「新スキルラインで挑む魔塔」の第3回だ。5.1で新しいスキルラインが導入される前に5.0導入の分の体験を終わらせてしまおうと考えて、ヤリ縛りの武闘家に挑んだのだ。
武闘家はきあい80ポイントのパッシブが大きいので、武闘家で魔塔に挑む場合にはそれを目指しがちであったと思う。しかし武闘家のヤリスキル150ポイントは「テンション時タメージ+300」という破格のものであるので、やはり今回はこれをまず取得することを考えた。
4階。普通に武闘家ってカンジだな。あまりにマトモすぎて特筆すべきことがないぞ。
ここではまだスキルの合計が150に到達しなかったので、ボスは普通に倒した。
その後しばらくしてスキルが154になると、きあい4ポイントの「ためる」とAペチのコンビが凄いことになった。何しろ「ためる」はMPの消費量が0なのだ。
多少の金さえあればMPを気にせずにすむ『ドラゴンクエストX』のダンジョンの中では、この不思議の魔塔は例外的に旧作のようにMPの管理に知恵を絞る必要のある空間なのだ。しかしこの「ためる」と「150スキルのヤリでAペチ」のコンビがあるだけで、一気に『X』的ダンジョンに早変わりである。
9階。これまた武闘家という雰囲気が出てるな。ミーに変な格好をさせて嘲笑おうとする闇の勢力にとっては残念だろうが。
きあいが22を超えて心頭滅却もできるようになったので、いつもブレスに悩まされるここのボスは楽勝であった。
14階。アタマとからだ上とからだ下の装備が全部カンフージャケットセットのものになったのだが、からだ上の色が全体からかえって乖離してしまった。
9階で、からだ上だけが「しゅうれんぎ上」だったときのほうが、カンフーシリーズと色が統一されていて全体の雰囲気がよかった。
外の世界でコーデを考えるときに、「とにかく公式のセットにすればいいのだろう」という発想では、このような目に遭うこともあるので要注意だ。
19階。「えいゆうのやり」とは、かくも壮麗なものなのだな。
こういうものを見てしまうと、聖守護者の闘戦記で苦労して「神槍のレプリカ」を入手しようという気持ちも失せるというものだ。