新しい住民であるソップさんは、「プクレット村のほう」から来たのだと自己紹介してくれました。
使っている方言は、プールプさんのものと似ていたので、おそらく同郷なのでしょうね。
とある賢者の導きで達成すべき使命を与えられているとのことでした。
そう聞いたときは、プクレットの近隣に隠れ家を持つエイドスの導きかとも思ったのですが、「弁当箱」の底に使命を書いて渡したらしいので、やはりホーローなのかもしれないとも考えました。
東の「老いた馬」と南の「病の犬」と西の「死せる鶏」を救うのが使命らしいので、代行しました。
ネタバレ回避のため、シルエットで撮影しました。この機能は便利ですね~。
老いた馬は、しゃべる馬のサンダーでした。
助けると「新エテーネの村のほうへ走って」いきました。サンダーがいたのはエテーネ島ではないのですが、飛んだり泳いだりしたのでしょうか? それとも人間の船にうまいこと便乗したのでしょうか?
新エテーネで暮らし始めると、「おいしいミルク」を出すようになってくれました。
「病の犬」はハニィ。
やはり助けると自力でエテーネ島にわたってくれま~す。
「げんこつダケ」を発見するのが得意のようで~す。
「死せる鶏」は、コピでした。エテーネの住民になると、しんせんたまごを産んでくれま~す。
コピはなんと死んでおらず、瀕死にすぎなかったようで~す。このため、世界樹の葉ではなく、アモーレの水だけで救うことができました。
「死せる」って、サ行変格動詞の「死す」の未然形である「死せ」に、完了または存続を意味する助動詞「り」の連体形をつなげたものなので、「死せる鶏」とは現代語では「死んだ鶏」か「死んでいる鶏」という意味になるかと思うのですが…。
しかも輪をかけて酷いことに、クエスト達成時に登場したホーローの教訓話が、「命へのあやまちは 取り返しがつかん」というものだったことで~す。「死」という点の前後に強い断絶を意識しているならば、古典文法もちゃんとそれを意識して正確に使うべきで~す。
プレイヤーの中には、「コピの名前が赤くなっているけど、コピは死んでないのでこれはフェイクだ!」とか考えて、延々と死んだ鶏を探し続けている人もいたかもしれませ~ん。
今回のホーローはマイナス30点で~す。
なお、ソップさんは三匹の動物に由来する三つの素材を組み合わせて、エテーネルスープを作りました。今後はカエマンさんに売ってもらうことにしたようで~す。
エテーネルスープはまほうのせいすいより高いのに効果は同等という、「名物にうまいものなし」を地で行くスタイルでした。
それでも売り出されたということは、おそらくやがて別のクエストで使うんでしょうね~。