ほしづくよのドラゴンクエストX日記

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4.5メインストーリー その5 最終決戦

 時の牢獄については、父上が犠牲となってその場に残ってくれたおかげで脱出できました。まあそのうち父上も助けにいくで~す。どうせ外から見て数年後に救出しても、中ではあんまり時間が経過してないでしょうから、飢死の心配はないでしょう。

 着いたところは荒れ果てた「終末の風景」。どうやら外の世界では数ヶ月経過していたらしく、すべての生命はキュロノスにより滅ぼされつくしていました。グランゼドーラ城や不思議の魔塔は半壊していました。

 こんな状態でキュロノスに勝ったとしても、「自分はこの星の唯一の生命なり!」と叫ぶ権利を奪えるだけであり、しばらくすると飢え死にするでしょうから、未来の利益を考えるならばほぼ無意味で~す。

 でも相手がこちらを排除しようとしてきたので、仕方なく戦いました。まあ勝てば数日分の寿命は確保できますし、生きとし生ける者すべての仇討にもなるでしょう。

 ネタバレ回避のためキュロノスの最終形態「時元神キュロノス」は撮影しませんでしたが、写真を撮影する余裕がなかったと思われるのも業腹なので、キュロノスが映らないように戦闘シーンを撮影しました。

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 中盤あたり。

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 終盤。

 一応ラスボスだけあってそこそこ強かったのですが、数ヶ月で全生命を滅ぼせるほど強いかというと、そうは思えませんでしたね~。

 生命って、一定の地域で根絶やしにしても、すぐ別の地域から種とかが飛んできて増えちゃいますからね~。

 そこでどうやって全生命を滅ぼしたのか、いくつか仮説を立ててみました。

※仮説1.世界中の地脈エネルギーを吸い取って諸大陸を海に沈め、最後にグランゼドーラ周辺だけ自力で焼いた。

 これだと、海洋生物は生き延びてしまいますね~。

※仮説2.宇宙を漂う様々な隕石の速度を操作し、地上に超高速で落としまくった。

 これだと、不思議の魔塔やグランゼドーラ城の残骸が原型を保っていることの説明が難しいですね~。

※仮説3.数ヶ月で無力化するものの、それまでは最強の毒やウィルスを撒きまくった。これは生物が素材なので、生物を滅ぼし尽くした後はもう二度と作れない。

 なかなかいい説ですが、建物を破壊したりする必然性がないですね~。あと宇宙から新しい強力な生命体が来たときに備え、多少の毒を保持していてもいい気がしま~す。

※仮説4.自分以外の時間をとめて、本人時間で数万年かけて、全生命を丹念に駆除しつくした。

 これが一番かな~?

 近接戦闘の能力はそこそこでしたが、時間を操る術をキュルルが無効化してくれないとかなり困る相手でしたから。

 とりあえずキュロノスのチート技はキュルルが封じ、あとは肉弾戦で星月夜が倒しました。

 戦闘自体はフィルグレアなんかよりずーっとずーっと楽でしたが、物語上はキュルルというチートがこちらにもいて、なおかつ「時獄獣キュロノス」のときと同じく相手が「ぶんれつ」もできるはずなのにあえてそれをしない性格だったからこそ、勝てたようなものでした。

 そういえばナドラガのときも、ブオーンと六大神獣で袋叩きにして、コアの部分だけ主人公に倒させていましたね~*1

 こういう「ラスボスに勝てた要因は本人の実力のみではない」という物語を作っておくのは、3rdディスク以後においては正しい傾向だと思いますよ~。だって互いに全力で真っ向勝負したラスボスがフィルグレアより弱かったら、興醒めですもん。

 倒すとナドラグルと同じく小さなタネを落としました*2。「戦禍のタネ」だそうで~す。

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 さて、この全生命が滅んだ世界に、突如5000年前の世界から大エテーネ島があらわれました。

 どうやらメレアーデさんが、キュレクスの船を使い、安全な方法で島ごと現代に持ってきたようでした。

 さらにはキュロノスを倒したときに内部から流出した時渡りのチカラが一気に永久時環に貯まり、満タンの時しかできない作業ができるようになったようでした。

 それは「キュロノスの死」だけ固定して、それ以外の時間を戻すというものでした。

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 キュルルがこの作業をしてくれたことにより、事態はすべて都合よく解決しました。

 色々と文句をいっている人もいるようですが、星月夜はなかなか優れた物語の収束だったと思いますよ~。歴史は原則として微修正しかできないという設定をしっかり守りつつ、それでいて滅びの未来は回避できたわけですから。

 キュルルはチカラを使い果たして、肉体は失ってしまいましたが、今後も見守ってくれるようでした。

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 さて、この清々しい世界になりましたが、写真にはどことなく違和感がありますね~。

 そう、浮島がない!

 住民に話を聞くと、王立アルケミアが消えたと言っていたので、浮き島までは現代に連れてこられなかったという設定なのでしょうね~。

 浮島より低い場所にあった隕石を過去に置き去りにするためには、これは仕方のないことだったと思いま~す。

 「浮島の住民たちの多くは、東の小エテーネ島に着陸して土着できたんだ」と信じたいで~す。あと王族は時渡りができるので、今後徐々に現代に来る者もいるかもしれませんね~。

 その後、マデ島にメレアーデさんを迎えにいくと、「未来への導き手」の称号をここでようやく入手できました。

 またここでやっと冒険の書の★マークが一つ増えました。