1.キルルとキルバーン
「知の祝祭」には「従者キルル」というひとつめピエロが登場し、ほぼ一切の事務を仕切っていますね~。
彼の名前の元ネタは、おそらくは作成当初は「キルバーン」と「ピロロ」だったことでしょう。
真キルバーンがひとつめピエロであり、その変名がピロロだったわけですから。
なので、正体不明の「知の盟主」は、偽キルバーンと同じくキルルの操り人形である可能性が高いですね~。
2.キルルとキュルルたち
ただその後、運営が4.0ディスクの物語で新キャラクター「キュルル」を作るさいに、キルルとの関連づけを狙って命名した可能性が高いと思いま~す。理由は以下のとおりで~す。
バージョン4.5で明らかになった事情によれば、キュレクス・キュロノス・キュルルは元々は一つの存在であり、エテーネの錬金術で分裂させられたものであり、他にもそういう立場の者が大勢いる可能性が高いようでした*1。
そして「キュララナ海岸の語源はおそらく「スキュラ」。ただしキュルルとの関係もまだ完全には否定しきれませ~ん」という記事や「4.5メインストーリー その4 久遠の神殿襲撃 & 悪鬼なる王の背丈の正当化に挑戦 & キュララナ海岸について瓢箪から駒」という記事で書いたように、運営は1.0から存在していたキュララナ海岸を後づけでキュルルたちと関連づけた可能性が高いで~す。
そこでキルルも後づけでキュルルたちの一種とされたのではないかと考えたところ、辻褄の合う点が幾つかみつかりました。
※根拠1.「知」の称号
まず「英雄の武勲を探して」*2で読んだレトリウスの石碑によれば、キュレクスは「叡知」の存在でした。これは「知の盟主」に似た立場ですね~。
※根拠2.「知」の内容
知の盟主は、アストルティアでこれまで起きたことを全部知っているそうで~す。
アストルティアと同時に発生または飛来したのでない限り、起きたこと全部を知るには過去を見る能力が必要となりますね~。
ここで思い出してほしいのが、キュロノスが入っていたのが「時見の箱」という名前だったことで~す。見ようと思えば未来だけではなく過去も見られそうな名前ですね~。
※根拠3.「知」の欠如
知の盟主は、知的生物の内面までは理解できず、それが現在の研究テーマのようですね~。
キュルルもことあるごとに心が理解できないといっていましたね。
※根拠4.異世界の要塞
知の盟主の住む「知の城塞」は通常の手段では中に入れませ~ん。
キュロノスも通常の手段では中に入れない「時獄の迷宮」を作っていましたね。