星月夜「暁月夜は今日も勇ましそうで惚れ惚れするわ~」
暁月夜「姐御こそ今日も美しいな~」
星月夜「実はね、最近母に、いつまでも暁月夜にナイト役をやらせていてはかわいそうだといわれたのよ。やっぱりそろそろ迷惑かな?」
暁月夜「私は一向に構わないけどな~。それにある相手との関係である役割を演じたからといって、他の相手との関係で別の役割を演じられないというわけでもあるまい」
星月夜「そうだよね。私も暁月夜に守られているときは受け身だけれど、夕月夜と一緒にいるときは庇護者の立場だし~」
暁月夜「それどころか、むしろある役割を演じたいという願望をある場所で満たせるからこそ、別の場所では別の役割に専念できるともいえる。そうでなければ世の中のロールプレイングゲームの登場人物の大半を平社員にしなければなるまい」
星月夜「暁月夜は本当に賢いのね。これからも私を導いて!」
暁月夜「当然だ。何があっても僕が姫を守る」
星月夜「ぽっ!」
????「ぐぬぬぬぬ」