星月夜「神話の時代に消え去ったのち、突如海から帰ってきた大己貴命と少彦名命のコンビを祀ったとされる、大洗磯崎神社に行かないかい?」
夕月夜「わお、いかにも由緒正しそうな神社ですね~。お供しますとも!」
夕月夜「神々しいですね~」
ここで暁月夜と合流。
夕月夜「え~、こんなお上品な旅行先なのに、暁月夜も来たの~?」
暁月夜「ふふふ~。ここは私の大好きなアニメ、『ガールズ&パンツァー』の聖地なのだ。ほれ、そこを見てみよ。ここはもう通称「ガルパン神社」なんだぜ~」
夕月夜「戦車と美少女がテーマのアニメですか。いかにも暁月夜の好みですね~」
暁月夜「ふふふ~。伝統と最新の流行の融合、これこそ温故知新だ」
星月夜「さ、今日は新鮮な魚を食べたらさっさと寝て、明朝の早起きに備えましょ~! ここの一番の見どころは日の出なんだから」
暁月夜「そういうことだ。ここは日没より日の出を楽しむ場所であり、場違いなのは夕月夜のほうなのだ」
夕月夜「ぐぬぬ」
暁月夜「またこのパターンか*1。私は高級な鮮魚は口に合わないので、近くの明太子工場に併設された食事コーナーに行ってくるぜ」
夕月夜「これでこの料理も十倍おいしくなるで~す!」
と、喧嘩ばかりでしたが、翌朝の神々しい日の出を見たら、みんな感動して仲良くはしゃげました。
その肝心の日の出についてですが、あんまりいい写真が撮れなかったので再現画像だけ掲載しました。読者のみなさまと留守番の雨月ちゃんにはごめんなさいなので~す。
雨月「おいてけぼりの上にそういうオチかい!」
夕月夜「そんな雨月ちゃんにお土産よ~」
雨月「ス…スラ…?」
夕月夜「茨城名物の栗の御菓子よ」
雨月「スライ…」
夕月夜「栗だってば!」