凶暴化したモンスター「暴魔」はアリゲーラだけではなく、各領界で被害が出ていると判明しました。中でも闇の領界の被害が一番酷いとのことで、支援物資を届けることになりました。クエスト「招かれざる者たち」で~す。
始まったとたん、いざないの間の機能が強化され、各領界のナドラガ神のほこらにも一瞬で行けるようになりました。これは便利。
ここで、一度は梱包した支援物資がルビーに全部食べられてしまうというエピソードがはさまりました。とりあえず彼女が大食らいであることを覚えておきました。
カイラム村長に支援物資を届けると、サジェ君が暴魔の目撃者だという情報が得られました。うひょひょ~。
お姉さんが暴魔を倒してあげま~す!
ナドラガ神のほこらの祭祀場にいたのは、「暴魔ゼラチド」。こちらのMPを減らしてくるモンスターだったので、もしも負けたら魔法戦士で再戦しようと思ったのですが、初見で勝てました。
勝利するとトビアスとルビーがあらわれ、軽く会話をして去っていきました。それを遠くで見ていた邪悪なる意志風の黒いコートの男は、ルビーに興味を持ったようでした。
ここで確認したまめちしきによると、ゼラチドは元々はケミカルゼリーだったようで~す。そしてアリゲーラについての解説と対になる雰囲気で、「それはアストルティアでは 見覚えのある変化だった」と書かれていました。
「これはもう十中八九魔瘴が原因だな~」と思った直後、パチャティカに呼ばれ、ナドラガ神が死んだときにその体内の魔瘴がナドラガンド中に散らばったのが暴魔発生の原因だと教わりました。
ここまでは予想通りだったのですが、さらに何者かがその魔瘴を集めているという情報も教わりました。
カーラモーラに戻ると、トビアスとルビーはもうイーサの村に向かったあとだと聞かされました。今度は氷の領界に暴魔があらわれたようでした。
イーサの村に行くと、ルビーはリルチェラの部屋で二人だけで楽しく遊んでいました。トビアスはアヴィーロ遺跡の暴魔を倒しにいったようでした。
ノグリッド村長によれば、古代都市アヴィーロは魔鉱石によって栄えていたものの、魔鉱石の暴走によって突如滅んだそうでした。
大戦についてまったく覚えていないイーサの村でその伝承が伝わっているということは、アヴィーロが滅んだのはナドラガンド封印の後のようですね~。アヴィーロの長だったダイナヌの亡霊も、敗戦の記憶はあっても故郷の滅亡の記憶はありませんでしたし。
で、アヴィーロ遺跡に行ってみると、暗黒の魔人の色違いみたいなモンスターが眠っていました。
このモンスターは移動ができないものの、催眠術の耐性がない者を催眠術でおびき寄せ、怪光線で倒すという、食虫花みたいな存在でした。
聖鳥トリオがその犠牲になりかけたところを、トビアスが怪光線を杖でガードしました。
「おお、これは凄い。まるで勇者をかばう盟友みたい!」と一瞬だけ見直したのですが、どうやらその技は「におうだち」程度の効果だったようで、結局トビアスはまたもや情けなく吹き飛んで戦力外になってしまいました。やれやれ。
そういうわけで例によってこの「暴魔アヴィーロ」は、星月夜が倒すことになりました。催眠術が効かない者にとっては、左手と部下のいない劣化版の暗黒の魔人程度の存在でした。
倒すと今までの暴魔と同じく魔瘴球オドの形になって逃げだしそうになったのですが、突然登場した白い鳥のような存在がその魔瘴を全部食べてしまいました。
イーサの村に帰ってリルチェラに話すと、ルビーが突然暖炉に入ってしばらくしてススだらけになって戻ってきて体調を崩したという情報が得られたので、白い鳥の正体はルビーだと判明したようなものでした。
このあと、暴魔は魔瘴が原因だという話をノグリッド村長やトビアスにしたのですが、二人とも魔瘴の存在自体を知りませんでした。
一応ナドラガンドに登場するフィールドモンスターの強さは、魔瘴の活性期のアストルティアのモンスターと同じなので、大気中の魔瘴濃度は活性期と同じぐらいあるのでしょう。しかし噴出孔のようなものがないので、一か所に目に見える形で集合したりはしないのでしょうね~。
大聖堂に戻ったトビアスは自分の弱さを痛感し、竜化を完成させる決意をしたようでした。
これでこのクエストは終わりで~す。
今回の件で二つのことが判明しました。
※その1.ナドラガンドの封印は、当初思っていたよりは軽い刑罰だった。
ナドラガンドはアストルティアより厳しい環境ですが、急に噴出する魔瘴がないという点ではアストルティアよりマシですね~。
星月夜は師コウが突如噴出した魔瘴で死んだのを間近で見ておりますし、噂によればツボギルドの先代マスターであるトルバンさんの妹は、活性期でもない時期に同じような死に方をしたらしいで~す。
この点を考慮すると、竜族が受けた罰は、当初想定していたよりは軽かったようですね~。
※その2.ナドラガ教団が神の器五名に浴びせた魔瘴は貴重品だった。
3.5後期でナドラガ教団は神の器五名に魔瘴を浴びせることで、彼らが種族神の救いを求めるよう仕向けました*1。
トビアスのような薬学の知識もある教団幹部ですら存在を知らなかった物質ですから、教団にとってもこれは貴重品だったと思いま~す。
そしておそらくはその性能も低いものだったのでしょう。もっと濃度が濃ければ、彼らの計画はこの時点で成功していたかもしれませ~ん。