ほしづくよのドラゴンクエストX日記

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七夕イベント「あまたの願いを求めて2」。今年も短冊の文字を読んじゃうぞ~。 & ドラキー君のスペルミスに関する考察を追記

 今年も七夕イベントの季節がやってまいりました。「あまたの願いを求めて2」で~す。

 ただし物語の内容は去年の「あまたの願いを求めて」の続編ではなく再演なので、その詳細については去年の記事を読んでくださ~い。本稿では去年と同じ部分については大胆に省略していきま~す。

 まず短冊が五枚だけ見つからないという話になり、黄色の短冊が怪しい小道の前に落ちていたというところまで去年と同じで~す。

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 これは「黄の短冊と表記されていましたが、内容はエルトナ文字をアルファベット変換すると"KINOKONOIE"(キノコの家)であり、去年の「黄の短冊」と同じで~す。意訳版もやはり去年と同じく「今年こそ 暗くて じめじめした家を手に入れ ポカのキノコ栽培所を作りたい」でした。農民ポカさんが書いたものですね。

 これを手掛かりに残りの四枚を探しに暗闇のボロ屋に行くことになるのも同じで~す。

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 ただし去年とはもらえる提灯が異なっており、去年の提灯を使ってもボロ屋には行けませんでした。

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 そのまま突撃すると廃屋の雰囲気は去年とほぼ同じでしたが、「夜空のお守り」を使うと一気に雰囲気が変わりま~す。

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 こうなると両方体験したいところですね~。

 ところでこれらの写真を見比べていて気づいたのですが、「スライム君が本気を出すと眼が赤くなる」ということは、5.0が始まる前の去年の七夕の段階で予告されていたのかもしれませんね~。

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 予告といえば、もう一点。ミスさんの叫びについて「不気味な咆哮が聞こえてきた」と地の文で書かれていました。

 これって昨日の記事で紹介したばかりの、「くさった死体は、相手がおびえない程度のおたけびをする」設定の予告ではありませんか!

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 緑の短冊弐"SUKOYAKA"(健やか)で~す。意訳版では「店のみんなが これからも 健やかに 暮らせますように」でした。ゼフさんの書いたもののようでした。

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 桃の短冊弐"SHIAWASE"(幸せ)で、意訳版は「みんな ずーっと しあわせがいいなーーーっっ♪ もちろん チュラリスも しあわせがいいのー!」で、当然チュラリス筆で~す。

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 青の短冊弐"PARUPUNTE"(パルプンテで、意訳版は「一度でいいから パルプンテを 唱えてみたい!」でした。なんと遊び人ではなくデスマスターのネリムちゃんの書いたものでした。

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 猫のファンファンが書いた紫の短冊弐。さすがに読めませ~ん。本人によれば「世の人々に 少しでも多くの笑顔が 訪れますように」だそうで~す。

 これらを持ち帰って書き手たちに返すと、あとは去年と同じように事件は解決して終わりで~す。

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 ちなみに4.5後期クリアー前の冒険者でプレイしても、ゼフさんはちゃんと存在していました。

 するとゼフさんもまたレトリウスの子孫として時渡りができたりするのでしょうかね~?

 そういえば特権階級っぽい経歴ですし、国法を背景にしたベルマの脅迫に屈せず魔法生物を飼い続けたりしてましたし、王家の遠い分家の出身である可能性は十分にありま~す。

 なお、「ヒコボシさんがファルパパ神のように別の時代から人を招けるほどの神である」という可能性もありま~す。

 おそらくはこの二つの仮説のどちらかまたは両方が正解で~す。

 報酬は、恒例の七夕の短冊と「すずらんのゆかた」でした。

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 なかなか可愛いで~す。

(以下、同日追記)

 ツイッターで相互フォローをしている「セレン(赤)DQX/curry」さんのツイート*1で知ったのですが、お守りの加護がある版のマップで西の家屋に入ると、障子にドラキー君がエルトナ文字つきで映るようでした。

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 エルトナ文字で"WEKCOME"と書かれていますが、常識的に考えると"WELCOME"といいたかったんだと思いま~す。

 さて、このスペルミスは運営自身の失敗なのか、運営にとっては意図的なものであるドラキー君の失敗なのか、考えてみました。

 そして断言はできないものの、二つの理由から「ドラキー君の失敗」説が正解である可能性が高いと考えました。

 理由の第一は、上述の緑の短冊弐では"SUKOYAKA""K"の文字が正しい用途で使われているということで~す。

 理由の第二は、物語の内容全体がヒコボシが「ポカさん」と「農民ポカさん」を間違えたものであり、登場人物の名前も「ポカ」や「ミス」といった「勘違いによる失敗」を示唆するものであったからで~す。つまりこのスペルミスも、物語のテーマの一環だった可能性が高いというわけで~す。

 以下余談になりますが、今回のもう一つのテーマであるすずらんですが、外見が似ている「ぎょうじゃにんにく」と勘違いして食べて死ぬ人が多いそうで~す。

 「ポカ」・「ミス」・「ウェクカム」の物語と「すずらん」を絡めたのは、「ぎょうじゃにんにくとの見間違いに気をつけよう」という運営からの親切なメッセージだったのかもしれませんね。

 農民ポカさんが危険なキノコを食べてミニサイズになるシーンもまた、「野生の食べ物には要注意」というメッセージと親和性が高いですし~。