フウキ委員との絆レベルが9になると祈望館にある各人の自室を訪問できるようになりま~す。
一度でも祈望館に入るとフウキのつばさの性能が向上し、屋外でも使えるようになるので、毎回の通学が一気に楽になりま~す。
委員との交流に興味がない人も、一度は祈望館を訪問してみましょう。
このマチメさんの指導に従うと、委員との会話の話題がどんどん増えていきま~す。そして新しい話題で委員と会話をすると、会話レベルがどんどん上がっていきま~す。会話レベルの上限は、今のところ60のようですね。
どの委員も、立ち位置は二種類あるようで、訪問するたびに変化するようで~す。
日々多様な活動に邁進しているアイゼル先輩の部屋は、生活臭というものがほとんどなく、物置みたいな雰囲気でした。「孔席暖まらず墨突黔まず」という感じで~す。
クラウン先輩の部屋は、質素ですが上品にまとまっていました。貧しいけれども文化資本はたっぷりという生い立ちが象徴されていましたね。
会話により、この寮のお風呂が共同浴場なうえ、湯船というものがあると判明しました。外見は純レンダーシア風の建築様式でありながら、お風呂はエルトナ様式なんですね。
いかにも王族といったミラン君の部屋で~す。さまようよろいが飾ってあるのは、ラウルの彷徨の後半生に憧れているという設定にピッタリですね~。
ちなみに会話により、ミラン君が絶対音感の持ち主であることが判明しました。
でもこの学園、技術室・家庭科室・美術室はあっても、音楽室がないんですよね~。部活にも音楽関連のものは見当たりませ~ん。二年生の授業で扱うスキルノートには「歌術」がありますが、自己流のスキルが固定されているミラン君には無関係ですね~。折角の才能ですが、この学園では私的な趣味にとどまるしかなさそうですね~。
あと現在ではわかめ嫌いなムーニス王が、実はかつてはわかめが大好きだったと判明しました。ミラン君がわかめ嫌いになったのは、むしろその食傷によるものだそうで~す。
「がっかりなでしこ」呼ばわりされていて発言も武闘派なフランジュさんですが、部屋と私服の雰囲気は普通に女子力が高かったで~す。
ラピスちゃんの部屋は、予想通り、食料とドラキーであふれていました。
「分裂の呪文」とやらでお菓子を増やしているのだそうで~す。この呪文は人に対して使うと危険なのだとか。
リソルの部屋も、普通に魔界風でした。
会話ではほとんど本音を聞けませんでしたが、コーヒーが好きという部分は本音っぽかったで~す。
各委員に十種類の話題を向けると、なぜか学園事務局が記念の像を送ってくれる仕様となっていました。とりあえず像はコンプリートで~す。
そして会話レベルが60になると、マチメさんが記念にエプロンをくれました。いつでもエプロン姿になれるようになりました。
さらには学園の外でもこの姿になれるようにと、防具として「学園女子のエプロン」と「学園男子のエプロン」を送ってくれました。
でも学園男子のエプロンは性別が違うとかいわれて装備できませんでした。
しかたがないのできせかえドールに着せて楽しもうとしたら、男子のエプロンはドールにも着せられませんでした。
誰かこのエプロンの使い道を教えて下さ~い。
しかし転んでもただでは起きないのが星月夜。この無駄な男子用エプロンもバッチリ考察のネタにしてしまいました。
マチメさんが、わざわざ片方が無駄になることを承知で男子用と女子用の二着のエプロンを送ってくれた理由を考えてみました。
結論は、「マチメさんもラピスちゃん同様に、学園での星月夜が仮の姿であるというところまでは見抜けたものの、真の姿までは見抜けなかった」というもの。
強大な魔力を持つラピスちゃんは、フラッセさんの魔法を中途半端に見破れてしまうため、星月夜のことが黒塗りに見えてしまうということは、8月に描いた絵画の内容からほぼ明らかで~す*1。
そしてマチメさんもまた、チャクラだのプラーナだのと東洋の神秘思想めいた発言をし、植物や魚どころか無機物の声まで聞こえてしまう人物でした。きっと彼女も強大な魔力の持ち主なのでしょう。
彼女には星月夜が学園の外ではどんな相手なのか未確定だというところまではわかったので、気を利かせて、片方が無駄になることを承知で、男子用と女子用のエプロンを一着ずつ送ってくれたのだと思いま~す。