魔炎鳥討伐隊のただ一人の生き残りのギダさんの様態が、エステラさんの看護で回復してきたので、詳しい話を聞いてみました。
ギダさんだけが逃げ帰ってきたのは、兄であるレゼロさんの命令であって、決して怯懦からではないと判明しました。レゼロさんには深い考えがあったらしく、かつて炎樹の丘に埋めた楽器を掘り出し、ある音楽を奏でるところまで、遺命していたみたいで~す。
とりあえずエステラさんとギダさんを連れて炎樹の丘に向かいました。
途中の道には高価なものも落ちていますが、そういうもののそばにはマグマロンが潜んでいることが多いで~す。地中ゴーグルがあると便利ですね。
発掘した楽器でギダさんが音楽を奏でたところ、エステラさんはそれが聖鳥の怒りを鎮める曲だと気づきました。
そこで、これを使って事件を解決してみようということになりました~。
魔炎鳥の巣がある煉獄の谷では、一部の行き止まりの先にも道が見えました。ひょっとしたら今後、行けるようになるのかもしれません。
魔炎鳥は空を飛んでいるので、遠隔攻撃ができたほうがいいと考え、魔法構成で挑みました。星月夜が魔法使い、サポートに僧侶と賢者、仲間モンスターにドラキーのヌクテリス君。
最初の一戦はかっこいい写真を撮影するための捨て回にしようと思っていたのですが、一分ぐらいかけてこの写真を撮影した後もみんなが生き残っていたので、一応全力を尽くしてみました。すると、結局勝ってしまいました。
ただし、構成が正しかったかというと、自信がありませ~ん。賢者さんはせっかく「まりょくのうた」の恩恵を受けても、なぜかほとんど攻撃魔法をつかってくれず、ロストアタックマニアになっていました。戦いが終わった時、他のみんなのMPがボロボロの状態である中、賢者さんのMPだけがほぼ満タンでした。これから挑もうとする読者のみなさんは、星月夜のパーティ構成を安易に成功例に分類しない方がいいと思いま~す。
私見では、自分こそが賢者になって攻撃魔法と回復魔法とを臨機応変で使い分け、サポートに魔法使いを招いてひたすら攻撃させれば、おそらくもっと簡単に勝てたと思いま~す。サポート魔法使いのMPが心配かもしれませんが、魔炎鳥にマホトラがよく効くことは、ヌクテリス君が確かめてくれました~。
戦いの後、魔炎鳥は音楽の力で本来の姿を取り戻しました。この鳥は本来はこの世界の守護者であったらしく、それが「邪悪なる意志」のせいで魔物になってしまっていたみたいで~す。
これでアペカの村の事件は解決しましたが、少々物足りない気分にもなりました。
まずシナリオについてですが、「空中の高熱源体に地上の人々が苦しみ、人心も荒廃するが、それまで馬鹿にされていた立場の人物の努力の甲斐もあって、事件は解決する」という流れは、ほとんど1.0のレイダメテスの話と同じで、新鮮味がなかったで~す。
ボスの設定も、アストルティアにおける災厄の王とほとんど同じ立場でした。
ボスの強さも、上述の通り、写真撮影に専念したりパーティの構成に事実上失敗したりしても何とか勝ててしまったりと、少々張り合いがないものでした。3.0の多彩な中ボスたちの方が強かった気がしま~す。
次の町の話に期待するしかないですね~。