ゲルト族の戦士見習いのエバジラさんからクエスト「ゲルト・勇気の儀式」を受注。ゲルト族を再興させるためにも、早くイニシエーションを終えて一人前になろうとしていました。
現代でも「一人前の証」を持っているのといないのとでは、行動の自由度がまるで違いますが、当時もそうだったんですね~。
これは「協力者」がいないとできない儀式であるようでした。なぜかというと、「できるだけ丈夫な植物のツル」については、自分で採りに行くのではなく、自分で指定した場所に採りに行ってもらうことになっているからのようでした。
つまり「勇気」といいつつ、実は知識も試されているわけですね。自然に対する知識が曖昧だと、曖昧な指示を受けた協力者がツルを持ち帰れなかったり不良品のツルを持ち帰ったりする可能性があるというわけで~す。全部自力でやる場合は、あてどもなく森をさまよって色々実験した挙句に一番丈夫なものを持ち帰ることもできますが、この分担作業ではそうもいきませ~ん。
エバジラさんが指定したツルは実はバンジージャンプに不向きなツルでしたが、この知識不足は現場での運と臨機応変で何とかカバーしたようでした。
アンゴさんはそうした失敗を色々指摘した挙句、それでも結局エバジラさんの一人前への昇格を認めました。
ただの度胸試しに見えて、実は様々な能力の総合評価であり、採点も非常に理屈っぽかったで~す。
延々と理論的に墜落について語っているのを聞いて、やはりアンゴさんの語源は単に「姐御」であるだけでなく「(坂口)安吾」でもあるのかもしれないと、思うようになりました~。