ナドラガ教団幹部の名前の由来について、オルストフは「島」*1または「オルトロス」*2、エステラは「星」*3であるとする推測を、過去の記事で発表しました。
本日はこれらの記事の続編として、傲岸不遜な神官長ナダイアの名前の由来を考えてみま~す。
「ナダイア」という名前について考え始めると、どうしてもその発音から「ナドラガ」との関連性のほうに発想が引きずられてしまいますよね。
星月夜も、ナダイアとナドラガとの間の強い結びつきについては肯定する立場で~す。
しかしながら星月夜は、ナドラガ以上の影響力を持った語源も存在すると考えていま~す。
それは、「ダイアナ」で~す。「ダイアナ」という文字の並びをほんの少し変えるだけで、「ナダイア」になりま~す。
「ダイアナ」とは、月の女神「ディアーナ」の英語読みで~す。
ざっと検索した限りでは、ナダイアの語源がダイアナ、ひいてはディアーナだと気づいている先行研究は見当たりませんでした。にへへ~。
「ナドラガ」の名に引き寄せられてしまうのみならず、神官長ナダイアの男性的な風貌が、月の女神を思い起こさせることを邪魔しているのかもしれませんね。
こうしてエステラが星ならナダイアは月であるという結論にいたりました。
星月夜「そしてこの星と月とを統括する上司に相応しいのは、この私、解放者星月夜をおいて他におるまい!」