1.概要
今年の七夕イベントは、大筋としては2017年の「夜空にあまねく願い星」*1および2021年の「夜空にあまねく願い星2」*2と同じく、ヒコボシが忙しいので代わりに六人中二人の願いをかなえるというものでした。
ヒコボシが外注してきたのは本人のセリフ順だと「アサヒ ズーボー ペリポン 極天女帝 フレンジー ベルトロ」の六人で~す。微妙に五十音順に近いのに五十音順でないところに、謎の不穏さが感じられました。
2.願う者たち
2-1.アサヒ
アサヒはヨイとお揃いの色のかんざしをしたいということで、メギストリスの染色屋でかんざしを染めてくるよう頼んできました。
これをクリアすると七夕の里のNPCとして新たにヨイが配置される仕組みでした。
これは凄い!
2-2.スーボー
グレン城下町でミリーちゃんとはぐれたかもしれないので探してきてほしいというのが、ズーボーの願いでした。
これもクリアー後だけミリーちゃん配置で~す。
2-3.ペリポン
ペリポンは防衛軍にボランティアで関わっていたのに、最近兵器開発スタッフになるよう誘われるようになり、そうなると無職ではなくなるから回避したいというのが、ペリポンの願いでした。
ここで「補給大臣」という立場はボランティアであって、無職かどうかを判定する場合における「職」ではないという設定が判明しました。また兵器開発スタッフなら「職」ということにもなりま~す。これはしっかり記録しておきま~す。
キラーマシンから取った謎のパーツを与えると、ペリポンはペリポン2号を作りました。
ペリポンのふりをして兵器開発スタッフになったペリポン2号は、「どんな敵でも 一撃で滅ぼす 超破壊メカを 完成させ」たものの、その武器は危険視され採用されず解任されたのだそうで~す。
こういう才能が在野で眠っているのが、アストルティアなんですね~。
2-4.極天女帝
我が子のように可愛がっていたのに先に死んでしまった者が安らかに眠れるように紙とうろう流しをするから、とうろうへいが落とす上質な神とうろうを調達してきてほしいというのが、極天女帝の願いでした。
条件を達成してしぐさ「いのる」で儀式を始めると、イルーシャもいのりに来て、セリフから追悼対象がナラジアであったことが判明しました。
物語が1.0で止まっているキャラでも同じ体験ができ、かつイルーシャから知り合いのように呼びかけられました。つまりこういうキャラの場合には、二人はナラジア没後の未来から来ていたことになりま~す。
だから5thディスクのメインストーリーはやはり歴史の確定事項であり、ジャゴヌバというのは過去記事「4thディスクにおいて強烈であった『オイディプース王』の影響。白灰の試練場にて復活」で書いたとおり、元来五割以下だった勝率をなんとかそれ以上にしようともがいた末に散っていったという立場だったキャラだったことになりま~す。
2-5.フレンジー
手下に「おしとやかさ」を見せつけたいから、アカキリからゆかたを調達してきてほしいというのが、フレンジーの願いでした。
アカキリは海賊には白波柄がぴったりと考えたようで~す。
これは「海」だから「波」というだけの単純な理由なのかもしれませ~ん。
でもアストルティアでもジパングと同じく「白波」といえば「賊」を意味する*3のかもしれませ~ん。だとすればあの男に「シラナミ」と名づけた親は、随分酷いということになりま~す。
なおこの時点ではまだクリアーにならず、あるものを追加で入手してやっとクリアーとなりま~す。
それが何であるか知ってしまえば、おそらく六人中で一番簡単なのはフレンジーで~す。
2-6.ベルトロ
世界一美味な幻の酒がカミハルムイの酒場の裏メニューだとつきとめたので、それを調達してきてほしいというのがベルトロの願いでした。
入手した酒は「痛恨の一撃」という名前でした。
ベルトロにとって最初の一杯は少し旨いだけの酒だったのですが、いきなり出現したヴァレリアに叱られて命の危機を感じた後に飲んだ二杯目は、非常に旨かったようでした。
たまたま諸般の事情で体感的に旨くなっただけの酒ならば裏メニューではないでしょうから、おそらく一時的に出現したヴァレリアは「痛恨の一撃」が生み出した幻でしょうね。
3.報酬
クエストクリアの報酬として、「矢絣のゆかた」と「矢絣のじんべい」を入手しました。