フィロソロスさんから、またまた依頼をされました。
レトリウスの大臣だったレジドの手記によれば、レトリウスを讃える石碑は実はもう一基あったものの、当時のエテーネ王家の判断により隠蔽されたとのことで~す。そしてその隠された六番目の石碑の位置のヒントは、他の五つの石碑の中に隠されているのだとか。
歴史的な遺物を破壊せずにそのヒントを読むため、マスター・バレクスに超音波ハンマーまで作らせたそうで~す。わ~お。
星月夜の任務は、超音波ハンマーを使ってヒントを集め、六番目の石碑を発見することでした。
5000年前の世界では、石碑を守る特殊な技術のほうが強くて、ヒントを得られませんでした。
しかし大エテーネ島ごと現代に来た石碑は、時渡りのショックで機能が衰えていたようで、ヒントを集めることができました。
なお超音波ハンマーを使うとアストルティア文字が虹色に輝いて浮き出るというステキな演出があったのですが、そこに書かれている内容は5000年前に公開されていた碑文と同じで、単に「えてえねの えいゆうの ぶくんを ここに しるす」でした。ガッカリ!
それでもヒントを集めて第六の石板を発見しました。
この石板には、他の石板にもなく後世にも語り継がれなかった二つの秘密が書かれていました。
第一は、レトリウスから遺伝していった時渡りの能力はキュレクスからもらったものだという秘密。これはプレイヤーにはすでにメインストーリーで明かされていましたね。
第二は、レトリウスが実は女性だったという秘密。ラテン語をある程度知っていると、「ユマテル」の名には女性というイメージを持ちやすく、「レトリウス」の名には男性というイメージを持ちやすいものですが、実は完全に逆だったようですね。
あとで内容を知ったフィロソロスは、当時のエテーネ王家が隠したがっていた情報はその二大秘密の「いずれか」であると決めつけていました。
「いずれも」という第三の可能性を想定しないあたり、歴史家としては二流ですね~。
とりあえずこれでクエストはクリアーで、アイテム「ドルゴール・時」と「神秘の歴史案内人」の称号を得ました。
ついでにフィロソロスの娘の名が「ウィデア」ちゃんで、マスター・バレクスの妻であるという情報を得ました。
道具鍛冶職人のクエスト「木工刀よりも鋭く」*1をまだやっていなかったら、マスター・バレクスがレンダーシアにおける賢者系の名門の出であるということを知らないままだったでしょうから、おそらく唐突すぎる情報に驚いてしまっていたことでしょう。やっててよかった~!