先々月と先月の魔塔では、縛りプレイで封印しているわけでもないのに今までほとんど使ったことのない、ムチとブーメランの体験をしてきました*1*2。
そして今月は、やはり体験してみたいという好奇心とブログのネタ作りとをかねて、格闘スキルで挑んでみました。
格闘って、初期設定からしてなんか不遇でしたよね。「裂鋼拳」とか「必中拳」などのいかにも格闘っぽい特技を爪に奪われてましたし。
使用のされかたも、普段は魔法職を極めている人が「物理は全部これ」みたいに取得していることが多いですよね。そのせいで、元々かなり弱いスキルに、一層「弱さ」のイメージがまとわりついている気がします。
また高レベル用の新しい武器が導入されるたびに、カンスト勢における武器を持っている人と格闘の人の格差は徐々に拡大してきたといえます。
さらには、一昨年の末における武器持ちに有利な戦神のベルトの導入と、昨年末におけるその強化により、格闘はどんどん弱者専用という立場に追い込まれています。
そんなわけで、普段の冒険で格闘を楽しもうとするとかなりの縛りプレイになってしまうので、とりあえず魔塔の中で試してみようと考えたのです。
そして、スキルはまず格闘を150にする縛りと、職業は格闘のイメージに一番お似合いの武闘家を選択する縛りを、導入しました。不遇スキルに不遇職という、夢のコラボが実現で~す。
1階。格闘の状態だと「バトルポーズ」と「バトルポーズ改」のポーズが同じで~す。
ここからしばらくは、「弱い武器よりばくれつけん」という法則のおかげで、むしろ楽でした。メタル系にも強いので、レベルも上げやすかったで~す。
縛りプレイでなくても、「1~10階は格闘」というのは、案外悪くないかもですね。
4階。無事にクリアーで~す。
ここまでに貯めたお金で、5階の錬金屋で「冒険者の盾」の錬金を一気にがんばりました。
今までは錬金屋は15階のしか使ってませんでした。5・10階では、せっかくお金を払っても、次の階でもっといい装備が入手できるかもしれないという不安があったからで~す。
でも魔塔で武闘家が装備できる盾といったらこれしかないので、ある意味では安心できました。
9階。加わった魔法戦士のバイシオンのおかげで、格闘の弱さが目立ちませんでした。
14階。そろそろばくれつけんが武器に劣る時期になりました。しかも加わったのが僧侶・パラディン・まもの使いだったので、格闘の弱さが目立ちましたね。かなり苦労しましたよ。
19階。武闘家・僧侶・パラディン・踊り子のパーティ。かなり弱かったで~す。配給のせかいじゅの葉を全部使った挙句に負けてしまったので、一度15階まで戻りました。
19階その2。僧侶と賢者がいる、奇跡の安全パーティになりました。当然楽勝でした。
かなり辛い縛りでしたが、それなりに収穫もありました。