ほしづくよのドラゴンクエストX日記

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悪人のおかしな言動を安易に「頭の病気」扱いして終わらせるのは、よろしくないで~す。【実例編・下】

11.地元警察の神対応 (N+9)日昼

 寒い中、自腹で交通費を払って警察に行きました。

 「Bさんは罪悪感もないまま今ごろ暖房の効いた部屋でぬくぬくしながら、別の被害者にイタズラ電話でもかけているんだろうな」とか思うと正直悔しかったで~す。なんで度重なるイタズラ電話で余暇と精神と胃腸とを害された被害者が、さらに時間と交通費と暖房の温もりを失わねばならないのかと。

 警察では「警察さんが、被害が大きくなるまでは動くわけにはいかないのは、重々承知しています。だから四六時中守ってくれなどという無理難題を要求しにきたわけではありません。私が急死したあと捜査しやすいように、資料を提出しに来たとでも思って下さい」と先に伝えてから、被害の状況や犯人の情報を説明して記録化してもらいました。

 相談は約一時間続きましたが、一言で表現するならば神対応でした。

 ただし最大の目的であった庁舎内での記念写真だけは断られました。

 「こんなことなら寒い思いをせず、2日前に警察のほうから提案してきた「ポリスの派遣」の話に乗ればよかった」と思う一方、「いやいや、そうすると我が家への往復の時間だけ一人の警官の活動が減り、結果的に地元の治安はそれだけ乱れる。私は尊いことをしたのだ」とも思いました。

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12.ダイイングメッセージ執筆など

 あとは自分がどこかへ旅行したり引っ越したりした先で殺されても、あるいは警察に相談したことを知っている家族もろとも一度に殺されても、捜査機関が前章の地元警察の記録にすぐたどり着けるよう、前章までの記述の「原作」となるダイイングメッセージを書きました。

 ラインでの被害の実態を撮影したデジタル情報なども大量に添付しました。

 そして複製して、「私が不審死したら、これをすぐ捜査機関に見せて下さ~い」と言い添えて、数件の親戚や親友に預けました。

 メッセージには厳重な封印をし、口頭でも詳しい被害の実態を説明しなかったため、預けた親戚の中には「大袈裟」と評価する者もいました。

 また事件以来私が戸締りなどを非常に気にするようになったことについて、「臆病者」として馬鹿にしてきた人もいました。

 そして正直な話、自分自身ですら「警戒のしすぎではないか?」と気を緩めたくなることもありました。

 しかしある日、学生時代の知り合いに逆恨みをされた挙句に硫酸をかけられた人のニュースが流れてきました。さらに数日して電磁波攻撃の反撃と称した一家皆殺し事件を目にし、「うわ、我が家の状況そっくり!」と思いました。

 こうして自分の信念が間違っていなかったと確信しました。

 悪党に標的にされたら、もうそのこと自体は諦めるしかないで~す。「逆恨み」なんていうものは「恨み」と違って理屈に合わないからこそ逆恨みなのであって、それを理論的に回避することなんてできませ~ん。こちらがどんなに誠実に生きていても、悪党はほぼ必ず害悪を及ぼしにやってきま~す。

 だからそうなったときにやるべきなのは、悪党への理知的な説得なんかではなく、被害を最小化するための戸締りなどの地道な努力と、いざ自分が死んだり長時間気絶したりしたあとに捜査が進展しやすくなるためのダイイングメッセージ作りなので~す。

 世間でいう「ストーカー被害があっても、被害者が死にでもしない限り、警察はあまり動いてくれない」というのはある意味では事実ですが、だからといって何も相談をしないというのはただの怠惰であり、自分の死後に犯罪者を野放しにする不徳なので~す。救えたはずの次の犠牲者を見殺しにするようなもので~す。

13.その後の直接の被害

 警察に相談した後も、何度かBさんから電話があったようで、うち2回ぐらい受話器をとってしまいました。

 電話の第一声は、謝罪でも誹謗でもなく「元気ですか?」でした。

 自分はあまりにお人好しだったので、ひねった回答などせず、自然に「普通である」とだけ伝えました。

 その数日後に気づいたのが「Bさんにとって最大の関心事は、豚汁や盗聴やニンニクや伊達政宗なんかではなく、私の体調だったのだ」ということでした。つまり自分の加害の成果を確認しにきたと考えるのが一番辻褄が合いますね。

 あまりに普通の挨拶と似ていたのでうっかりしていましたが、私は敵に機密を教えてしまったことになりま~す。最後までマヌケでした。

 しかし「もう連絡しないで下さいね」というこちらの依頼を無視してまで電話をかけてきて、それでいて肝心の用件が謝罪ではなかったことで、「悪事をまったく反省していない」という相手側の内面もこちらに筒抜けとなりました。そういう意味では多少の利益になりました。

14.その後の間接の被害

 スマフォ会社のサポートシステム担当の立派な社員や立派な地元警察のおかげで、人間不信だけは尾をほぼ引かずにすみました。

 しかし温かくて美味しい料理を食べて気持ちよくなるたびに、次の瞬間、「その豚汁が盗聴の証拠だ!」と数日間わめかれ続けたことによる不快感がむせかえってきま~す。そのまた次の瞬間、Bさんがそういう人だと何年も気づけないでいた自分の無能さが苛立たしくなってきま~す。

 私は食事で愉快になるという人として当たり前の幸福すら、Bさんのせいでもう一生かなわないのかもしれませ~ん。

雨月「そのPTSD、ダイエットの観点ではプラスやな」

 普段の生活でも「自分は危険な人物の標的になっている」と考えるだけで、心が休まりませ~ん。かつては探検がてら行けたような小道も、「目撃者も監視カメラもなさそうな所で突然硫酸をかけられたりしたら厄介だ」とか考えるようになってしまいました。

 かつ根拠もなく直接相手を「豚汁関連の何かを(または、豚汁の不思議なパワーで?)盗聴した!」とか誹謗してくるような人ですから、第三者に「星月夜さんは豚汁系盗聴犯だ!」とか今も言い触らしている可能性が非常に高いで~す。せめてその第三者が共通の知人であれば、やがて彼らが裁判などで証言者になってくれるかもしれませんが、私の知らない誰かに言い触らされていたらそう簡単に被害の実像は掴めませ~ん。

 またAさんの体調が少し悪くなるたびに、すぐに「あのときの心労が遠因なのかもしれない」と思うようになりました。

 だから、今でも地球のどこかでBさんが生きているかもしれないと思うだけで、実に気持ち悪いで~す。

 Bさんとそのご同類同士の争いごとでは、きっとこのように半年ぐらい直接の攻撃を控えることで「ほとぼりが冷める」のでしょう。

 でもこちらはいわゆる「カタギ」なので、Bさんが一秒長く生きると被害はそれだけ拡大してしまうというわけで~す。

 一時的に私の身体や名誉が傷つけられようとも、そのことで殺人未遂や名誉棄損の罪でBさんが数年間刑務所に行ってくれるなら、その数年間ぐらいは現状より多少マシだとすら思っていま~す。

15.教訓などのまとめ

15-1.護身系

・数年越しの知人だったとしても、言動が奇矯になってきたら距離をおくべし。急に脳の病気になったのかもしれないし、数年越しの付き合い自体が演技かもしれないのだから。

・たとえ軽いものであっても、理不尽な要求は拒絶するべし。フットインザドアの第一段階なのかもしれないのだから。

・いかにも頭のおかしそうな誹謗をしてきたら、その瞬間に対話をやめるべし。本当に病気ならば何を言っても通じないし、病気のふりをしているならば相手の思惑通りの行動になってしまうので、どちらにしろ時間と体力の無駄遣いである。

・対応を間違って理詰めで真摯に反論したとき、多少話が通じそうな希望が見えても、そんなものに期待をよせてはならない。どうせ話を長引かせるための演技である。

・「誰某との関係を切れ」などという要求に屈しないのは今や常識。できればその上をいくため、むしろなるべく多くの常識人との交流を増やすべし。それが自分の正しさへの自信につながる。

・「ストーカー規制法の適用が厳しい」という情報が独り歩きしているが、諦めずに自分の住む自治体の迷惑防止条例も調べるべし。

・なるべく早めに警察に相談すべし。110番に躊躇したり110番先に軽くあしらわれたら、#9110番が便利である。

・警察にいつでも頼れるよう、普段から警察に私生活が全部見られても平気なぐらい、遵法精神を大切にすべし。

・体調その他、些末な情報でも敵には教えるべからず。

15-2.公益系

・有名人が被害を訴えている動画の閲覧数を増やすだけでも、多少は世の中の役に立てる。

・無名人たる自己は、有名人には商売上できないような「被害の赤裸々語り」をして、有名人発の情報と相互補完すべし。無理に有名人と似たようなことをしても、大して世の中を動かせないのだから。

・「お人好しな自分」を愛してはならない。お人好しのせいで損をするのは自分だけではないのだから。悪を悪と見抜く能力を養うべし。慈悲の心は別の部門で発揮すればよい。

・どう生きてもどうせ死は免れ得ないのだから、悪人の標的になったのなら、悪人を一名獄へ送るための崇高な使命をいただいたと思うべし。そして自分の死と引き換えに勝ち取る刑期をなるべく長くするため、ダイイングメッセージの執筆に励むべし。

15-3.悪人向け

・いかにも悪人に甘そうなお人好しは、原則として犯罪の標的にもってこいなんやが、他の善人を巻き込まないほうがええで。そういう人は善人をもっと大切にするからな。

星月夜「最後に余計なことを書き加えたのは誰だ~?」

(2022年5月8日追記)

 この話をFさんにしたところ、同居人の電話への呼び出しというのは、「待ちぼうけを食らわせるという低レベルな嫌がらせを装った、被害者が自宅に一人でいるかどうかを確認するための技法」かもしれないと教わりました。

 つまり「家に一人でいるなら殺しやすいが、二人以上なら計画は中止」とか考えていたのではないかと。

 もしあのとき「早く寝るために嘘を吐いてやろう」とか思って「同居人なら(今晩は)いないよ!」と返事をしていたら、一体どうなったことやら…。

 背筋が凍り、せっかく快方に向かっていたPTSDがまた悪化しました。