月夜見は創生の霊核を守るための結界をさらに強化する計画を持っていたようでした。例の喋る花「ニコちゃん」と、ダークオルニスが落とす「エレクトラム」があれば、本人がいなくてもクロウズの手で強化できるとのこと。そういうわけでエレクトラムを入手しにいきました。
入手して町に戻ってみると、緊急事態だから上の階段からしか出入りしてはいけないことになったとかいわれました。ナドラガ教団の関係者が二名、秘密基地に潜入し、どこかに潜伏してしまったのだそうです。
やがてヒューザが内通者であり、他の神の器をさらおうとしていることが判明しました。
少し前から鈴の音がどうこうとか言っていたのと、ナドラガのほこらでエステラさんが鈴の音で暴走したことから、こういう展開はほぼ予想ずみでしたが…。
ボス戦でヒューザを倒しても事態は一向に改善せず、ヒューザには逃亡され、アンルシア様は事前に潜伏していた例の二名の信者にさらわれてしまいました。
さらには、フウラちゃんもあやつられ、ラグアス王子をさらって逃げてしまいました。
前回の記事で、フウラちゃんを生贄として行われるはずの儀式の段取りがあまりにも拙劣だったことを指摘しましたが、これは疾風の騎士団にフウラちゃんを奪還させるための罠だったと考えれば、つじつまが合いますね。いったんは自然な形で神の器を一名譲り、その後二倍にして回収するという作戦で~す。
しかも完全に操ってしまうと疑われかねないので、元来の人格を基本的に維持させたまま、鈴の音を聞くとナドラガ教団の命令に従うようにしたのでしょう。
敵ながらなんとも見事な計略で~す。まるでトロイの木馬ですね~。
そしてこの計略の元締めである、自称「邪悪なる意志」こと黒いフードの男も教会にあらわれ、神の器をコンプリートしたことを高らかに誇りました。
そしてその正体を、自発的に明かしてくれました。正体はナダイア神官長でした。
これは予知の名人であるクロウズにも予想外だったようで~す。
星月夜は初登場の時点で見破ってましたけどね。*1
自発的に正体を明かしたのは、勝ち誇ったがゆえの油断なのかもしれませんが、謀略の天才であるナダイアのこと、ひょっとしたらこれ自体も次なる罠のための伏線なのかもしれませ~ん。
クロウズがこの事態を予知できなかったのは、ナドラガの力のよって予知能力を弱体化されているからとのことでした。
しかしそうであるなら、星月夜がナドラガンドで死ぬという予知もまた、外れる可能性が出てきたということになりま~す。長い目で見ればこれは好都合な展開ですね~。
ナダイアたちが悠々と引き上げた直後、今度はトビアス率いる一隊が聖塔を目指したとの情報がもたらされました。
たとえ神の器がそろっても、創生の霊核がなければナドラガは復活しないはず。しかしクロウズさんによると、すべての領界がつながって「神墟ナドラグラム」が出現してしまうと、予想外のことが起きるかもしれないとのことでした。そこでやはり念のため、トビアスさんの邪魔をしに行くことになりました~。