ムストの町のイルギ町長から、「そこに眠りし者たちは」というクエストを受けました。
お墓の手入れをするだけの簡単な仕事のようでしたが、上の階にいる発案者のジュエさんにまず会うよう言われました。
ジュエさんは特別なお供え物をしたいらしく、ここでちょっといつものお使い型クエストが始まりました。
お供え物を入手し、墓の手入れに行くことになりました。ただし、手入れをするのは壊れてない墓石だけでいいとのことでした。
よってこの領界では、死者を即座に忘れるのでもなく、かといって永遠に祀るのでもなく、墓石が壊れるまでを目安にした期間だけ追念することにしているのでしょうね。
ジパングでも、一定期間の経過後に死者の個性の着目するのをやめます。これを「弔い上げ」といいます。
この世界の墓文化には元々興味がありました*1。こうしてまた研究が進み、嬉しいで~す。
墓の一つは、疾風の騎士団の有力者であるブレエゲさんの家族のものでした。ムストの町が魔物の襲撃を受けた際に死んでしまったようでした。ジュエさんは自分がブレエゲさんに救われたせいでブレエゲさんの家族が救われなかったと思い込んで罪悪感を持っていましたが、ブレエゲさんとしては自分がクロウズさんの予言を信じていればそんなことにはならなかったというふうに思っていたようでした。
とりあえずこうしてこのクエストは終わりましたが、村長の発言から考えるに、やがて後日談もあるかもしれない雰囲気でした。
報酬も、依頼者が二人だったせいか、ただのお使いクエストとは思えないほど豪華でした。もっと早く挑戦しておけばよかったで~す。