本稿は、ウエスタンさんの記事の中の一言をヒントに考えたもので~す。まずは御礼申し上げま~す。
最近、蘇生の効果を封じる紅殻魔スコルパイドのザオトーンが話題になっていますが、これに似た技は以前にも使われていたんですね~。勇者のザオリクすら無効化した、オルストフによる主人公殺害で~す*1。
そして使用者の容姿は随分似ていますね~。
運営視点では、まずオルストフというキャラを作って、それに似たキャラを最近出したということでしょう。俗に言う「色違い」というもので、ゲームの開発費用を浮かせるための古式ゆかしい手法で~す。
でも物語上は、「オルストフは古代魔族であるスコルパイドを参考にしてナドラガ神に作られた」という設定の可能性が高いですね~。
古代魔族たちは500年前にラダ・ガードに一時的に起こされてすぐまた封印されましたが、本来は「魔祖」とも呼ばれるほど大昔のモンスターたちで~す。ナドラガ神もその存在を知っていた可能性が高いで~す。
オルストフにとって、単に竜族の残党を手なずけるだけなら、パワーアップの形式は竜化のほうが便利ですよね。竜化って竜族にとっては権威ですから。
それでもあえてナドラガ神がサソリ型の分身を作ったのは、この形状であってこそ不死の力を乗り越える「諸行無常の力」とでもいうべき力を発揮できるというのが、この世界の道理だからとしか考えられませんね~。
暁月夜「おおさそりこそ、オルストフやスコルパイド以上にサソリに似ている真のサソリ型モンスターなのに、その諸行無常の力とやらが見当たらないぞ~」
星月夜「ふふふ。おおさそりにもあるんだな~、これが」
クエスト「秘密のサプライズ大作戦!」*2で登場した「キレキレなニッパー」には、「おおさそりのツメからのみ 採取できる」という設定と「どんな強固な資材であろうと 意のままに 切断することが できる」という設定がありま~す。
ほぼ不死身である主人公から蘇生力を奪えるオルストフとスコルパイド、どんな強固な資材も切断できるニッパーの素材を生み出すおおさそり、これらはあらゆるものに死をもたらす諸行無常の力という点で共通していますね~。
暁月夜「うーん、参った」
星月夜「なお、ここまでは80%ぐらいの自信がある話。以下は20%程度の自信しかない余談なので、あまり厳しく批判しないように」
サソリ型モンスターには、諸行無常の力以外に、もう一つ共通点がある気がしてきました。それは「知能が高い」ということで~す。
スコルパイドについては、「羅刹王バラシュナの腹心」という設定がありま~す。腹心という地位は、知能が高くなければ務まりませ~ん。
オルストフも、非常に知能が高く設定されていました。竜族全体を長年騙しきった上にナドラガ神復活を目指すには、通常の知能では不可能だと考え、このように作られたのでしょう。そのためには、竜族やレギルラッゾのような「ヒト型」では、まだまだ足りなかったのかもしれませ~ん。
暁月夜「さっきと同じ方向からの質問になるんだが、おおさそりには知力と関係のあるエピソードあったっけ?」
星月夜「ええと、「キレキレなニッパー」の「キレキレ」には、「頭脳明晰」という意味があるでしょ」
暁月夜「うーん、これは承服できぬ」
(追記)
さらに新しい事例が追加されました。詳細は記事「クエスト「ふたつの運命」 どんどん下がるヤイルの株 どんどん上がるサソリの株」にて。
(追記その2)
さらに新しい事例が追加されました。詳細は記事「クエスト「シスターたちのうわさ話」 運営の新技術の精華かも?」にて。
(追記その3)
さらに新しい事例が追加されました。詳細は記事「クエスト「お馬さんが見たい」をクリアーし、ユーライザの髪型を増やしました。またもやサソリ型モンスターの諸行無常的要素に出会いました」にて。