0.はじめに
本日は「装備」に関する世界観を語りま~す。
思考の出発点にあたる最重要の資料は防具鍛冶職人レベル46~50解放クエスト「命の炎」なので、まずはその話からしま~す。
1.当ブログと「命の炎」の数奇な縁
「命の炎」が配信されたのは、2.4後期が始まった2015年の3月2日であり、それはこのブログが始まった日と同じでした。
星月夜は当時防具鍛冶職人だったこともあって、冒険日誌を見ると配信当日に「命の炎」をクリアーしていましたが、その日は「ブログ始めました~」の記事を書いてしまっておりました。
そして翌日以降の星月夜は「命の炎」を「すでに終わらせた冒険」の一つとみなしたようで~す。そのまま内容まで忘れてしまったようでした。
ところが近年、自分と別キャラの二人は「すべての職人クエストをクリアする」という目標を立てました。そして別キャラで防具鍛冶を体験しなおした結果、「命の炎」が装備に関する世界観の考察において非常に重要だと気づかされたので~す。
そこで今さらながら「命の炎」の内容を語りま~す。
2.「命の炎」内容紹介
マスター・リリムからプラチナメイル上の★★以上を求められま~す。
そしてモガレ修道院にいる注文者のポチトリに渡すと、実は真の注文者はリリムの弟のツィムだと判明しま~す。
ここでのムービーでポチトリはプラチナメイル上をツィムに渡すのですが、そのプラチナメイル上は光の粒のような大きさでした。
これでギルドに帰還すればクエストは達成で~す。
3.装備に関する世界観
ムービーでプラチナメイル上を描くのが面倒だったのなら、そもそもこの手渡しの瞬間をムービーにすること自体を避けるはずで~す。
だからこれはきっと実際に起きた場面を忠実に描いたムービーなのでしょう。
よって、このムービーから「本来の防具は光の粒のようなサイズである」という世界観がわかりま~す。
同じ装備ぶくろに同じ数だけ入れられる、武器やアクセサリーも、おそらくは防具と同じような存在なのでしょう。
そして、それらを着用しても装備ぶくろからは消えず、かつ仲間モンスターが本人と同時に同じ装備を着用できるということは、「あの光の粒は装備ぶくろに入ったままであり、データとしての仮初の複製を少なくとも2個まで発生させられる」というわけで~す。
あくまで仮初のデータなので、マギダスのチカラでオーガになろうがプクリポになろうが、外見は自然にそれに合わせてくれるというわけで~す。それどころか外見をチームの制服に変えたりすることも、本人の意思で一瞬でできるというわけで~す。
さらにはアラハギーロの格闘場の技術を使えば、光の粒の本体が消滅したあとでも、先にデータをコピーしておけば、そのまた複製を少なくとも3個まで作れるというわけで~す。
4.この説の最大の障壁は軽視可能
この説の最大の障壁は、「汗と涙の結晶」で~す。
名前を聞くと汗と涙が武器に浸み込んでいるイメージがありますし、クエスト「赤いエクササイズ」では装備を着用した部位の血流と「使い込み度」との間に相関関係があることが匂わされていました。
この雰囲気に飲まれてしまうと、前章の説には強い反証があるかのように感じてしまいま~す。
でも結晶の原料が本当に装備に浸み込んだ汗と涙ならば、迷宮で弱い魔物を遠隔攻撃で倒したときに「涙」がつねに足装備にまで浸みるのは、非常に不自然で~す。それに金属系の高レベル装備から、繊維系の低レベル装備以上の汗と涙の結晶を採取できることについても、説明がつかなくなりま~す。
しかも過去記事「素材屋さんの怪しい疑似科学」で告発したように、素材屋たちは「遠赤外線」の意味を完全に捻じ曲げた疑似科学的な解説を平気でする連中なので、彼らの解説は基本的に無視すべきなので~す。
さらには汗と涙の結晶の公式解説文が「共に戦い過ごした 装備品たちの結晶」となっていま~す。怪しい商売人の疑似科学的な発言よりも、この公式の地の文のほうを信用すべきで~す。
よって「汗と涙」とは、単なる比喩か、素材屋たちの長年の虚偽宣伝によって一般化してしまった慣習的な表現とみなすべきで~す。
5.ゆーえーにー
メインストーリーのムービーでネロドスやヴァレリアが空中から武器を取り出して使用する場面は、地球人の常識だと「わ~、すごい、かっこい~」と思ってしまいがちですが、この世界では実は誰でもできる行為だったというわけで~す。