城に戻ると双王子と大臣がゾンガロン対策について話し合いをしていましたが、結局決裂してグリエ王子は城を去りました。
この話し合いを通じて、実はグリエ王子のほうが兄で、病弱で体格がよくなかったから親のはからいで養子に出され、運よく生きのびて成長して王家に復帰した後も第二王子とされていたと判明しました。
この後、ムニュ大臣が未来の自分の書いた記録を読みたいと愚痴をこぼしていたのを耳ざとく聞いたキュルルが、現代に戻って実際にそれを見ようと提案してきました。
昔だったら面倒すぎる提案ですが、今ではバシルーラで簡単に現代のオルセコに行けました。
中にはかつていなかったNPCがいました。オルセコ王家の末裔のエリガンさんで~す。
ムニュ大臣の記録を発見。しかし中身といえば、「ゾンガロンの封印方法を発見したギルガラン王子は封印をした後に殺され、その封印の発動までには100年かかる」という話しか書かれていませんでした。
基本的に役に立たない内容だったのでガッカリで~す。
しかも100年間も活躍したゾンガロンが突然負けた理由を、星月夜は魔瘴の活性期が終わったせいだと推測する仮説をかつて立てたのですが*1、この説もかなり弱体化して二重にガッカリで~す。完全な棄却ではなく「その封印が発動するのは魔瘴の薄い時期」という可能性もありますが、かなりの弱体化で~す。
ただし自分でも気づかないうちに、大臣の記録を声に出して読んでいたようで、エイガンがやってきてチートアイテムをくれました。
グリエ王子はギルガラン王子が見つけた封印方法よりもさらに効率のいい封印方法を発見したものの、それに必要なアイテム「ガズバランのしるし」をついに発見できなかったそうで~す。でも子孫たちはそれを発見して受け継いできたらしく、エリガンさんはガズバランのしるしを星月夜にくれました。
やたらご都合主義的な展開ですね~。
そこにエイドスもあらわれ、グレン城がついに繭から出現したヘルゲゴーグに襲われはじめたと知らされました。
屋上の「選王の儀礼場」で暴れているらしく、そこに行くには訓練場のハシゴを上ればいいそうでした。
オルセコといいグレンといい、とことん対空防衛が甘いですね~。
屋上にいたのは原獣プレゴーグ。またまたヘルゲゴーグで~す。でも「プレ」という名のとおり、特別な攻撃は何もしてこず、通常版のステータスを少し高めた程度のボスでした~。
倒すといきなりゾンガロンが飛来し、「見せられないよ!」なシーンでプレゴーグを食べて去っていきました。これを消化すれば元の力が取り戻せるとか言っていたので、まんまと漁夫の利をさらわれた感じでした。
ここで気になったのは、「1300年分の 復讐だ。 震えて 待つがいい……」というゾンガロンの発言で~す。
歴史が改変前であるならば、『アストルティア創世記』の設定どおり、ゾンガロンが封印されていた期間は約1200年間のはずで~す。それが約1300年間になったということは、星月夜がエリガンさんからガズバランのしるしを受け取った時点で、これからやる予定の「それを活用したより効率的なゾンガロンの封印」という歴史の改変は、もう既定事項として歴史に組み込まれたということでしょうか?
それならば次の戦いは勝利が確定した消化試合ということになりますね~。
しかし油断はできませ~ん。この世界における歴史の改変はそもそも微細な影響力しか発揮できない設定なので、「改変前より100年早く封印できる」ということは「改変前の100年間はゾンガロンの被害はほとんどなかった」ということでもありま~す。つまり、その改変前の100年間はゾンガロンは封印のせいで酷く弱体化しており、ゾンガロンに殺されなくてもどうせ早晩新しい子孫を残せず自然死していたような老人や病人しか殺せなかったという可能性が高いで~す。それなら改変前のゾンガロンでも、復讐対象の期間を1300年とカウントしてもおかしくはありませ~ん。
ドラゴンクエストX アストルティア創世記 (SE-MOOK)
- 作者: スクウェア・エニックス,スタジオベントスタッフ
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2016/01/30
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログ (3件) を見る