ほしづくよのドラゴンクエストX日記

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真・幻界諸侯を倒し、真諸侯イレイザーの称号を得ました。セリフの記録と分析もしました。

1.戦いの成果

 真・幻界諸侯を倒し、真諸侯イレイザーの称号を得ました。

 二匹ずつ出てくるので、安全策は「速攻で一匹倒したあと、CT技をなるべく使わずのんびりもう一匹を料理してCTを貯めておく」を二回繰り返すことですね。

 四諸侯の強モードの序盤は、三匹同時に相手をしなければならず、しかも範囲攻撃をすると四匹同時に相手をすることになるので、体感では真・幻界諸侯のほうがずっと簡単でした。

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2.セリフのメモ

 構成メンバーには新顔がいなかったのでまめちしきの追加こそありませんでしたが、設定上注目すべきセリフが二つありました。

2-1.デュランのセリフ「あれから修業をつんだのは お前たちだけでは ないぞ」

 魔法の迷宮内でもボスが修業によって強くなることがあるということを示していま~す。

 またこのセリフを聞いたあとでも幻界四諸侯と戦えることから、魔法の迷宮のボスたちの時間の流れかたがアストルティア冒険者とは別物である可能性が高いといえましょう。プレイヤーから見ると五人になったり四人に戻ったり修業の成果が出たりそれが失われたりといった往復を頻繁にしているかのようにも見える幻界諸侯たちですが、このセリフのおかげで彼らにとっては一直線の変化だった可能性が高いといえるからで~す。

 だから「このキャラではまだ旧諸侯と戦ってすらいないのに、デュランが知己であるかのように話しかけてきた」というタイプの批判も的外れということになりますね。そのキャラが近未来に旧諸侯と戦うときこそが、デュラン視点では近過去なのかもしれないわけですから。

 そしてこのことから魔法の迷宮のバラモスとバラモスゾンビが同一個体である可能性も飛躍的に高まりました。

 またジャミラスアクバーが迷宮での修業によって「しあわせ」と「ぜつぼう」の利用を覚え、かつ修業中のある時点からムドーと組むようになったわけですから、星月夜が過去記事「「狭間の世界エリア」という名称により、5.4から幻界の四諸侯の解釈が劇的に変わりました」で提唱した「魔法の迷宮時代のほうが『VI』での活躍の前日譚だった」説が正解である可能性がさらに高まったといえましょう。まだまだ絶対正解だと断言できるほどではありませんが。

2-2.ジャミラスのセリフ「われらが 黒き神々に いけにえをたてまつらん」

 これは『ドラゴンクエストVI』におけるジャミラスと同じセリフで~す。

 人間を騙すために「しあわせの国」なんていう架空の物語を創るようなキャラだったので、この「黒き神々」を崇める宗教も部下を統率するための方便ではないかと、星月夜は長年疑っていました。物語をいくら進めても「黒き神々」らしき集団には会えませんでしたし。

 しかしジャミラスは幻界諸侯内では「やんちゃな年下キャラ」であり、宗教で騙して統率するような相手はいないので、その信仰はホンモノであった可能性が高いと考えなおしました。

(12月3日追記)

 「魔法の迷宮のボスたちの時間の流れかたがアストルティア冒険者とは別物である可能性が高い」となると、魔法の迷宮内にはまだ登場するボスたちも、アストルティアの時系列ではすでに魔法の迷宮からの脱出に成功している可能性がありま~す。

 神話篇に登場するジャミラスについて、過去記事「闇の溢る世界のジャミラス考」では召喚術で一時的に魔法の迷宮から呼び寄せられただけだという解釈を書きましたが、本人時間で「真・幻界諸侯」のさらに未来において脱出に成功した姿であるという可能性も出てきました。

 強さが単独での出現時まで戻っているという問題もありますが、「老い」や「脱出時に力を使い果たした」などの説明で何とか誤魔化せま~す。