入門編「魔剣士の酒場」
まずは受注場所であるつるぎの酒場を発見。自称酒場マニアのタバンの先を越しました。
うひょひょ~。
マスターのアガサは、5.4で追加されたイエローダイアリーの住人でした。これにて5.4時代のコンプリート状態になりました。
名前の元ネタはカクテルのアガサでしょうね。いかにも酒場らしい名前で~す。
アガサからは「心に 深い闇を 秘めている」とかいわれました。
これで占い師の職業クエスト「闇を見つめて」で、相手の心の闇を利用するマルグリットのピュアパール攻撃が効かなかったのは*1、星月夜の頭が空っぽだったからではなく、心の闇を上回る精神力があったからということになりそうですね~。ふ~、よかったよかった。
ここで魔剣士になるクエスト「魔剣士の酒場」を受注しました。
魔剣士になるための条件は酒場のある客から聞き出しました。
具体的に誰に聞いたかは秘密ですが、せっかくなのでここの客を紹介しておきましょう。なお以下の紹介情報の中には、のちのクエストで明らかになるものも含まれていま~す。
ギブソン。やはり元ネタは直球でカクテルの名前。
かつては有力な魔剣士で、家庭を顧みずに忙しく戦ったため、妻に逃げられた人。
パナシェ。
やはり元ネタは直球でカクテルの名前。
現役の魔剣士。本人は未婚で、弟は既婚。
ヴェスパー。
やはり元ネタは直球でカクテルの名前。ただしそのまた元ネタのイタリア語"vespa"は女性名詞。
本人は魔剣士ではなく、魔剣士のための便利屋をしているようで~す。
情報どおりの作業をしたところ、無事に魔剣士に転職できるようになれました。
そしてこの世には心の闇が生み出す怪物であるダークネスというものが存在し、「同じく 心の闇をチカラとする魔剣士にしか ダークネスを 滅ぼすことは かなわない」という設定を学びました。
あとやはりカクテルの名前を元ネタとするディゼルと出会いました。「ここで いちばんのウデ利き」だそうで~す。
転職
転職すると最初からレベル50でスキルポイントが137あったので、これを全部固有スキル「はどう」に使い、「はどう」関連称号をコンプリートしました。
さらにマスタースキルポイント45を使おうとしたところ、160以降のスキルが未設定であると気づきました。
職業スキル選択メモ その5
そしてタッツィに話しかけて200までのスキルを決め、「職業スキル選択メモ その5」を作りました。
※はどう 特技発動短縮・身かわし・特技ダメージ・被ダメージ・煉獄魔斬
かなり適当に作ったので、今後の研究や用途次第で変更すると思いま~す。
表記方法や残りのスキルは、前回の「その4」と同じで~す。
第1話「黒き再会」
最初の任務は、コニウェア平原でマリンスライムが生み出したダークネスであるダークネスマリンを3匹倒して、「封の水晶」にその核を封じてくること。
マリンスライムは「世間の荒波に もまれて カラに閉じこもりがち」なので、相当鬱屈していたんでしょうね~。
なお通常攻撃だけでも戦闘自体は終わりますが、設定上はすぐ復活してしまい、水晶には封印できませ~ん。邪炎波を浴びせてから倒す執拗がありま~す。
3匹分の核を集めた水晶は「闇染めの水晶」になりました。
持ち帰ると、練習のためこれを「魔の波動」で壊せといわれたので、そのとおりにしたところ、中から灰色のフレイムみたいなのが出てきて謎のブレスを吐いてきました。
これを浴びてしまったため、悪夢の中で旧エテーネの村の住民たちが死んでいくさまを見せつけられてしまいました。
ディゼルが灰色フレイムを倒してくれたので、何とか戻ってこれました。
ヴェスパーによると、水晶はキリカ聖堂で清めてもらったものなので、灰色フレイムの罠はダークネスマリンのほうに仕掛けられていた可能性が高いとのことでした。
第2話 「少女の叫び」
今回の任務は、急に魔の波動を強めて母親であるツァリーヌに逆らいはじめたソノラの鎮静化で~す。
なおツァリーヌもソノラも、やっぱり元ネタはカクテルで~す。
ディゼルはソノラの半殺しによる解決を提案しますが、星月夜はアガサからディゼルの暴走を止めるよういわれていたので、先んじて穏便な解決を目指しました。
ガリアル洞でソノラのダークネスを弱らせ、ソノラの怒りの原因を解決してやると、事件は円満に終わりました。
しかしここで急に事件の黒幕である、邪毒のウィーヌムが現れました。彼は魔界ではありふれた人間型魔族の男性でした。
「ウィーヌム」とはラテン語でワインのことで~す。
ウィーヌムはディゼルの魔の波動がもっと強くなったところで食べたいと思っているようであり、ディゼルはウィーヌムに復讐したくてたまらないようでした。
ウィーヌムは星月夜のことも食べる予定にしたらしく、これを知ったディゼルは星月夜と呉越同舟の関係になることを決めたようでした。
第3話 「惨劇の記憶」
今度の依頼は、あるドリンクの材料を集めてくることでした。具体的には、代金支払いずみの「琥珀色の果実」を受領し、「夜のエッセンス」を採取してくることでした。
琥珀色の果実はジャイラ密林で数年に一度しか採取できない、超高級品なんだとか。
そしてこれらを使ってできたドリンクの名は、なんと「星月夜の秘薬」!
ディゼルは誰よりも魔の波動が強い最強の魔剣士であるものの、仇のウィーヌムと再会してますますそれが何倍にもなった結果、暴走の危険があるらしいので~す。そこでこの薬を使って安定させるというのが、今回の任務の目的だったわけで~す。
星月夜の秘薬をディゼルに届けると、ディゼルは多少の身の上話をしました。
ディゼルとアガサは兄妹であり、幼いころにウィーヌムに両親を殺されたそうで~す。ディゼルは復讐を誓い、魔剣士になって「幾多のダークネスを狩り 強くなった」のだとか。
そして今回の報酬で、魔剣士装備の防具を集め終えたことになりました。
しばらくはこれを着てがんばりま~す。
第4話 「刃の感触」
ウィーヌムと戦うためには覚醒の儀を受ける必要があるといわれました。そして儀式に必要な「煉獄のつるぎ」は、師匠の大魔剣士のビッラが持っているから借りてくるよういわれました。
「ビッラ」は「ビール」のイタリア語風の発音で~す。
煉獄のつるぎを目覚めさせるには「魔剣士の涙」が必要とかで、ここで「泣く」をしました。
星月夜は某所でこの煉獄のつるぎを使うことで、無事に儀式を終えて心の闇を乗り越えました。
普段の職業クエストならここで必殺技でも覚えて強くなれるはずなのですが、何も起きませんでした。
そこへウィーヌムが出現し、「レビュール街道南の西」で待っていると挑戦してきました。
これってかなり重要な設定ですね。システム上のみならず作品世界内部でも「レビュール街道南」で一個の独立した地名であることが判明したわけですから。
現地に行くと、すでにウィーヌムとディゼルが戦っていました。星月夜が駆けつけると、ウィーヌムは変身した上に第1話でも登場した灰色フレイムの部下を三匹も召喚してきました。
むむ、これはザイガス・ジウギスの色違い!
すると同じく魔界出身のザイガスやジウギスにも、六種族型の第一形態が存在する可能性が飛躍的に高まりましたね。ゼクセンの例もありますし、これはよくあるタイプの変身術なのかも?
この設定を予見していた、おにぎりさんのツイートへのリンクも貼っておきますね。
灰色のフレイムの正式名称は「使い魔」でした。
う~ん、これは酷い。このゲームにはすでに「つかいま」というモンスターがいるのに、それを漢字にしただけで別のモンスターにしてしまうなんて。
「秘宝の使い魔」や「使い魔バジリウス」*2の前例のように、何かちょっと付け加えるだけで大分印象は違うと思うのですが…。
あとこの戦闘に参加してくれたディゼルのレベルは、魔剣士のスタートラインと同じ50でした。
魔剣士になってから何年経ってもこの有様ってことは、レベル51以上の解放クエストをクリアしていないということなんでしょうね。
すると「幾多のダークネスを狩り 強くなった」というのは、特訓ポイントの話でしょうかね~。それとも、「邪炎波を使わないとすぐにダークネスは復活する」という知った上で、それでもあえてパッシブのためにダークネスで他職の経験値稼ぎをしまくったのでしょうか?
戦闘で勝ってもウィーヌムはピンピンしており、ディゼルにさらなる絶望を与えて魔の波動を増幅させた上で、それを食べ始めました。でも食べすぎにより自爆してしまいました。なんじゃこりゃ。
ディゼルは暴走しかけたらしく、どこかへ去りました。
アガサには「あなたの魔の波動が ウィーヌムを 倒したことで さらに 強くなったみたい」といわれ、必殺技「練魔の秘法」を授けられました。
いや、無印版のプスゴンのときと同じく、システム上の戦闘では勝っても物語上は全然倒してませんよ~。ウィーヌムは勝手に自爆しただけですよ~。
第5話 「絶望の底へ」
両親の墓の中で暴走しかけていたディゼルを鎮静化させておしまい。
魔剣士の証と魔剣士の剣をもらってめでたしめでたし。
感想
評価は非常に低いで~す。職業クエストとしては過去最悪かもしれませ~ん。
必殺技を覚える最高のタイミングであるはずの「覚醒の儀」にそうした効果を与えなかった時点で、かなり怪しいと思いました。
仮に第5話の内容が物凄く濃いならそれでも仕方ありませんが、第4話で必殺技を覚える前に黒幕が勝手に自爆してしまい事件は解決し、第5話はせいぜい後始末でしたから。
仮に「ボス戦は一話につき一回縛り」という伝統でもあるなら仕方ありませんが、武闘家の職業クエストでは、第4話で必殺技を覚えたあとに第5話前半で黒幕を倒し、後半で同職の先輩のヤーンを倒して完結していたはずで~す。これにならえばよかったはずで~す。
加えて、最強の魔剣士のレベルが50だったり、「つかいま」と似ても似つかない「使い魔」が登場したり、といった減点要素もありました。
旧エテーネの村の話が出てきたあたり、表面的には『ドラゴンクエストX』の歴史に敬意が払われていましたが、やはり全体的には「にわか」が作った物語という感がありました~。