夕月夜「やっと4.5後期のサブストーリーの紹介記事開始ですか~。待ちくたびれましたよ~」
現代のキィンベルに派遣されてきたヒメウズさんから、限定便せんを作る手伝いのクエストを依頼されました。
手前にいるのは、5000年前から島ごとやってきたイトクリさん。
彼女はクエスト「王都の小さな案内人」*1の配信が始まったころは「オダマキ」という名前でしたが、「タネ屋オダマキ」さんと名前が同じだという理由で改名させられたようで~す。
とはいえ、植物の「イトクリ」は「オダマキ」の別名なので、無理な改名ではありませ~ん。
さらには植物の「ヒメウズ」ってオダマキ属に近く、その中に含めることもあるそうで~す。勉強になりました~。
なお作りたい便せんはメレアーデさんが題材らしく、写真を撮影してくるよういわれました。
こうやって写真を撮影したとたん、強引に本人が編集した資料を押しつけられました。そのせいで本来の依頼物である写真は「だいじなもの」の扱いにならず。いやはや、とんだ独裁者もいたもので~す。
それでも依頼者本人が喜んでくれたおかげで、任務は達成の扱いになりました。ほっ!
出来上がった便せんは、白髪になる前のメレアーデさんと少年時代のクオードの姿でした。
民衆はこういう便せんを愛用するうちに、国民のために最前線で戦った青年王のイメージを忘れ、クオードに対して数多の軍司令官の一人としての記憶ばかり増幅させていくのでしょう。そして並んだときの背の高さの差から、「メレアーデ様はもっと偉い!」と思いこんでいくのでしょう。
かつて日本中にばらまかれたマッカーサーと昭和天皇の記念写真みたいなものですね~。
いやはやメレアーデさんはプロパガンダの天才でらっしゃる。さすがは策士ギリウスの御子孫だ。
暁月夜「あんたもだろ」
ヒメウズさんも薄々この国の事実上の最高権力者の意図に気づいていたからこそ、資料の肖像画を積極的に活用したのではないかと思いま~す。「ヒメウズ」って漢字で書くと「姫烏頭」で、語源は「トリカブトの姫」って意味で~す。トリカブト毒は、古来から謀略に使われてきましたからね~。お主も悪よのぅ。
正式には国家元首にならずに無責任者の立場で事実上の院政を敷き、今やC141ですら支配しきれなかった郵便局*2をあっさり抑えてしまったメレアーデさん。果たして彼女の目指すものとは何なのでしょうか?
植物に詳しいタネ屋オダマキさんの話「本物の姫烏頭は、トリカブトと外見が似ているというだけで、毒性まで同じというわけではないからね」