
0.はじめに
本日は「ドラキー・祖」の「まめちしき2」を解釈してみました。
先に全文を引用しておきます。
「モーモン・祖への対抗心は(改行)特にない。この頃はアイツが(改行)自分の地位をおびやかすなんて(改行)思ってもいなかった!」
なお通常版のドラキーの「まめちしき2」は以下の通りです。
「キャラのかぶっている(改行)ライバル モーモンの登場で(改行)守り続けたナンバー2の座が(改行)危ぶまれ 気が気でない」
1.メタ的解釈
通常版ドラキーと比較しつつ、メタ世界である地球の事情を加味して解釈すると、以下のように解釈をするのが素直だと思います。
「『ドラゴンクエストX』が始まるころには地球ではモーモンがスライムに次ぐ人気者になりつつあったので、ドラキーは対抗心を燃やしていた。『X』で果ての大地ゼニアスと呼ばれる星が主戦場であった『ドラゴンクエストIX』が発売されたころは、モーモンは登場したばかりであり、ドラキーはモーモンに対抗心を持つ必要がなかった」。
2.作品内の事情と文理に忠実な解釈
しかしそういうメタ解釈とは別に、作品内部の事情と文理に忠実な解釈もしておくべきでしょう。
その場合、「特にない」までが現在の客観的な視点からの記述であり、そこから先が未来のドラキー・祖の中の一匹の主観的視点からの回顧というのが、素直な解釈となりま~す。
つまりゼニアスでも、未来において「モーモン・祖」の人気はドラキー・祖に追いつくというわけで~す。
3.この解釈から予測するゼネシアの未来
この解釈からゼネシアの未来を予測します。
モーモン・祖の人気の向上のためには、モーモン・祖の知名度の向上が不可欠で~す。
だからモーモン・祖の生息地であるウォルド地方は、7.1メインストーリークリアで創失の呪いが(ほぼ)消えたのを機に禁足の地ではなくなり、どんどん東方からの移住者・観光者が増え、ゼニートの人口も回復していくと考えられました。
4.7.1のドラキー・祖の配置地域拡大の意義
この未来予測が公式設定である可能性が高いもう一つの根拠は、7.1からドルボードで行けるようになったレストリア地方の高地にも、ドラキー・祖が配置されたことで~す。
7.0時代のドラキー・祖の配置場所がそのまま維持された場合、「ウォルド地方にしか生息域がないのは、ドラキー・祖もモーモン・祖と同じである。だから同地の禁足が解除されても、知名度の向上速度は同じである」という反論が成立しま~す。これへ再反論として「ラランブラ山道の「タホドラキー・祖」の存在を通じて、人はドラキー・祖の存在も学んでいったのだろう」が思いつきますが、やや苦しいといえま~す。
それなのに運営はあえて7.1でドラキー・祖の生息領域を広げ、現在のゼニアスにおけるドラキー・祖の知名度がモーモン・祖の知名度を大きく上回る根拠を用意してみせたのです。
なお「人気ナンバー1」の「スライム・祖」もウォルド地方でしか見かけませんが、これは「まめちしき1」で「誰もがよく知っている」と明言されているので、生息領域を広げてみせる必要はありませ~ん。
ゆーえーにー、やはり本稿第2章の星月夜の解釈もまた、公式にとって「正解」の設定だった可能性が高いと思いました。