ほしづくよのドラゴンクエストX日記

画像は原則として株式会社スクウェア・エニックスさんにも著作権があるので転載しないで下さ~い。 初めてのかたには「傑作選」(https://hoshizukuyo.hatenablog.com/archive/category/傑作選)がオススメで~す。 コメントの掲載には時間がかかることも多いで~す。 無記名コメントは内容が優れていても不掲載としま~す。

ルーレットのレイドの最強攻略講座 (たとえば最終ターンでHP満タンのゴールデンスライムに対しても、希望は相当ある)

はじめに

 ルーレットのレイドは数学的思考の有無に勝率が大きく左右されま~す。

 しかし残念なことに、フロア1のVIPルームですら満足に数学が用いられているとはいえないケースが多いで~す。

 そこで本講座では、ルーレットのレイドの勝率を上げる数学的思考を語ろうと思いま~す。中級編まで読むだけでも、相当強くなれると思いま~す。

 検索した限りでは現時点において本講座を超える講座がなかったので、はばかりながら「最強」を名乗ることにしました。

 本日以前に発表された講座で本講座を超える内容のものを見つけた場合は、題名を「次強」に修正する予定で~す。

 なお特記がない限りはレイドの参加者が8人であることを前提としていま~す。

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初級編その1.敵のHPの暗記

 敵のHPを知らなければ戦略的に行動することはできませ~ん。

 幸いにもレイドモンスターたちのHPは暗記しやすい数値になっているので、まずは以下の数値をさっさと覚えてしまいましょう。

 おどるほうせき 1500

 ゴールデントーテム 2000

 ゴールドマン 2500

 ゴールデンスライム 3000

初級編その2.攻撃方法ごとのダメージの暗記

 レイドモンスターへのダメージの期待値は、配当コインのような単純なものではありませ~ん。

 1マスに賭けて当たると1300ダメージ。期待値は1300/37。

 2マスに賭けて当たると700ダメージ。期待値は1400/37。

 3マスに賭けて当たると480ダメージ。期待値は1440/37。

 4マスに賭けて当たると300ダメージ。期待値は1200/37。

 6マスに賭けて当たると90ダメージ。期待値は540/37。

 12マスに賭けて当たると30ダメージ。期待値は360/37。

 18マスに賭けて当たると20ダメージ。期待値は360/37。

 以上のようにダメージの期待値には大幅なズレがあるので、漫然と適当に賭けていると他の参加者への迷惑になるので~す。

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中級編その1.序盤は期待値だけ考えれば十分。それは相手がゴールデンスライムでも変わらない。

 初級編で見た通り、3マス攻撃が一番ダメージの期待値が高いで~す。

 だからターンに余裕がある序盤は、単純に3マスに賭けるのが基本的に正しいので~す。

 ここまではベテランにはある程度知られている情報なので、VIPルームにいくと序盤は綺麗に3マス攻撃が並ぶことが多いで~す。

 しかし相手がゴールデンスライムだと、突然序盤から2マス攻撃や1マス攻撃をする人が増えてしまいま~す。おそらく「480ダメージを全6ターン繰り返しても2880ダメージなので、それではゴールデンスライムを倒せないから序盤に貯金を作っておこう」とか考えているのでしょう。昔の星月夜もそうでした。

 しかし序盤で稼いでおく手法を採用するとしても、3人が異なる1マスを攻めるよりも同じ3マスを攻めるほうがいいので~す。たとえば、A~C君が13~15に1マスずつ賭けてそのうちのどれかが正解だった場合はダメージが1300ですが、このとき3人が全員13~15の3マスに賭けていた場合はダメージが1440になりま~す。

中級編その2.「敵の残りHP ≦ 残りターン×90」なら勝率100%なので戦い方をすぐ変える。

 序盤の運がよかった場合、途中で「敵の残りHP ≦ 残りターン×90」になりま~す。このとき、7人以上がレイドに参加していれば勝率は本来100%なので~す。

 ここから先はダメージ期待値は関係なくなるので、3マス賭けのような行為は一気に中止しましょう。

 このとき、参加者のうち6人が6マスずつ別個に賭けて1~36を全部埋めま~す。そして1名が0に賭けま~す。残り1名は補欠で~す。これで1ターンにつき最低でも90ダメージを確実に与えられま~す。

 この理屈がわかっていて計算も上手な人が、他のレイド参加者のために「あとは6マスずつ賭けて1人だけ0に賭けていけば必勝」のような意味の定型文まで事前に作っておけば、非常にいいで~す。

中級編その3.最終ターンの17大戦術

 前章のような状態になれないまま最終ターンを迎えた場合は勝率は100%ではありませんが、数学的に思考すれば勝率はかなり高まりま~す。

 以下に記した、参加者が8人のケースにおける敵の残りHPごとの17大戦術を覚えてしまいましょう。

 そしてできれば以下の内容を他の参加者に簡潔に伝える定型文も用意しましょう。

パターン0.HP10~90 勝率37/37

 前章のケース。

パターン1.HP100~110 勝率36/37

 6人が別個に6マス攻撃で、36マスを全部埋めま~す。

 残り2人がそれぞれ「赤と黒」とか「奇数と偶数」とか「1~18と19~36」のような18マス攻撃で、36マスを全部埋めま~す。

 これで1~36が出れば、90+20=110ダメージを与えられま~す。0が出たときだけが敗けで~す。

パターン2.HP120 勝率32/37

 4人が別個に6マス攻撃で1~24を埋め、2人が別個に12マス攻撃で1~24を埋めま~す。これで1~24は90+30=120ダメージの区画となりま~す。

 残り2人が別個に4マス攻撃を25~36にすれば、うち8マスが300ダメージ区画となりま~す。

 これで計32マスが勝利区画となりま~す。

パターン3.HP130~300 勝率28/37

 このケースを机上で考えると「300ダメージの4マス攻撃を8通りできるから勝率32/37だ!」と思ってしまいそうになりますが、4マス攻撃は正方形縛りがあるため24マスしか埋めらませ~ん。しかも3マス攻撃には縦縛りがあるので、正方形で24マス埋められたあとは3マス攻撃ができませ~ん。

 だから6人が4マス攻撃をして2人が2マス攻撃をして計28マスを埋めるか、4人が4マス攻撃をして4人が3マス攻撃をして計28マスを埋めるかしかありませ~ん。どちらにせよ勝てるマスは28個で~す。

パターン4.HP310~480 勝率24/37

 これは3マス攻撃を8列並べるという手法で~す。

パターン5.HP490~500 勝率20/37

 6人が3マス攻撃で1~18を埋め、1人が18マス攻撃で1~18を埋めれば、1~18は480+20の500ダメージの区画となりま~す。

 残った1人が19~36中に700ダメージの2マス攻撃をしま~す。

 これで計20マスが勝利区画となりま~す。

パターン6.HP510~520 勝率18/37

 6人が3マス攻撃で1~18を埋め、2人が18マス攻撃で1~18を2回攻撃すれば、1~18は480+20+20の520ダメージの区画となりま~す。

パターン7.HP530~700 勝率16/37

 8人が別個に2マス攻撃をしま~す。これで16マスが勝利区画で~す。

パターン8.HP710~720 勝率14/37

 7人が別個に2マス攻撃で1~18を14マス埋め、1人が1~18に18マス攻撃をすば、14マスが720ダメージの区画になりま~す。

パターン9.HP730 勝率13/37

 6人が別個に2マス攻撃で1~12を埋め、1人が1~12に12マス攻撃をすれば、1~12は730ダメージ区画となりま~す。

 さらに残った1人が0または13~36に1300ダメージの1マス攻撃をしま~す。

 これで計13マスが勝利区画となるというわけで~す。

パターン10.HP740~960 勝率12/37

 2人がかりでの3マス攻撃で960ダメージとなりま~す。これが4セットで計12マスで勝利できま~す。

パターン11.HP970~990 勝率10/37

 6人が2人がかりでの3マス攻撃を1~12内で3セットしま~す。そして1人が1~12に12マス攻撃をしま~す。これで9マスが990ダメージ区となりま~す。

 残った1人が別途1300ダメージの1マス攻撃をどこかでしま~す。

 計10マスが勝利区画で~す。

パターン12.HP1000~1400 勝率8/37

 2人がかりの2マス攻撃が4セットで~す。

 または、3人がかりの3マス攻撃が2セットと2人がかりの2マス攻撃が1セットで~す。

 どちらにせよ8マスが勝利区画で~す。

パターン13.HP1410~1440 勝率7/37

 3人がかりの3マス攻撃が2セットで、1440ダメージ区画が6マス。

 2人がかりの1マス攻撃が1ヶ所で、そこは2600ダメージ。

 計7マスが勝利区画で~す。

パターン14.HP1450~1920 勝率6/37

 4人がかりの3マス攻撃が2セットで、1920ダメージ区画が6マス。

パターン15.HP1930~2100 勝率5/37

 3人がかりの2マス攻撃は2100ダメージ。

 これを2セットして、残りの2人が1マスを集中攻撃(2600ダメージ)すると、勝利区画は5マス。

 またはこれを1セットして、残りの5人で5人がかりの3マス攻撃(2400ダメージ)をしても、やはり勝利区画は5マス。

パターン16.HP2110~2800 勝率4/37

 4人がかりの2マス攻撃の威力が2800ダメージ。これを2セットで4マスが勝利区画になりま~す。

パターン17.HP2810~3000 勝率3/37

 7人がかりの3マス攻撃が3360ダメージ。もちろん8人ならもっと強いで~す。

夕月夜「最終ターンまでノーダメージのゴールデンスライムでも、数学ができる7~8人衆ならば意外なほどの確率で倒せるんですね」

暁月夜「現実にはVIPルームの8人衆でも、1/37ぐらいまで勝率が低下することのほうが多いよな。暁に映えるライジングサンを狙っている者もいるだろうに、実にもったいない話だ」

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上級篇その1.臨機応変

 中級編で語ったことは8人がレイドに参加していて意思疎通も完璧な場合の理想論なので、たとえば参加者がもっと少ない場合や、チャットを完全に無視してくる人がいた場合は、臨機応変をしなければなりませ~ん。

 上述のパターン17であれば、(実質的な)参加者が5~6人のときは勝率を多少下げて700ダメージを5倍する方法を使うべきでしょうし、3~4人のときは1300ダメージを3倍するしかありませ~ん。

上級篇その2.中盤戦略

 中級編では「序盤は480ずつダメージを与えていく」と「終盤で「敵の残りHP ≦ 残りターン×90」になるか最終ターンになったら星月夜製のマニュアルの出番」ということを語りました。

 これだけでも十分強いのですが、途中で中間戦略を採用したほうがさらに強いケースがありま~す。

 極端な例だと、残り2ターンで敵のHPが190になったときなどで~す。これはまだ100%勝てる局面ではないとはいえ、24/37の確率でやっとヒットする480ダメージを狙っているような場合ではないことは直感でもおわかりいただけると思いま~す。

 この中間戦略においては最終ターン用の17大戦術の数値がそのまま使えるわけではありませ~ん。たとえばパターン2は最終ターンであれば120ダメージ用にしか使えませんが、残りターンが2以上あると「8/37の確率で300ダメージを与え、24/37の確率で120ダメージを与える」という別の能力の技になりま~す。

 このためいつの時点でどのような中間戦略を採用するのが適切なのかについてのマニュアル化は非常に困難で~す。ある程度は勘にたよったほうがいいかもしれませ~ん。

※2022年9月23日追記

 レイド祭り中の特殊ルール対応版の記事も書きました。