ほしづくよのドラゴンクエストX日記

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知将ジャミラス礼賛 潜入作戦で乗り越えた三つのハンディなど

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 知将ジャミラスの有能さについては熱く語ってきましたが、まだまだ語るべきことが多く残っていたので、まとめて語っておこうと思いま~す。

 まずメインストーリーを追うだけでわかる功績を再確認しておきましょう。

※ヤスラムに化け、グランゼドーラに潜入し、内部情報を流出させたり、カミルの評判を落としたりした。

※敗北する直前、わざとカミルが避けそうな方向と速度で念じボールを撃つことで、継承の間の出入り口を破壊し、戦いを引き分けとした。

 これらの詳細については、リンク先の過去記事をご覧くださ~い。

 そしてその後のサブストーリーや調査により、ジャミラスは三つのハンディを乗り越えて潜入作戦に成功していたことが判明しました。

※ハンディその1.ヴィスタリア姫は記憶だけを元に写真のような絵を描ける能力があった。

 「若き彫刻家の才能」で判明した能力で~す*1

 こういう人の側近に変身した場合、よほど変身が上手でないと、すぐに見破られてしまうでしょう。

※ハンディその2.以前にも魔王軍にはグランゼドーラに潜入して失敗した者がいたので、二度目の潜入は警戒されていたはずだった。

※ハンディその3.しかもその事件を解決したのはカミルだった。

 最初に王家の迷宮の11階に行くと、カミルが盟友の力に目覚めたきっかけが語られま~す。不死の魔王の手先がグランゼドーラに潜入して勇者を殺そうとしたものの、盟友の光の発動で事件は解決したのだそうで~す。

 こういう事件があった以上、グランゼドーラ側では潜入作戦を特に厳しく警戒するようになったことでしょう。ジャミラスはその警戒態勢を乗り越えたので~す。

 しかも、一番危険なはずのカミルに近づき、その評判を落とすことに成功しました。盟友の力の発動条件を完全に見抜いていたということでしょうね~。

※データ上は、幹部粛清役である邪将トロルバッコスと同じぐらい強い。

 邪将トロルバッコスはまめちしきによると他の十二将の粛清役なので、以前の記事で「設定上の地位ではドラゴンガイアが「トップの座」とされていましたが、個体としての戦闘力ではトロルバッコスこそが最強だったのでしょう。バーン軍におけるキルバーンみたいな立場ですね~」と書いてしまいました。

 しかし『ドラゴンクエストX 5000年の旅路 遥かなる故郷へ オンライン 公式ガイドブック』の66・67ページのデータを見るに、猛将ギーグハンマーと知将ジャミラスは、邪将トロルバッコスと同じぐらい強いようでした。

 バーン軍にたとえるなら、キルバーンでも容易に殺せないミストバーンやバランあたりの立ち位置ということになりますね~。

 そして形式上のトップだったドラゴンガイアは初期ハドラーということで。

※一時的に世界の一部を牛耳った可能性が高い

 魔鳥の頭目のまめちしきに「ご先祖様は 世界の一部を 牛耳るほどの実力者だった」とありま~す。

 魔王ネロドスが牛耳れたのは海上の小城一つであり、彼は対岸の灯台すら征服できないまま滅びました。

 大魔王マデサゴーラが牛耳れたのは、レンダーシア大陸の一隅だけでした。

 そして「世界の一部」という表現が適切な程度の領域というのは、常識的に考えて彼らの支配領域以上の面積を指すと考えられま~す。

 つまり復活後に魔法の迷宮に封印されるまでの間、知力と組織編制の腕前によって、かつての魔王軍以上の勢力を率いた可能性が高いで~す。

 ただし、ここでいう「ご先祖様」が、知将ジャミラスと魔鳥の頭目の間の世代の鳥だった可能性もあるので、この件については断言をしないでおきま~す。

 とはいえ、仮に世界の一部を牛耳ったのが息子や孫の世代だったとしても、ジャミラスの人脈や名声や遺言が何らかの形でその事業を後押ししたのは、ほぼ間違いないでしょうね~。

 ちなみに、「ご先祖様」がジャミラスのそのまた先祖という可能性はほぼゼロで~す。アクバー強のまめちしきを読むかぎりでは、四諸侯たちはみな『ドラゴンクエストVI』のボスと同一個体である可能性が高いで~す。よって、ジャミラス一族がアストルティアに来たのはジャミラスの世代であり、それ以上前の先祖は『VI』の世界にいたと考えられるからで~す。

※災厄の王軍での勇者のような活躍

 魔法の迷宮に封印後は、他の十二将がせいぜいバトルロードに呼ばれるぐらいだったのに対し、ジャミラスだけは災厄の王軍にスカウトされました。

 そこでの活躍の偉大さについては、過去記事をご覧くださ~い。