ほしづくよのドラゴンクエストX日記

画像は原則として株式会社スクウェア・エニックスさんにも著作権があるので転載しないで下さ~い。 初めてのかたには「傑作選」(https://hoshizukuyo.hatenablog.com/archive/category/傑作選)がオススメで~す。 コメントの掲載には時間がかかることも多いで~す。 無記名コメントは内容が優れていても不掲載としま~す。

イベント「キミとランラン春祭り」の報酬をコンプリートしました。あと予型論の話をもう一度。

 無事にゴロンちゃんの七変化を完成させ、イベント「キミとランラン春祭り」*1の報酬をコンプリートしました。

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 以下、余談。

 今年の妖精の国のイベントの内容が、なぜタマゴロンを主役にして七変化させるものだったのかについて考えたのですが、ここでもまた以前の記事でも書いた「予型論」の影響を感じました。

 4.0メインストーリーの時点では、通常のヘルゲゴーグ、通称異形獣は、ヨンゲ所長が自由に卵に戻したり孵化させたりできるようにしたという設定でした。アルケミアに遺されていた資料に、そう語られていました。

 しかし4.5前期のメインストーリーでパドレが語った設定によれば、「特別な 魔獣の卵」すなわち時獄獣キュロノスのまめちしきでいうところの発展強化型ヘルゲゴーグの卵を孵化させるためには、通常版ヘルゲゴーグのときとは違って、竜神の心臓のエネルギーが必要でした。

 そうして孵化させてもやっと「原獣プレゴーグ」になるだけであり、もっと強化したかったらゾンガロンなどを与えてやる必要がありました。

 こう見ていくと、黒衣の剣士時代のパドレがやっていた作業って、今回のイベントの内容に似ていると思いませんか?

 すなわち、「ゴロン ≒ プレゴーグの卵」、「はんじゅくスライム ≒ プレゴーグ」、「ゴロンの他の姿6種 ≒ 発展強化型ヘルゲゴーグ4種」、「アストルティアに散らばったカラフルたまご ≒ 竜神の心臓やゾンガロンなど」という類似性がありま~す。

 運営がこれについて意識的か無意識的かは不明ですが、今後も予型論を念頭に置いておくことが必要だと感じました。

クエスト「迷子の迷子のエルフちゃん」

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 改変後の歴史におけるアルウェーンで、観光客のヨシトクさんから迷子の孫を探すクエストを依頼されました。

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 このシラナミの子孫らしいモクアミ君を見つけてその面倒をみればクリアーで~す。

 「モクアミ」の語源は、白浪物の名作者である河竹黙阿弥でしょうね~。

 クリアーすると、庭具のランタンをもらえました。本来はアルウェーンのおみやげらしいで~す。

 我が家には置かなかったので、置いている人の家で撮影した写真を貼っておきま~す。

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 一番手前のほうにいるパルミオ博士が、このランタンから出てきたもので~す。

 ちなみにヨシトクさんによれば、彼女たちの一家は歴史の中で急激な浮沈を何度も繰り返してきたのだとか。

 すると「元の木阿弥」もモクアミのもう一つの語源なのかもしれませんね~。

クエスト「アンケートにご協力をー♪」をクリアーし、あの光球の謎の暫定的な仮説もできました。 & 4.5前期時代のクエストボスコンプリート

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 奉仕室ペコリアさんからクエスト「アンケートにご協力をー♪」を依頼されました。

 バーチャルリアリティーの世界でプクラスになってゴフェル計画を邪魔する災厄の王軍と戦うゲームの、テストプレイヤーになってほしいとのことでした。

 ただしこのゲームは、史料を元にしつつも現代風のアレンジを加えたものらしいので、歴史の完全な再現ではないようで~す。

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 じゃじゃ~ん!

 外見だけでなく能力値も変わりました。メモしておきましょう。

さいだいHP 508

さいだいMP 353

こうげき力 460 (ちから0 そうび460)

しゅび力 300 (みのまもり0 そうび300)

こうげき魔力 222

かいふく魔力 256

すばやさ 366

きようさ 303

おしゃれさ 308 (みりょく0 そうび308)

おもさ 105

じゅもん 皆無

とくぎ 強化ガジェットZ式(消費MP10)・はやぶさ斬り・グランドプクロス(消費MP15)・ロストアタック・零の洗礼・ハッスルダンス・プラズマリムーバー

 個人としての「ちから」や「みのまもり」や「みりょく」が0で、「こうげき力」・「しゅび力」・「おしゃれさ」が装備に頼り切りであり、逆に他の部分については装備の数値が0であるという点で、妖精図書館と同じ*1でした。

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 後ろにいる四人と組んでボス「リルクリムゾン」を倒すのが最終目標で~す。

 ただし途中の雑魚との連戦においては四人中一名をパーティから外して、別の任務を与えなければなりませ~ん。

 ボスの直前でどうせ全快しますし、雑魚に負ける心配はほぼないので、特にこだわりがない人は僧侶キッスイを外せば早く終わるのでオススメで~す。

 でもせっかくなので全員のデータをメモしておきましょう。

※オルタ

戦士

レベル 73

さいだいHP 465

さいだいMP 189

こうげき力 501

しゅび力 366

こうげき魔力 98

かいふく魔力 106

すばやさ 310

きようさ 250

おしゃれさ 194

おもさ 237

じゅもん 皆無

特技 閲覧不能(他の三人もそうなので、以下省略)

※キッスイ

僧侶

レベル 70

さいだいHP 321

さいだいMP 254

こうげき力 226

しゅび力 265

こうげき魔力 115

かいふく魔力 352

すばやさ 183

きようさ 144

おしゃれさ 177

おもさ 133

じゅもん ベホイミベホマラーザオラルスクルト

※シャーン

武闘家

レベル 71

さいだいHP 477

さいだいMP 151

こうげき力 457

しゅび力 290

こうげき魔力 80

かいふく魔力 90

すばやさ 466

きようさ 375

おしゃれさ 256

おもさ 155

じゅもん 皆無

※ヒコッツィ

賢者

レベル 68

さいだいHP 360

さいだいMP 386

こうげき力 205

しゅび力 261

こうげき魔力 354

かいふく魔力 278

すばやさ 264

きようさ 211

おしゃれさ 245

おもさ 166

じゅもん ベホイムベホマラーザオリクイオナズンイオグランデ

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 途中の雑魚を倒すと、そのモンスターの累計討伐数がちゃんと上昇する仕様でした。

 すると架空の敵を倒したことを理由に、モンスター討伐隊から1匹当たり0.01枚の小さなメダルが支給されるということになりますね~。本当にいいのかな~、それで。

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 途中の道で見つけた光球。アルウェーンの側を飛び、こちらのズームに合わせて即座に大きさを変えるあの謎の光球*2*3にそっくり。

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 やはりズームすると縮む。

 まあこれはバーチャルなので特に不思議ではないですけどね。

 そう思った瞬間、やっとあの謎の光球についての仮説が一つ思いつきました。

 「あの疑似太陽は、アルウェーンのシステムがこちらの脳に直接働きかけて見せている幻覚なのだ」と。

 すなわち客観的存在ではなく主観的存在だったからこそ、一人一人のカメラのズームに合わせて大きさを自在に変えられたので~す。

 4.4時代は劣悪な仮説すら一つも思いつかなかったので、これでようやくスッキリしました。

 ひょっとしたら仮想現実を強調したこのクエストは、あの光球の遠回しな解答編だったのかもしれませ~ん。

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 ちなみに星々はこの方向を見ると反時計回りをしているように見え、逆方向だと時計回りに見えま~す。

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 その後、ボス戦の部屋に行くと、外の星々がまったく動いていませんでした。

 「我々がこの部屋に入ったとたんに、このエレベーターの軌道の部分だけアストルステーションと別の動きを始めた」という設定なんでしょうかね~?

 ここでリルクリムゾンを倒し、4.5前期時代のクエストボスをコンプリートしました。

 最後に満足度を聞かれました。

 ここ数ヶ月の謎が解けたんですから、当然ながら最高点をつけておきました。

夕月夜「ゲームの楽しみかたも評価方法も、なんか奇道ですね~」

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 報酬に変な置物をもらいました。

暗黒の星竜機を倒し、4.5前期時代の邪神の宮殿のモンスターをコンプリート

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 天獄の新しいボスである暗黒の星竜機を倒し、4.5前期時代の邪神の宮殿のモンスターをコンプリートしました。

 モンスターのリストでは同時期に配信された「真紅の殺人機械」(https://hoshizukuyo.hatenablog.com/entry/2019/03/26/130000)より先に登場するので、そこそこ楽だろうとか予想していたのですが、こちらのほうがはるかに苦労しましたね~。

 初見殺し技が多かったという点を差し引いても、おそらく天獄では現在最強だと思いま~す。

 報酬面でも、経験値や特訓ポイントは今までの天獄と同じで、ゴールドにおいては天獄史上最高となっており、「星竜機の回が一番難しいよ」というのは運営の実感でもありそうで~す。

衣装にこだわりつつクエスト「キミとランラン春祭り」をクリアーしました。報酬の「お花のパールピアス」もすぐ使いました。

0.序

 エストとしての「キミとランラン春祭り」をクリアーしてきました。本日はその紹介記事で~す。

 なぜ「クエストとしての」とつけたのかについては、後述しま~す。

1.新出の関係者たちの紹介と分析

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 クエストの依頼者は黄色い服を着たミキさん。背後にいる白い服のランさんはその妹。地面にいるタマゴロンのゴロンは、サンディからポワン様への贈り物で~す。

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 少し離れた場所にタマゴ交換屋のエギーさん。

 どうやら今回の関係者の名前は、全員タマゴが元ネタのようですね~。ミキさんは「黄身」。ランさんは「卵」。エギーさんは"egg"。

 そしてミキさんとランさんはキャンディーズのメンバーも元ネタでしょうね~。

 さらに「キミとランラン春祭り」ということで、ミキさんは「君」、ランさんは「ランラン」も元ネタで~す。

 またアストルティアに来る妖精の名前は花が元ネタであるというこれまでの原則に従うなら、ランさんは「蘭」も元ネタですね。ミキさんについては、花との関連性は不明で~す。

 四重の意味がある人物というのは、非常に珍しいですね~。

2.クエスト本編

 ゴロンを孵化させる力がカラフルなタマゴの形となってアストルティアに散らばってしまったので、それを発見できる特別な状態のドルボードに乗って拾い集めるというのが、今回のクエストの内容でした。

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 そのドルボードとは、こんな形状でした。

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 妖精のイベントだからということで、シラナミブランドの妖精のころもセットを着てきましたが、白身の中の黄身の中にまた白い部分があるように見えてしまい、どうも見栄えがよくありませんでした。

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 そこで中心部分が黄色でありかつタマゴと深い縁のある「ふ化ふ化な衣装」に着替えました。

 このためにクエスト「審査員募集中」のリプレイもしました。

雨月「こだわりが強すぎや」

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 自分なりに納得のいく状態になりました。

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 タマゴも続々と見つかりました。

 必要な分を集め終えると、妖精の国へ行けました。

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 タマゴロンは多くの作品でスライム系として扱われているので、今年は妖精の国ではタマゴロン型になれるのではないかとひそかに期待していましたが、去年*1と同じくぶちスライムでした。

 まあ十分かわいいんですけどね。

 ここでタマゴロンが「はんじゅくスライム」になって、みんなに玉子焼きを配って大団円となりました。

3.報酬

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 報酬の「お花のパールピアス」は、特技ダメージ版の死神のピアス*2の外見にしました。

 三種類持っている死神のピアスを外見で見分けられるように、内二つの外見をスライムにちなんだ顔アクセにするというプロジェクトを以前なしとげましたが*3、せっかくなので三つとも外見を変えてしまおうという気になっていたので~す。

 そしてはんじゅくスライムの孵化に協力したことによるこの報酬もまた、広い意味ではスライムにちなんだ顔アクセかな~、と思ったので~す。

4.後日談の内容紹介

 クエストの後日談の内容は、タマゴロンに戻ってしまったゴロンに力を与えなおすことで7種類のモンスターへと変化させるというものでした。力の配分によってどのモンスターになるかが変わり、新しい形態を達成するごとに追加の報酬をもらえるようでした。

 これについては15日以降にならないと楽しみつくせない内容となっていました。現在ゴロンがなれるモンスターはまだ4種類であり、もう3種類が15日に解放されるようで~す。

5.問題点の指摘

 ここにいたって、今回のイベントの問題点が浮上しました。

 本稿の冒頭で「クエストとしての」という言い回しをした理由は、今回はイベントの題名も「キミとランラン春祭り」だからで~す。

 つまりクエスト「キミとランラン春祭り」をクリアーしても、イベント「キミとランラン春祭り」はまだ始まったばかりだということになりま~す。

 イベントの大部分が単一のクエストによって占められている場合には、イベント名とその中のクエスト名が一致していても違和感がありませ~ん。でも今回はかなり骨太な後日談を含めてのイベントであり、しかもその後日談はクエストの配信当日には終わらないものだったので、強烈な違和感がありました。

 この点は次回から改善してほしいですね~。

4.5メインストーリー その6 後日談 & 4.5前期時代の宝箱をコンプリート

 本日はキュロノス討伐の後日談で~す。

 まず世界宿屋協会の人と話すと、キュルルから預かっていたというスキルブックをくれました。

 肉体が滅んでも見守り続けるというキュルルの宣言は、単なる社交辞令ではなかったのかもしれませんね~。

 でも意地悪く解釈するなら、実は肉体があったころからスキルブックを密かに入手しており、決戦前夜に手渡しすればキュロノスに勝つ確率が高まっていたはずでありながら、あえてお預けをくらわせてきたのかもしれませんね~。

 さてこのスキルブックで、「メモ その18」時代よりも各18職で1ポイントずつ余裕ができたので、18ポイントを自由に割り振れると考えました。

 ちょうど「おどり」が82だったので、まずはこれを100にしようとしました。

 でもよくよく考えてみると、そもそも踊り子自身が持っているポイントの合計は236なので、「うた」に150ふるともう「おどり」には86までしかふれませんでした。

 かといって今さら20前後余ったポイントを格闘などにふったところでほとんど意味はありませ~ん。

 そういうわけで当分は現在の配分を維持しようと考えました。

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 この写真は、今回の件で時渡りのチカラを使い果たして白髪になったメレアーデさんで~す。

 帰還後は軍団長室で政治を行うことにしたようですが、副団長のセオドルトを軍団長に昇格させ、また自分は新王に即位をしようとせず、代行の地位にとどまっているようで~す。何か深い考えがありそうですね~。

 ちなみに母上はパドレア邸に置いてきたようでした。そしてパドレア邸のその後の扱いについては明言を避けられてしまいました。

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 昨日の記事でミアミアさんからもらった情報に従ってスレア海岸北にいくと、元浮島が一島だけ発見できました。

 あれがパドレア邸なのか、そして他にも浮島が転送されたのかといった情報はありませ~ん。

 ただし普通に考えるなら、隕石を分離して大エテーネ島だけ現代に転送するさいに、浮島まで連れてくるには、その浮島の持ち主と交渉して着陸または着水してもらう必要がありそうで~す。

 だから仮にあの一島だけを運んできたのだとしたら、それはほぼ確実にパドレア邸でしょうね~。

 現代に来た大エテーネ島はエテーネルキューブで移動できない上に、自由人の集落と辺境警備隊詰所はもう一度ずつ訪問しないとメガルーラストーンにも登録されないので、後日談の収集をかねて訪問しました。

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 自由人の集落では、住民の大半が東の小エテーネ島に移住した直後に島全体の時渡りに巻き込まれたようで、後発組だけが現代に来てしまったようでした。そして住民はまだ、先発組ともうすぐ会えると信じているようでした。

 なお辺境警備隊詰所のラゴウ隊長が夜逃げをし、彼もまたこの自由人の先発隊に合流して小エテーネ島に渡ってしまったようでした。

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 そして王宮とともに消えたと思われていたジャベリ参謀が実は生きていたらしく、詰所で保護されていました。

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 異形獣に倒されたイガラさんとディークさんが、ソルパさんに一歩遅れて復活していました。

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 第二次ゴフェル計画が歴史から消えたことで、アルウェーンは「ラグアス王子が見た予知夢である4.4の物語を演じる観光船」という設定になっていました。

 また今までは正式に即位する気配のなかったラグアス王子ですが、フハホ君が「ラグアス王」と呼んでいたので、改変後の歴史ではちゃんと即位できたようでした。

 5.0でまた新たなる世界滅亡の脅威とかが来て未来が揺らいだら、またこの設定も変わるんでしょうかね~?

 不謹慎ながら楽しみで~す。

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 歴史が変わったせいか、改変前は休業中だったプレイゾーン西がちゃんと運営されており、ここで4.5前期時代の宝箱をコンプリートできました。

 一方、5000年前の世界から見て2000年後の未来であるウルベアの歴史は変わっていませんでした。相変わらずグルヤンラシュはエテーネの滅亡が地脈エネルギーの減少のせいだと思い込んで帝国技術庁周辺を砂漠化させた人物ということになっていました。

 でもこれは矛盾ではないでしょう。小エテーネ島に置き去りにされた自由人たちが、一夜にして大エテーネ島が消えるのを見て、さらに隕石はまだ落ちきっていなくて着水は約100年後だということになると、「祖国の滅亡の原因は地脈エネルギーの枯渇による水没だ」という仮説を立ててそれを文献化して後世に遺すのは当然で~す。まして自由人の集落ではメガロダインの死後も地震終息宣言が信じられていませんでしたから。

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 時の牢獄の手がかりになるかもしれないと思い、ファラス終焉の地に来てみたら、まだ父上の記憶の世界が存在していました。

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 でも時空の狭間の父上は、残像的な幻影でした。

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 ファラスは対話可能でした。おそらく本物の魂で~す。

 でもここに魂が残留してしまったからこそ、肉体が復活できなかったのかもしれませんね。星月夜も3.5後期で魂が抜けた時はザオリクが効きませんでしたから*1

 そしてこれこそが、時渡りの力がないのに他人の力で時渡りをしたときの呪いの、ファラスにおける顕現だったのかもしれませ~ん。5012年の時を渡ったのに受けた呪いがすぐ治る記憶喪失程度では、60年の時を渡っただけで兄が受けた呪いの内容と比べて、生温すぎますからね~。

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 ファラスといえばこの人、ヒストリカ博士。

 クエスト「流星の追憶」*2では「証拠となる遺跡が見つからなくて」研究が行き詰り、その後に会うと文献調査ばかりしていました。

 エテーネ王国全体が現代に来た今では、彼女の研究を裏づける証拠だらけの世界となりましたが、セリフにはまだ何の変化もありませんでした。

4.5メインストーリー その5 最終決戦

 時の牢獄については、父上が犠牲となってその場に残ってくれたおかげで脱出できました。まあそのうち父上も助けにいくで~す。どうせ外から見て数年後に救出しても、中ではあんまり時間が経過してないでしょうから、飢死の心配はないでしょう。

 着いたところは荒れ果てた「終末の風景」。どうやら外の世界では数ヶ月経過していたらしく、すべての生命はキュロノスにより滅ぼされつくしていました。グランゼドーラ城や不思議の魔塔は半壊していました。

 こんな状態でキュロノスに勝ったとしても、「自分はこの星の唯一の生命なり!」と叫ぶ権利を奪えるだけであり、しばらくすると飢え死にするでしょうから、未来の利益を考えるならばほぼ無意味で~す。

 でも相手がこちらを排除しようとしてきたので、仕方なく戦いました。まあ勝てば数日分の寿命は確保できますし、生きとし生ける者すべての仇討にもなるでしょう。

 ネタバレ回避のためキュロノスの最終形態「時元神キュロノス」は撮影しませんでしたが、写真を撮影する余裕がなかったと思われるのも業腹なので、キュロノスが映らないように戦闘シーンを撮影しました。

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 中盤あたり。

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 終盤。

 一応ラスボスだけあってそこそこ強かったのですが、数ヶ月で全生命を滅ぼせるほど強いかというと、そうは思えませんでしたね~。

 生命って、一定の地域で根絶やしにしても、すぐ別の地域から種とかが飛んできて増えちゃいますからね~。

 そこでどうやって全生命を滅ぼしたのか、いくつか仮説を立ててみました。

※仮説1.世界中の地脈エネルギーを吸い取って諸大陸を海に沈め、最後にグランゼドーラ周辺だけ自力で焼いた。

 これだと、海洋生物は生き延びてしまいますね~。

※仮説2.宇宙を漂う様々な隕石の速度を操作し、地上に超高速で落としまくった。

 これだと、不思議の魔塔やグランゼドーラ城の残骸が原型を保っていることの説明が難しいですね~。

※仮説3.数ヶ月で無力化するものの、それまでは最強の毒やウィルスを撒きまくった。これは生物が素材なので、生物を滅ぼし尽くした後はもう二度と作れない。

 なかなかいい説ですが、建物を破壊したりする必然性がないですね~。あと宇宙から新しい強力な生命体が来たときに備え、多少の毒を保持していてもいい気がしま~す。

※仮説4.自分以外の時間をとめて、本人時間で数万年かけて、全生命を丹念に駆除しつくした。

 これが一番かな~?

 近接戦闘の能力はそこそこでしたが、時間を操る術をキュルルが無効化してくれないとかなり困る相手でしたから。

 とりあえずキュロノスのチート技はキュルルが封じ、あとは肉弾戦で星月夜が倒しました。

 戦闘自体はフィルグレアなんかよりずーっとずーっと楽でしたが、物語上はキュルルというチートがこちらにもいて、なおかつ「時獄獣キュロノス」のときと同じく相手が「ぶんれつ」もできるはずなのにあえてそれをしない性格だったからこそ、勝てたようなものでした。

 そういえばナドラガのときも、ブオーンと六大神獣で袋叩きにして、コアの部分だけ主人公に倒させていましたね~*1

 こういう「ラスボスに勝てた要因は本人の実力のみではない」という物語を作っておくのは、3rdディスク以後においては正しい傾向だと思いますよ~。だって互いに全力で真っ向勝負したラスボスがフィルグレアより弱かったら、興醒めですもん。

 倒すとナドラグルと同じく小さなタネを落としました*2。「戦禍のタネ」だそうで~す。

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 さて、この全生命が滅んだ世界に、突如5000年前の世界から大エテーネ島があらわれました。

 どうやらメレアーデさんが、キュレクスの船を使い、安全な方法で島ごと現代に持ってきたようでした。

 さらにはキュロノスを倒したときに内部から流出した時渡りのチカラが一気に永久時環に貯まり、満タンの時しかできない作業ができるようになったようでした。

 それは「キュロノスの死」だけ固定して、それ以外の時間を戻すというものでした。

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 キュルルがこの作業をしてくれたことにより、事態はすべて都合よく解決しました。

 色々と文句をいっている人もいるようですが、星月夜はなかなか優れた物語の収束だったと思いますよ~。歴史は原則として微修正しかできないという設定をしっかり守りつつ、それでいて滅びの未来は回避できたわけですから。

 キュルルはチカラを使い果たして、肉体は失ってしまいましたが、今後も見守ってくれるようでした。

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 さて、この清々しい世界になりましたが、写真にはどことなく違和感がありますね~。

 そう、浮島がない!

 住民に話を聞くと、王立アルケミアが消えたと言っていたので、浮き島までは現代に連れてこられなかったという設定なのでしょうね~。

 浮島より低い場所にあった隕石を過去に置き去りにするためには、これは仕方のないことだったと思いま~す。

 「浮島の住民たちの多くは、東の小エテーネ島に着陸して土着できたんだ」と信じたいで~す。あと王族は時渡りができるので、今後徐々に現代に来る者もいるかもしれませんね~。

 その後、マデ島にメレアーデさんを迎えにいくと、「未来への導き手」の称号をここでようやく入手できました。

 またここでやっと冒険の書の★マークが一つ増えました。