0.はじめに
本記事は前回の記事と対になる構造なので、先に前回の記事を読んでおくことをおすすめしま~す。
今回は前回とは逆に、アルウェーンの窓から見える情報で、「何が分からないか」を語っていくという方針になっていま~す。
1.隕石の動き
この写真は立入禁止区画の回転軸付近のC5の部屋で撮影したものですが、右下に巨大な隕石が写っていますね。
こういった隕石は、発着場の方から一定時間ごとに、不自然にも一直線に飛んできま~す。
つまり前回指摘したアルウェーン下層の回転運動に対し、同じ速度で回転に巻き込まれているということになりますね~。
またもう一つ不自然なことに、これだけ飛んできているのに一つもアルウェーンに衝突をしませ~ん。
よってこれは自然の隕石ではなく、アルウェーンの未知の技術によって安全に軌道を捻じ曲げられた隕石群なのでしょう。
次に前回の記事にも掲載した写真になりますが、アストルティア博物館から見たデブリの動きをお見せしま~す。
前回は星々の動きに注目していただきましたが、今回は隕石の動きに注目くださ~い。
星々が左向きに動いているのに対し、隕石は右に動いていま~す。
つまり立入禁止区画3階ではまだアルウェーンの回転速度と同等だった隕石が、1階までくるとアルウェーンの回転速度を追い越してしまったということになりま~す。
かつ、下からきたはずの隕石なのに、上に行かないどころかむしろ若干下向きに動いていますね~。
こうなった理由も不明で~す。
2.そして結局不明となった進行方向
立入禁止区3階で、地図上の「西」の方向から東の方向に向けて等速移動する隕石の群れを最初に見たとき、「つまり6000年後のアルウェーンは、出発時とは逆に、下層方向に向けて進行しているのだな」と思ったもので~す。
でもこういう不思議な動きをしているところを見せつけられたら、「アルウェーンの近くの隕石の謎の動きは、アルウェーンが隕石を回避するための未知の技術の賜物であろうから、アルウェーンの真の進行方向は不明だな」と思うようになりました。
3.最大の謎である光球
最初の写真には巨大な光の球も写っていましたね。静止画像では、付近の恒星と勘違いしてしまうかもしれませ~ん。
でも、あれも窓から見える位置が変化しないので、アルウェーンの回転運動に合わせて回転していると考えていいでしょう。
つまりアルウェーンの「照明」のようなものだと考えることができま~す。
しかしここで最大の謎に直面しました。
まずはもう一度さきほどの写真を見ていただき、次に拡大写真を見ていただきま~す。
おわかりいただけたでしょうか?
拡大写真を撮ろうとしてズームアップをしても、見た目の大きさが変わらないので~す。
つまりこちらのカメラに合わせて、瞬時に輝きを増したり減らしたりしているので~す。
2階の窓から差分を検証するともっとわかりやすいで~す。
窓の半分を埋め尽くしていた光が、ここまで縮みました。
これはアルウェーン最大の謎で~す。