1.大会までの経緯
一週間前、チームメンバーに大富豪の面白さを伝えようと思い、三人のメンバーに基本ルールとカスタムルールを伝授しました。
それから一週間後、チーム内で大富豪の大会を開きました。
景品は粗品を自力で用意したのですが、リーダーのエアリスさんが星月夜が用意した景品より総額で15パーセントほど高価な副賞を用意してくれたので、そこそこ豪華になりました。
エアリスさんの出費のほうが大きかったので、記事の題名も「開催しました(エアリスさん後援)」ではなく、共同開催の扱いとしました。
2.闇鍋ルールとは
これが普通の大富豪大会ならば練習期間が短くて初心者イジメのようにも思えるかもしれませんが、ルールを「闇鍋」にしたのでその心配は不要でした。
「闇鍋」とはどういうことかというと、競技の直前にしぐさ「コイントス」を17回して、現在17種類あるカスタムルールをそれぞれ別個に採用するかしないか決めるというもので~す。
運営による段位戦は、「ジョーカー2枚」は不採用が当たり前で、「反則あがり」・「都落ち」・「革命」・「階段」・「8斬り」・「しばり」・「スペ3返し」は採用が当たり前になっていますよね。だからこの段位戦に慣れすぎている人は、本能的にいつも「8」を大切にしてしまったりするので、ベテランほどその種のハンディを背負うことになるというわけで~す。
この闇鍋ルールのヒントになったのは、自分史上最高の麻雀漫画である『マジャン ~畏村奇聞~』で~す。舞台の村には麻雀をする前に特殊ルールを決めるクジ引きのような慣習があるという設定のため、単一のルールの競技をテーマにした漫画にありがちなマンネリ化が、上手に防止されていたので~す。
3.当日
十名に招待状を送ったのですが、来てくれたのは星月夜がルールを伝授した三名だけでした。
参加者が少なかったのは、『鬼滅の刃』のスペシャルと時間帯が被ったのが原因かも?
ただし面倒な予選をしなくてすんだので、多少は喜ぶべきかもで~す。
左から、エアリスさん、キリトさん、星月夜、レインさんで~す。
以下、「エ」・「キ」・「星」・「レ」と省略することもありま~す。
4.試合結果
4-1.第一試合
※エ 30・30・30・20 計110
※キ 10・20・10・30 計70
※星 50・50・50・70 計220
※レ 20・10・20・10 計60
ストレートで星月夜が勝ってしまいました。これではみんなのトラウマで終わってしまいそうだったのと、予選の時間が不要となり時間が余ったことから、延長戦を提案しました。
4-2.第二試合
※エ 30・10・10・20 計70
※キ 50・30・50・70 計200
※星 20・50・20・10 計100
※レ 10・20・30・30 計90
今度はキリトさんがほぼストレートで優勝。景品授与。
星月夜はギリギリ準優勝でしたが、これは他の二人が反則あがりをしてくれたおかげで~す。第一試合が反則ナシだったので、普段ならやらないようなミスをしてしまったのでしょうね~。ルールが目まぐるしく変わるのが、闇鍋ルールの怖さで~す。
4-3.第三試合
※エ 50・50・20・10 計130
※キ 10・30・50・70 計160
※星 30・10・10・20 計70
※レ 20・20・30・30 計100
またまたキリトさん優勝で~す。
星月夜はなんとビリ。負けて悔しい反面、自分が考案した闇鍋ルールがいかに公平であるかの証明ができたことになったので、少し嬉しかったで~す。
4-4.第四試合
※エ 20・20・30・30 計100
※キ 10・30・10・70 計120
※星 30・50・50・10 計140
※レ 50・10・20・20 計100
最後は星月夜がまた優勝。一応これで優勝回数ではキリトさんと並びました。
ただしここまでの全体の合計点では、星月夜が530に対してキリトさんが550なので、総合優勝はキリトさんだったといえましょう。