1.はぐレモンと白き者
はぐレモンのくれるプレゼントって粗品であることが多いため無視しがちなのですが、今月の「はぐレモンからの挑戦10 お宅訪モンはぐレモン」はそこそこ高価な報酬もあると他のブロガーさんの記事で知ったので、久々に拾いにいきました~。
捨てられた城でプレゼントを発見!
こんな場所は普段はほとんど行かないので、せっかくなのでこれまた久々に現地で読書にふけったんですよ。
建国王が書いたらしき『我が子孫たちへ』という古い本を見つけました。
そこには「神に代わり 聖地を守るため ここに 王都カミハルムイを建国する。 我が子孫よ 聖地の守り人となれ。 聖地に 魔の者を 入れてはならぬ。 何人も 聖地を我が物としてはならぬ。 聖地を汚す 災いが現れしとき 白き者が生まれ そなたらに チカラを貸すだろう」とありました。
魔王(級)の敵がアストルティアに来るとグランゼドーラ王家に生まれるのが勇者であるように、エルトナの聖地を汚す災いが現れるとカミハルムイ王家に生まれるのが白き者だったので~す。
多分大昔に一度ぐらいは読んだ本だったのでしょうが、こんな重要な設定をすっかり忘れていましたよ~。いいきっかけを作ってくれたはぐレモンには感謝で~す。
2.白き者システムから考える、アラグネと天地雷鳴士の問題
4.0で天地雷鳴士が導入されたときは、1.0メインストーリーと矛盾するとすら思ったもので~す。
占いもできて戦闘もできるはずの天地雷鳴士が、カミハルムイのメインストーリーでは全然活躍できていませんでしたからね。
50年前のアラグネの陰謀を一切予言できず、事件後も真相を暴けずにリタ姫の名誉は半世紀間汚されました。現代の物語でも、ニコロイ王の護衛をせず、暗黒大樹の葉の入手にも関わらず、一人前の証を入手したばかりの新米冒険者である主人公とキュウスケに全部任せっ切りだったため、アラグネの陰謀は成功の一歩手前までいきました。
しかしアラグネが聖地を汚すことをこころざしたのちに王家に白き者が生まれるシステムなのですから、アラグネがアグシュナ妃に変身して直接旧カミハルムイ城に乗り込むまで、短めに見積もってもリタ姫の人生と同じ長さの時間があったわけで~す。長めに見積もるとナシュロイ王の人生と同じだけ待っていたことになりま~す。
この約10~40年の期間を、「長い時を要する呪術や策謀などにより、天地雷鳴士が自分に決して関われないような下準備をしていた」と考えれば、「白き者システムでは短期決戦を挑んでくる敵に弱い」という問題と「なぜか天地雷鳴士はアラグネに無為無策だった」という問題が、同時に解決できま~す。
すなわち「カミハルムイ王家の守りは、短期決戦を挑んでくる相手に対しては占いも戦闘も得意な天地雷鳴士が当たり、数十年がかりのプロジェクトで天地雷鳴士の目を欺く者には奥の手として白き者が当たるという、二段構えのものだ」と考えればいいので~す。
白き者システムの設定を最初からしっかりと読んでいれば、むしろ1.0~3.5時代のほうが不満だったでしょうね。「アラグネは偶然持久戦型だったから白き者システムで何とかなりましたが、もし短期決戦を挑む敵が登場したら対応できませんね。カミハルムイにもパラディンや魔法戦士みたいな立場の集団がいてしかるべき!」と当時叫ぶべきでした。
まだそういう内容の過去記事を他のブログでお見かけしたことがありませんが、もし今後お見かけしたら尊敬しますよ。
3.余談として「黄金の指輪」の問題
この記事を書くために、カミハルムイのメインストーリーの動画を見なおしたんですよ。
するとカミハルムイの聖地にいくためのアイテムが「黄金の指輪」だったことを思い出させられたんですよ。
装備に「きんのゆびわ」があるのに、なんでこんなほぼ同じような名前のアイテムを出すんでしょうかね?
アスフェルド学園に「ゴールデンリング」が登場したときには、不満を書きたい気持ちを必死に抑えこんだのですが、さすがに三つとなるともう駄目です。「ややこしい!」と不満のおたけびをあげます。