3.0の物語では、六人の種族の代表者のうち、マイユさんとダストンさんは守りきり、アンルシア様とラグアス王子は兄が確保し、フウラちゃんとヒューザは竜族の手に落ちてしまいました。
「風乗り様」を失い、さぞかしアズランの風もゲーム開始直後と同じぐらいよどんでいるだろうと思ったのですが、ゴンシュさんの発言を聞くと、相変わらず気持ちがいい風がふいているみたいです。
3.0最後の夜は、この件について考えてみたいと思いま~す。
仮説1 「一回前の儀式の効果がまだ残っている」
さらわれる前に行った最後の風送りの儀の効果がまだ続いているというだけなのかもしれませ~ん。
この場合、ストーリーを進めていけばやがてゴンシュさんの発言の内容も変化していきそうで~す。
仮説2 「別の原因で風がよどんでいない」
暗黒大樹の魔瘴吸収能力は、ついこの前まで限界に達しておりました。でもハッパ君の定期的なメンテナンスが始まって以来、また大陸の魔瘴を吸収できるようになったみたいで~す。
しかもヒメア様が最近、新たな世界樹を誕生させました~。
こうした樹木の力により、空気中の魔瘴濃度が一気に低下したのであれば、風送りの儀を行わなくても風はよどまないのかもしれませ~ん。
仮説3 「風にとって重要なのは儀式よりも風乗りとの相性」
最後に、ゴンシュさんの「新しい風が フウラおじょうさんを認めて アズランに 集まってくれたんだよ!」という発言を、比喩表現としてではなく逐語的に解釈してみました。
そうすると、「風」には意思があることになりま~す。風は、儀式による物理的作用で変化するのではなく、風送りの儀を行う風乗りを何らかの基準で高く評価した場合に、自発的に変化してくれるというわけで~す。
だから風乗りの地位にある者が生きている場合には、不可抗力によって風送りの儀が行われなくなったとしても、ちゃんとアズランを浄化し続けてくれるのでしょう。