『アストルティア創世記』を購入した直後の日記でも書いたのですが、星月夜がこのブログで提唱した仮説のうち、完全に間違いだと判明したものがありま~す。
それは、「3.0ドルワーム編を、賢者縛りで攻略」という記事で書いた、「グルヤンラシュが起こしたウルベア・ガテリア間の戦争は、約2000年続いたということになりま~す」というもので~す。
これは『アストルティア創世記』の年表によって完全に否定されました。ガテリア皇国は3000年前の開戦の後、すぐに滅んでしまったそうで~す。
星月夜の旧説の根拠は二つありましたが、このうちの一方は星月夜のほうが被害者であると思いま~す。
『蒼天のソウラ』の第3巻の82ページで、エストリスが「ここでガテリアと戦う兵器を作っていたんだ ま…もう千年以上昔の話だけどね」と発言していま~す。
3000年以上前もまた「千年以上昔」であるので、この発言は理論上は嘘ではありませ~ん。しかし一般的な言葉の使い方からはあまりにもかけ離れていま~す。「1000年以上」と言われたら「1000年以上2000年以下」を意味すると理解するのが常識人の態度でありましょう。
しかしもう一方の根拠については、たしかに星月夜の勇み足だったと反省しておりま~す。
ルドラの「まめちしき2」には「身体の弱いファラオで機械の身体を欲したという。他国から取り寄せたカラクリはガテリア皇国産だった」と書かれていま~す。
これを読んで、当時は「ルドラの時代にはまだガテリアは存続していたのだ!」と決めつけてしまっていました。でも、もしガテリアからの直輸入なら輸入元の「他国」と生産国の「ガテリア皇国」とを分けて記載する可能性は低そうで~す。
おそらく、3000年以上前にガテリア皇国で大昔に作られた、体の弱い人むけの機械の身体は、使用者の脳の寿命までは変化させられなかったので、搭載された脳が死亡するたびに、相続人から次の使用者へと転売されていったのでしょう。この転売はガテリア皇国が滅んだ後も続き、やがてルドラの所有物になったのだと思いま~す。
ただし当時のルドラの国には死んだ王をアンデッド化する技術があったため、ルドラの脳が半分死んだ状態になった後も機械の身体は必要となり、そのためそれ以降の転売が行われなかったのでしょう。
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