ガズバランのしるしを持って古代に戻ると、グリエ王子を探す前にギルガラン王子に手伝いを命じられました。
よっぽど「私は予言者だ~。そして汝の方策はグリエ王子の方策に劣る~。よって大人しくしてろ~」とか言いたくなりましたが、どうせ信じてもらえないでしょうから黙っていました。
とりあえずギルガラン王子の仕事は、ゾルトグリンの部屋の調査から始まりました。
本棚を調べてわかったのですが、ゾルトグリンは鬼岩城を落とすため、人間の集団戦法やオーガの伝説を丹念に調査していたようでした。そしてランドン山脈頂上付近にいる、力を与えてくれる戦神の伝説に惹かれたようでした。
いよいよこの馬車が役立つときがきました。
九つの小国の混戦状態のため個人では入れないザマ一帯を突破して、雄峰ランドンに着きました。歩くのは無理な悪路を突破したのか、それともこの馬車の通過だけは戦時中でも許されているのか、そこらへんの事情は謎で~す。
無事に邪神の宮殿に着きました。写真に写っているのは、この時代の魔封剣姫で~す。
そして想像通り、かつて安易にドランドに勝とうとしたゾルトグリンはこの地を訪れており、どうやら戦禍の邪神との契約によりゾンガロンになったようでした。
ギルガラン王子は彼女から、自分の命と引き換えにゾンガロンを100年がかりで封印するという、あの非効率的な技を習いました。
こちらが当時の魔封士のモルガンさん。
ちなみにこの写真が現代の魔封剣姫。何らかの形で先代とモルガンさんが融合した雰囲気で~す。
技を覚えたギルガラン王子は、グリエ王子への譲位の意向についての伝言を星月夜に頼むと、一人で去っていきました。
その後、ようやくグリエ王子が見つかったので、ガズバランのしるしをあげると、ゾンガロンをより効率的に倒す方法を開発してくれました。
彼によると、元々オーガ族は、魔獣に心を与える実験によって生み出されたのだそうで~す。そしてそのためにガズバランがした作業が特殊な踊りであるということが、ガズバランのしるしをオルセコ王家の墓の一部とつなげることで判明しました。
この後、グリエ王子からはギルガラン王子を追うように頼まれました。
オルの船着き場からダズの船着き場に着きました。現代の「ダズの岩穴」で~す。
ここにいた獅子門在住のガミミさんから、ギルガラン王子が北西の「太古の氷穴」に行ったらしいと教わりました。現代の「ロンダの氷穴」で~す。
ガミミさんは獅子門に寄っていくことを勧めてくれましたが、リアリティを重視する限り、そんなヒマはありませ~ん。直行で太古の氷穴に行きました。
到着すると、いよいよ全盛期の悪鬼ゾンガロンと戦闘で~す。
時々姿を変えられましたが、ギルガラン王子がラーの鏡で助けてくれました。
この戦いに勝つと、ゾンガロンは本気を出してきました。
ギルガラン王子は殺されそうになりましたが、グリエ王子が駆けつけて身代わりとなって助けました。
さらにグリエ王子から踊りを習ったオルセコの戦士たちも駆けつけ、みんなで踊ったので、ゾンガロンを本来の歴史より100年早く封印できました。
グリエ王子は残念ながら死にました。
オルセコ闘技城に帰ると、「オーグリードの盾の盟約」が提唱され、その一環としてゾンガロンを見張るためのランガーオ村の建設が発表されました。太古の氷穴に行く過程でギルガラン王子は獅子門在住の難民の世話になったらしく、新村の建設はどうやら彼らへの恩返しをかねているようでした。
ラーの鏡をランガーオ村に設置するという雑談の途中、メレアーデさんの黒猫がやってきて、ラーの鏡に強引に映ると、いきなりメレアーデさんになりました。
このメレアーデさんは、服装こそ色々事情を知っているほうのメレアーデさんと同じでしたが、実はエテーネ王宮壊滅直後のほうのメレアーデさんで、時渡りの力で王宮からこの時代に逃げたものの、ゾンガロンの光線で黒猫に変えられていたのだそうで~す。
「この法則で鬼人国の残党も治せるかな?」と一瞬考えたのですが、多分無理でしょうね~。おそらくはギルガラン王子はラーの鏡を持って鬼人国に特攻したとき、邪魔者を減らすために一応一度は試してみたでしょうから。
とりあえず、犠牲も払ったとはいえ1287年前の問題は片づき、メレアーデさんとも合流できました~。
さて、これが現代の繭問題の解決にどうつながるのでしょうか? 続きは次回で~す。