1.バラシュナIIも倒せたことの報告
無事にバラシュナIIも倒せました。
今後もIIの日は時間の許すかぎり倒していきま~す。まあその「時間の許す限り」というのが最大の障壁なんですけどね。
なお腕前の関係から、IIIは当分挑むつもりがないで~す。
2.聖護の結界に関する設定
聖護の結界は古代魔族たちを封印しておくものですが、二つの理由から、個々の戦闘においては逆に古代魔族たちに有利なものだと、長年思っておりました。
第一に、バトルロードのイベントで結界の外であるアラハギーロの格闘場に呼ばれた古代魔族たちは、Iの日の状態よりもさらに弱いからで~す。
第二に、古代魔族の側で20分耐え抜くと聖守護者側は強制的に結界から追い出されてしまいま~す。あたかも防衛軍で防衛側が10分耐え抜くと事実上の勝利になるようなもので~す。
しかしバラシュナに一度でも勝ったあとに一度だけ聞けるユリエルのセリフには、「聖護の結界の中とはいえ ついに 羅刹王バラシュナに 勝利を収めるとは……!」とありました。このセリフについては、ミルクティーさんの記事に全文が引用されていま~す。
専門家からこのような発言が聞かれた以上、「聖護の結界の中のほうが、古代魔族を倒しやすい」と考えるべきでしょう。
そうなると、聖護の結界以上に古代魔族を弱体化できるアラハギーロの召喚術師たちは、実に恐るべき存在ということになりそうで~す。
また一切の弱体化がされていなかったころの古代魔族たちは、たとえば「19分30秒戦うと、戦闘中でもルーラが使えるようになり、逃げられる」などのより厄介なチカラを持っていたことになりますね。
3.「聖守護者の戦いについて」関連の設定
バラシュナに勝つとユリエルに聞ける質問が一つ増えま~す。「聖守護者の戦いについて」で~す。
ガラテアについては長らくジェニャと同一人物説がありましたが、ここで聞ける設定によると、ラダ・ガートの娘だったようで~す。養子という可能性もあるので「絶対にジェニャとは別人」と断言するわけにもいきませんが、別人の可能性が飛躍的に高まったのは事実で~す。
ギルザの岬におけるバラシュナとガラテアの一騎打ちの果てに、バラシュナは封印されガラテアは行方不明になったようで~す。
またこのとき、ギルザの岬は入り江になったのだとか。
この設定から、長年エクゼリア王国に関して存在していた謎に少しだけ光が差し込みました。
エクゼリア王国は、シオドーア率いる人間の難民たちがグレンから徒歩で移動して建てたはずの国で~す。だから、生産力などはともかく、グレンからの交通の便だけは超一流のはずで~す。そうであるのに、現在ではその跡地に容易には到達できませ~ん。これが長年の謎でした。
でもシオドーアたちがグレンから移動してエクゼリアを建ててしばらくしてから、バラシュナとガラテアの一騎打ちのせいで「ギルザの岬」が「ギルザの入り江」になってしまったのですから、このときに交通の便が一気に悪くなった可能性が出てきました。
神話篇の「残された希望」では、ギルザッド地方とエクゼリア王国の近接性が強調されていたので、これは十分に有り得る説だと思いま~す。
なお陸の一部が海になることによる交通の阻害については、地球の常識で考えてはなりませ~ん。『ドラゴンクエストX』の世界において「水」が交通にとっていかに厄介なものであるかについては、まさにこのギルザの入り江での実験の成果を元に書いた「大きな魚を人力と釣りざおだけで釣れる理由の考察」と「魔界の海水の軽さの証明 & 元ネタ「弱水」と血潮の浜辺とギルザッド地方の関係について」をお読みくださ~い。
※続編