フィナさんを探しにガイオス古海にいくと、前に会ったときにはややよそよそしかった海賊たちが、より親和的になっていました。船に住み着いた大ダコにとことん弱り果ててしまったせいで、よそ者に頼らざるをえなくなったようで～す。
星月夜は伝説の鉾を使ってタコを撃退しました。
船内もすっきりし、宝箱がいくつか拾えました。
また船が軽くなったことで、道も開けたようで～す。
船長の心もかなりすっきりしたようですが、昇天の前にもうひと暴れするとかいっていました。
フィナさん捜索という大目的のために、小さな悪を栄えさせてしまったのは残念で～す。しかしまあ、フウラ・ラグアス・マイユ・ダストンというわずか四名を救うために伝説の邪神の復活に手を貸すという解放者活動よりかは、ずっとマシですね～。
海賊たちは「タコ殺しの星月夜さん」と呼んでくれましたが、実際にはタコは逃げただけであり、まだどこかで生きてそうです。
きっとアルゴングレートのときのように、追加のサブストーリーで戦う破目になりそうで～す。
この後、ヒューザと合流し、そのついでに白いフードの男にさらわれてからの話を聞かせてもらいました。
あの一団からなんとか逃げ出せたものの、大怪我をしてしまい、死線をさまよっていたところをフィナさんに助けられたそうで～す。そして声の出ないフィナさんと会話できる能力を青の騎士団に見抜かれ、専属の騎士に抜擢されたのだとか。
ここで少し気になったのは、ジュレットの町の地下にあるジュレイダ連塔遺跡でさらわれたヒューザが、「ヴェリナードでさらわれた」といっていたことで～す。
ジュレットの町は町長にキーエンブレムの授与権があるなど、レンドアやラッカランを上回る自治権の強さが感じられますが、それでも所詮はヴェリナードの一部なのかもしれませんね。
以前書いた「最強国家ヴェリナード」の第二版を、そろそろ書きたくなってきましたよ～。
古海の一番奥の深海のほこらというところまでいくと、フィナさんが倒れていました。そして邪悪なる意志の部下たちに襲われていました。
「祈りの秘跡の前から通路は大ダコに住み着かれた沈没船で塞がれていたのに、フィナさんはどうやって秘跡の後にここまで来れたんでしょうかね～？」と思ったのですが、のちにこれが大人の事情なんかではなく、重要な伏線だったと判明しま～す。
ここのボスは深淵魚キュラス。名前はギリシア神話の"Σκύλλα"（スキュラ）からとったものでしょう。
独特のコネクションを持っているようで、「なかまよび」で登場するモンスターは、フィールド上では会えない連中ばかりで～す。
くらやみ飛天も、部下が特殊な連中ばかりだったので、似たような立場なのかもしれませ～ん。
キュラスを倒すと黒いコートの男があらわれ、キュラスを粛清がてらフィナさんを重病にします。フィナさんを殺そうと思えば殺せたであろうに、あえて重病にするにとどめたのには、彼なりの遠大な計画があったのでしょうね。ちょうど冥闇の聖塔でエステラさんや星月夜を殺さなかったのと同じように。
そしてフィナさん流の救済活動を批判した挙句、「竜族は 絶え間なき 苦しみの果てに 神代の罪を あがない終えるのだ」と主張していました。彼の計画については、いつか稿を改めてゆっくりと考えたいと思いま～す。
なお、ムービー終了後に周囲を見渡すと、マリーヌ神の石像がありました。フィナさんがしばしばこっそりガイオス古海に来るのは、マリーヌの礼拝が目的だったみたいですね。町ではカシャルを崇拝する宗教を主宰し、裏ではこっそり自分だけ別の神を拝んでいたというわけで～す。
このあとシオンさんにより、フィナさんがかかった病気が「クロモノス熱」であると判明します。唯一の薬である「虹色ヤシの実」は、数千年前に巨大生物によって島ごと食われてしまったのだとか。でもエイブラム船長が最近何か、これに関する耳よりの情報を掴んだらしいので、会ってこいとのことでした。
うわー、面倒ですね～。それにエイブラム船長に会うためには、船賃の200ゴールドを自腹で出さなければなりませ～ん。
そしてエイブラム船長からは、謎の巨大生物については黄葉商店のピヨピヨさんに聞けという情報がもたらされました。たらいまわしが続きます。
で、ピヨピヨさんには予想通り1414ゴールドの海図を買わされました。
大魔王は人々の健康のためにアルゴンハートを生み出すアルゴングレートを復活させてくれたのだから、虹色ヤシの実についても偽の世界で復活させておいてくれればよかったのにな～。な～。
