※第3話 お願いベントラーコイン!
ネリムさんは部屋中の書を読み漁って霊感を得る方法を探していたようですが、ダメだったそうでした。
この時点では、「本を読むよりデズリンさんに直接相談すればいいのに」と思ってしまいましたが、実はこれが重要な伏線になっていました。
そんなネリムさんですが、霊感が高まるというベントラーコインをコイン屋ゴンガロさんが売っているという噂に頼ろうとしてきました。
ゴンガロさんは最初に会ったときにはペピールさんからのれん分けしてもらったと自己紹介していた記憶がありますが、すでにペピールさんも扱わない商品を開拓するなど、独自の経営努力をしているようですね~。
でもベントラーコインの効能とは、運気を高めるものであり、霊感を高めるものではなかったようでした。
商品についての間違った効能が噂になるのをおそれたゴンガロさんは、その噂を打ち消すよう依頼してきました。報酬として無料でベントラーコインもくれました。
でもネリムさんはこちらの話もちゃんと聞かず、霊感向上のコインだと思い込んだまま、バグレア教会跡地のオッド神父が見えるかどうかの実験をしにいきました。
実験は当然失敗に終わり、ネリムさんはますます落ち込みました。
帰還すると霊界通話機から、「ミルフィ」という幽霊からルベンという人に自分が死んだと伝えてほしいという依頼がきました。
指定された場所に行ってみると、ルベンなんて人はいなくて、クオードがメインストーリーで使ってきたのと同じ、あのしばりガード貫通のクモノ*1をくらってしまいました。
これはギスマイヤーという死体愛好家のワナでした。ギスマイヤーは「死霊の書」の封印を、著者の子孫であるネリムさんに解かせるためにこんな仕掛けをしたのだそうで~す。
人質になった星月夜に配慮したネリムさんは死霊の書の封印を解き、その直後に死んでしまいました。どうやらこの書の封印を解くと死んでしまうのだそうでした。
死霊の書の力を得たギスマイヤーは、デスマスターとしての能力が向上したようで、さっそく死霊を召喚してきました。
今まで『蒼天のソウラ』のゾフィーヌさんが死霊を召喚するさいにしばしば本を読んでいる理由について、ゾフイーヌさんが呪文を暗記できないぐらいバカだからだと思っていたのですが、本にこういうチカラがある世界だからなのかもしれないと考えなおしました。
でもここでクモノが都合よく終わったので、抵抗して勝利しました。
この写真だけを見ても、誰が味方かわからないかもしれませんね。左下のがいこつだけが星月夜の味方で、タタリ御前や悪鬼丸みたいなのが敵の「死霊姫ヤサギリ」と「死霊兵クロマゲ」で~す。
勝利ののち、デズリンさんの家にネリムさんを持ち帰ると、一応まだ生きていると判明しました。死霊の書にかけられていた封印は、解くと常人なら死に、著者の継承者なら平気であるものだったところ、ネリムさんは血筋が著者の後継者でありながら職がデスマスターでないという中間的存在だったのでこうなったようでした。
とりあえず復活の方法をデズリンさんは探してくれるということで、クエストはここで終わりました。
そしてデスマスターの装備一式がここでそろいました。
※第4話 黄昏より君を連れて
ネリムさんを復活させるには魂呼びの鐘が必要とのことで、それを売っているパピルマさんに会いにいきました。パピルマさんは「やんす」が口癖のようでした。
あいにく売り切れだったので、素材である白銀の鐘から製作することになりました。
作ってから持ち帰ると、パピルマさんみたいな口調になるなという話になりました。デスマスターは原則として丁寧な口調であり、これを「ですます口調」というらしいで~す。
そういえばデスマスターのモデルとなったとウワサのゲマも、慇懃無礼でしたね~。
その後、無事にネリムさんを黄昏の園から連れ帰りました。
ここでようやく、ネリムさんにはデズリンさんのことがずーっと認識できていなかったと判明しました。困ったことがあっても師匠に直接相談せずに独習ばかりがんばっていたのは、これが理由だったのですね。
デズリンさんは幼いころのネリムさんから、ギスマイヤーから守るために霊感を奪ったのだそうで~す。その後、ギスマイヤーに敗れて今では幽霊なんだとか。
でもこうして死霊の書を再度封印させる必要が生じたので、これを機にデズリンさんはネリムさんに霊感を取り戻させました。以後、互いに意思疎通できるようになりました。
※第5話 天に昇る魂に君は誓う
序盤に軽いお使いをして、ネリムさんに死霊の書を封印させるための秘儀を覚えさせました。
その後はギスマイヤーのほうから同業者に対して、死者を召喚しやすい日食を狙ってボロヌス溶岩流のヘドロの沼地で何かしでかすという情報を流してくれたので、話はとんとん拍子に進みました。
この石碑の前でネリムさんと待合せました。
ちなみにこの石碑はドワチャッカにありながらオーグリード様式らしいで~す。何かの伏線なのかもしれませんね~。
デスマスターに転職してからやってきたネリムさんは、レベル80以上でやっと装備できる「魔導の鎌」を装備していました。
大急ぎでレベルを上げたのかと思いきや、後の戦闘では転職直後の値である50でした。すると大金を払ってメギストリスで外見だけ変えてきたってことですね~。ギスマイヤーになめられないようにするための策としては、それなりに上出来だと思いました。
ここでギスマイヤーの目的が、日食を狙ってガテリア皇国の戦死者たちを召喚して死霊の王国を作るというものだと判明しました。
4.3のメインストーリーとのつながりもバッチリですし、また太陽と太陰は表裏一体であるという件の強調は1.0の同じくドワチャッカ大陸のドルワームの物語にも通じますから、なかなかいい設定ですね~。運営さんを高く評価したいで~す。
でもギスマイヤー個人への評価としては、正直言って「ショボイ」と感じました。同じく職業クエストのラスボスでキャラが被りまくりの黒怨王*2と比較して、スケールが二回りぐらい小さいで~す。
こちらがギスマイヤーとの戦闘中に撮影した日食。月が太陽を隠しているという設定で~す。
今までは月と太陽のどちらがアストルティアから遠いのかは不明でしたが、こうして太陽のほうが遠いと判明しました。
ギスマイヤーを倒し、ガテリアの死霊たちを昇天させました。
先に4.5メインストーリーをやった身としては、これでクオードが死の間際にメレアーデさんに許される場面への違和感が減りました。遠い未来に被害者が救済されるというこの物語を体験する前だと、どうしてもあの場面はメレアーデさんの身勝手な赦免に見えてしまいましたから。
そしてデズリンさんもこれで思い残すことがなくなったようで、星月夜に「デスマスターの証」を報酬として渡し、ネリムさんに別れを告げると、昇天していきました。
- 作者: 中島諭宇樹,堀井雄二,スクウェア・エニックス
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/06/04
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る