1.ランク達成報酬をコンプリート
第2回大富豪決定戦のランク達成報酬をコンプリートしました。
さらに上位を目指すかは、まだ秘密で~す。
2.決定戦の名称と世界観の整合性についての私見
レンダーシアへの侵略者であるマデサゴーラや魔勇者の名が決定戦の名称に使われていることに対し、「世界観を壊していないか?」という疑問を持っているかたもいるようで~す。本日はこれについても考えてみました。
この二人は、討伐前の冒険者の時間軸ではたしかに現役の侵略者で~す。のんきに六種族の敵の名を冠する大会を開いているのは、現代ジパングの常識に照らすと奇妙かもしれませ~ん。
しかし地球でも一元化された主権を持つ近代国民国家が成立していない時代や地域にあっては、王とその傭兵が戦争をしても、教会やギルドや一般市民は自分が戦争の当事者だとはあまり認識しなかったわけで~す。
そういう多元的秩序が強く投影されているアストルティアでも、やはり一般人の認識はほぼそれと同じでしょう。
国際的に見ても、ゴーラとグランゼドーラの戦いは10年以上前からおこなわれていたにも関わらず、迷いの霧の散布以前もグランドタイタス号修復以後も、五種族の諸国からグランゼドーラに援軍が送られてきた形跡はありませんでした。
神話篇では世界の危機を認識してしっかり協力した五種族諸国なので、彼らがゴーラによるレンダーシア侵略を放置したのは、これを所詮は魔族と人間族の間の小競り合いとみなしたということなのでしょう。
同時に魔界でも、有力三国からのゴーラへの援軍の話は出ませんでした。また5.3では大魔王を殺害するための装備を欲していた侵略者の白フード集団に対し、ファラザードのバザールは商取引をして儲けていました*1。
以上を見るに、1.0の時間軸のラッカラン住民の認識としては「霧の向こうでは人間族の最有力者のアリオス王と魔族の最有力者の大魔王マデサゴーラとが長期戦を続けており、これに乗じて傭兵や商人は稼いでいるらしい」ぐらいの認識だったことでしょう。
そしてこういう中世的な多元秩序の世界観をプレイヤーの多数派も承認しました。4.4のアストルティア博物館のカンダタ像の解説文によって総選挙とその結果が公式設定の一部であることが示されましたが*2、それでもガートラント軍と勇者と盟友に痛撃を与えた侵略者ヴァレリアを敵ながらあっぱれな武者ぶりよと深く尊敬して、アストルティアクイーンの称号を多数決にもとづいて奉ったので~す*3。
以上により星月夜は、「ラッカランを拠点にした大富豪協会がマデサゴーラ杯や魔勇者杯を開催し、1.0ストーリー中の冒険者の視点でもそれを認識できるのは、世界観に背いていない」と考えま~す。