1.研究テーマについて
4.3時代にウルベア大魔神と戦ったとき、「旧式砲台」の威力はシステムログで調べるしかありませんでした。そして当時自分で調べた限りでは「前半が130程度で、後半は65程度」でした。ところがのちに他人の動画を見ると前半も65程度であったため、非常に混乱しました。この件については過去記事「4.3メインストーリー その5 骨肉の争いを制して「ウルベアの革命家」となりました。今回のテーマが「父と子」であるなら、キュルルも…」もご覧くださ~い。
自分としてはこの「旧式砲台の戦闘中におけるダメージの大幅な変化の原因」を早く知りたかったのですが、公式ガイドブックは「4.0~4.1」情報の次の巻が「5.0~5.4」情報であったため、ウルベア大魔神関連の公式データは明かされませんでした。
ところがありがたいことに6.0でルネデリコが本気を出してくれたため、ウルベア大魔神を相手に思う存分に実験ができるようになりました。
2.第一の実験とその結果
まずは「弾の威力が変化しているのではなく、ウルベア大魔神の装甲の耐弾性のほうが変化しているのではないか?」と考えました。
そこでウルベア大魔神「強い」の守備力低下0段階・1段階・2段階の三種類の状態における旧式砲台のダメージを、それぞれ50回ずつ採取して平均値を出しました。
※0段階 68.18
※1段階 114.70
※2段階 130.84
3.実験結果からの仮説の検証
一見しただけで明らかに守備力のせいで有意差が見られますね。
さらに第0段階と第1段階の差は46.52、第1段階と第2段階の差は16.14で約2.88倍。そして守備力低下は、第1段階が30%減、第2段階が40%減といわれていま~す。この観点でもやはり、敵の守備力のせいで旧式砲台のダメージが変化しているという仮説を補強できました。
4.第二~第六の実験とそれらの結果
「レボルスライサーなどの「被ダメージ増加」・爪牙の陣・災禍の陣でダメージは増えるか?」を試したところ、どれも増えました。
「強化ガジェット零式でダメージは増えるか?」を試したところ、真下に配置しても増えませんでしたが、単に効果が届かなかったというだけの可能性もありま~す。
「フォースブレイクでダメージは増えるか?」を試したところ、増えませんでした。
以上から旧式砲台は、無属性の打撃攻撃として扱われていることが判明しました。
5.ウルベア大魔神の装甲の概算
ここでウルベア大魔神の守備力を"x"としま~す。
そして守備力は4違うとダメージが1違うといわれていま~す。
かつ旧式砲台は無属性の打撃攻撃なので、単純計算が可能で~す。
以上から守備力を30%下げるとダメージが46.52増えるということは、0.075xが46.52だということになりま~す。ここから算出したxは約620.27。
また守備力を40%下げるとダメージが62.66増えるということは、0.1xが62.66だということになりま~す。ここから算出したxは626.60。
間をとってウルベア大魔神の守備力は623ぐらいということにしました。
正式なデータの公開が待たれま~す。
6.旧式砲台の威力の概算
単純な打撃ダメージは、攻撃力の0.5倍から守備力の0.25倍を引いたものといわれていま~す。
面倒なのでウルベア大魔神の守備力を623として、その0.25倍の155.75に68.18を足して出てきた223.93を2倍して四捨五入しました。
結果、旧式砲台の攻撃力は448ぐらいということにしました。
正式なデータの公開が待たれま~す。