着いたのはアルウェーンの町。思考力と感情を奪われた無気力なプクリポたちが永世管理者プクラスに支配されていました。
店番などの事務員には、プクリポに混じって「ペコリア」という、浮遊するイルカがいました。「ペコリア」といえば、パルミオ博士の奥さんの名前でしたね。
そして中央区画に行くと、パルミオ博士の事績を描いた壁画がありました。
古臭い石板の作り手をターゲットに時間跳躍をしたのに、むしろ未来に来てしまったということになりますね。
壁画その1。アストルティアに災い。
その2。パルミオ博士が無限動力炉を発明。
その3。アルウェーンの町を作った。
その4。永世管理者誕生。
その5。永遠の幸福の成立。
町の中央の「奉仕室」でプクリポたちがエネルギーを吸収されているのを見学。
すると石板が急にまた起動して、緊急に管理者を目覚めさせるモードになりました。おかげで今まで行けなかった上層部に行けるようになりました。
上層はこういう場所でした。どうやらアルウェーンの町は、巨大な宇宙船だったようで~す。
地上だと思っていた世界が宇宙船の内部であり、イルカが重要な役割を果たしているって、これは伝説の怪作ゲーム『星をみるひと』のオマージュでしょうか?
「冷眠室」で管理者プクラスを起こすと、すぐに事態を飲み込んでくれた上に、知理の石板を修理してくれました。
でも十年ごとに起きるはずの自分が百年以上眠らされていて、町で圧政が敷かれていることは想定外だったようでした。
とりあえずプクラスに代わって政治をしていたC141を探すことになりました。
研究室で見つけたメモを読むに、C141と思われる担当者は、自分の任期が終わる日が来てもプクラスが目覚めないので、解決のため管理棟の立入禁止区画に仕方なく足を踏み入れたようでした。
おそらくそこで彼の性格を変える何かが起きたんでしょうね~。
冷眠室に戻ると、プクラスに公然と反旗を翻したC141が、ペコリアを操って攻撃を仕掛けてきました。
ヤバイ、『星をみるひと』でイルカと戦うのは死亡フラグで~す!
この戦闘は、形式上は星月夜の勝利で終わりました。
でも倒した次の瞬間に再生して、また襲ってきました。
しかもプクラスはC141に力づくでまた冷凍睡眠させられ、星月夜は落とし穴に落とされてしまいました。
あ~、やっぱりイルカと戦うべきではなかった!