シンイ君によると、心を操られた者を元に戻すには胡蝶の護符が必要であり、そのためには胡蝶の花を採取するという話になりました。
これはファラスさんの協力もあってすぐ終わりました。
ただし胡蝶の護符は元来の心を取り戻させるためのものであるので、幼いころから無気力・無感動になるように育てられてきたアルウェーン市民の覚醒には流用できなさそうとのことでした。
そこでホーローが提案してくれたのは、有名芸人であるパノンの芸を記憶の結晶に録画してアルウェーン市民に見せるという策でした。
大方の予想どおり、このパヤノドンこそがパノンでした。
パノンは依頼を快諾してくれましたが、同時にピナヘトのおふだを入手してくるよう頼まれました。
ピナヘトの聖地であるパサラン団子山の聖なる岩の前で「プクリポのあいさつ」をすると、おふだが入手できました。
この後、パノンとその昔のライバルたちがゲストになった特別公演がナブナブサーカスのテントで開かれました。
よく見ると、高利貸しのギャンドルからは生死すら不明の扱いを受けていたパクレ警部*1の姿もありました。
この公演の録画を、エネルギー吸収のために奉仕室に集められていたアルウェーン市民たちに見せると、彼らは一気に覚醒しました。
そして市民の権限ですべてのロックを解除してくれました。
管理棟中央に行くためのロックだけは解除できなかったのですが、立入禁止区画からも行けるということを教えてくれて、一緒に奮闘してくれることになりました。
奉仕室で覚醒した市民はそのままプクラス救出とC141退治に向かったので、その他の市民のセリフは変わっていませんでした。
ただし、この時点から北の「療養地区」と「保育地区」に行けるようになりました。
療養地区は、不健康になった元市民が、市民の資格を剥奪されて閉じ込められている地区でした。
あと、余計なことを知ってしまった市民も、ここに送り込まれて投薬により病人にされてしまうようでした。
保育地区では、子供たちがC141に都合のよい人格になるよう育てられていました。
この二つの地区については、ストーリーが進むとすぐNPCのセリフが変化してしまうので、このタイミングで一度来ることをお勧めしま~す。
闇の深いこれらの地域を後にした星月夜は、覚醒した市民とともに立入禁止区画へ向かいました。気分は、ドラクロワの描く民衆を導く自由の女神で~す。