品の性能のデモンストレーションか、戦闘データの採取か、その両方を目的としていると考えるべきでしょうね~。

 魔物商人はかつて空対地兵器である商品ナンバー13にレンドア島を襲わせて宣伝をしようとしたことがありま~す。なので同じ発想に立って別の事件を起こすことも十分考えられま~す。

 そして公式設定上は世界中が襲われていることになっていますが、プレイヤーが駆けつけるのはいつも獅子門なので、敵の攻撃対象の99%ぐらいは獅子門なのでしょう。これもまた、以下の理由から魔物商人黒幕説の補強証拠になりま~す。

 現代のアストルティアで一番戦争が起こりやすいのは、過去の同族同士の戦争の因縁がくすぶり続けている上に、異種族のエクゼリア王国が復興しつつある、オーグリード大陸で~す。この地での戦いに対応していることを証明し続けてこそ、商品は高く売れるというもので~す。

 そしてオーグリード大陸の中でも獅子門は、寒冷なる高山と灼熱の大地という極端な二つの環境の境目にありま~す。ここを北から突破して、その少し南でもう一暴れすることで、オーグリードのほぼあらゆる温度の地域に対応するためのデータを蓄積できたり、あらゆる地域に対応しているという宣伝もできたりするのでしょう。

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 だからこそ、どうせグレン城までは襲われないと経験的にわかっていても、防衛軍にとっては獅子門を突破されないことが、一種の勝利なので~す。

根拠3.防衛軍側のスタッフの構成は、「世界の敵の敵」というよりは、「魔物商人の敵」と「グレンの敵の敵」の連合というべきものである。

 世界共通の敵と立ち向かっているはずの防衛軍ですが、世界中をめぐっても防衛軍の制服を着た兵士や将校と会うことはありませ~ん。

 ヴェリナードにある本部のスタッフも、ヴェリナードから二名、グレンから二名、無所属が一名と、構成はかなり偏っていますね。

 本当に世界共通の敵と戦っているモンスター討伐隊とは、かなり様相が違いますね~。

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 しかし魔物商人が黒幕であることが薄々判明していた場合、ヴェリナードだけが積極的に敵を滅ぼそうとするのは自然で~す。

 世界の武力が魔物商人に依存するようになれば、現在世界中に魔法戦士団を派遣することで影響力を保っているヴェリナード*1は、一気に「普通の国」になってしまいま~す。しかも、一度は魔物商人と完全対立しているので、彼らの影響力が高まると、二重に苦しい立場になりそうで~す。

 そういうわけで、他の列強は「どうせ防衛軍が負けても困るのはヴェリナードだけだ」という理由で高みの見物を決め込んでいるのでしょう。

 例外的に、獅子門が襲われまくっているグレンだけは、現在の被害を減らすためにしぶしぶ援軍を送ったのだと思われま~す。

 ペリポンが参加した理由は、一つには名誉欲でしょうが、金が武力に直結する世界になると無職の者はますます肩身が狭くなるということもあったのかもしれませんね~。