ネルゲル強に仕える悪霊の神々と初めて戦ったときの記事で、「ここのアトラスたちが魔法の迷宮のボスと同一人物なのかそうでないのかは不明ですが」と書きました。
しかしその後、闇の溢る世界のジャミラスを倒すと迷宮のジャミラスの討伐数が増えることを実験により確かめました*1。
それだけでは心もとないので、念のためクエスト「マスターの一番弟子」をリプレイしてサリアスに召喚されたギーグハンマーを倒したところ、やはりここでも迷宮のギーグハンマーの討伐数が増えました。
一方、ネルゲルおよびネルゲル強の部下のアトラス・バズズ・ベリアルを倒しても、迷宮の悪霊の神々の討伐数は増えず、討伐モンスターリストでは別枠の扱いになっていま~す。
ジャミラス・ギーグハンマーという同じ魔軍十二将たちに、「召喚されたのが本人ならば、迷宮外で倒された場合でも、討伐モンスターリストの討伐数で本人の扱いとする」という法則が成り立っている以上、ネルゲル配下のベリアルたちは不死の魔王配下の悪霊の神々たちとは別人とみなすべきなのでしょう。
そしてその別枠のベリアルたちの「まめちしき」には、全員「冥王に付き従う」と書かれておりま~す。ここからも、ネルゲルに呼び出されるベリアルたちが、魔軍十二将の一部が一時的に召喚されたものではなく、普段からネルゲルに従っていたものだということがわかりま~す。
さらにはネルゲル配下のベリアルたちは、魅了などの状態異常耐性まで魔軍十二将の悪霊の神々とは異なっているようで~す*2。
「魔軍十二将の討伐数の扱い」・「まめちしきの記述」・「状態異常耐性」の三点から、星月夜は、ネルゲル配下のベリアルたちと魔軍十二将の悪霊の神々たちは別人だと断定いたしま~す。
そして「聖夜の破壊者」となった悪霊の神々もまた、イベント終盤で送られてきた手紙の内容から考えるに、ネルゲルの部下でも不死の魔王の部下でもない、別人たちなのでしょう。
このように悪霊の神々の面々がそれぞれ複数名いるからこそ、アラハギーロのバトルロードの「アトラスパーティナイト」でアトラスとプチアトラスとホーリーアトラスが共演できたのでしょうね。あと銀の丘でバズズをシルバーデビルに変えたというフォステイルの奇跡も、バズズが複数名いてこそ成り立つ話で~す。
ただし、「では、アストルティアの悪霊の神々はどれも、ハーゴンの部下の悪霊の神々と別人か?」というと、それは断言できませ~ん。
ジャミラスについては幻界の四諸侯のジャミラスを倒しても魔軍十二将のジャミラスの討伐数が上がるので、ジャミラスはアストルティアに来て不死の魔王に仕える前には、デスタムーアに仕えていたのでしょう。このことから、二君に仕えるという経歴もありうるということがわかりま~す。
ひょっとしたら、魔軍十二将のものも含め、アストルティアの悪霊の神々たちのうちのどれか一部隊は、かつてハーゴンに仕えていたのかもしれませ~ん。
(2021年7月15日追記)