ムニエカのペリウスから、青年の魂を宿した南東の灯台の火が消えかかっているので、灯台自体の老朽化のせいなのか魂の衰えのせいなのかについて調べてくるよう頼まれました。
現地で灯台に話を聞くと、魂の方が原因でした。
ジア・クトとの戦いで死んだとき、南の牢獄島の灯台守の魂も灯台化するよう祈り、それが受け入れられたはずなのに、一向に牢獄島の灯台に火が点かないことを気に病んでいました。
なお牢獄島との間の海は結晶の力が強くて飛ぶ鳥も結晶化するほどなので、シュタール鉱野から牢獄島を目指すよういわれました。
牢獄島の灯台の魂も生きていましたし、ムニエカの灯台の青年を命の恩人と思っていることもあって恩返しに燃え盛ろうとがんばってくれましたが、サビついていて炎を灯せないようでした。
この灯台の整備担当者でもあったペリウスは、くろがねの巨人の落とす「くろがねの小ビン」を使うよう指導してきました。
ここで星月夜は、「サビを落とすならば、そんな強敵に挑むよりポムポムボムを倒して「どんなサビ汚れも一撃」のポムポムオイルを入手すべきでは?」と思ってしまいました。
でも灯台のサビを落とすのにオイルを使うと、あとで引火する不安もあると思いなおしました。
余談になりますが、クエスト「えにし紡いで……」でも、ポムポムオイルの劣化版のサビトリーナの取得を強いられますが、これも「サビトリーナを欲しているレモアは5000年後の技術を知らないのだから仕方ない」と納得しておりま~す*1。
この「くろがねの小ビン」で牢獄島の灯台のサビは落ち、火が点くようになりました。
ムニエカの灯台の青年はこれを見て満足したらしく、妻子の待つあの世へと旅立ちました。これでクエスト自体はクリアとなりました。
なおペリウスの推測やクエスト終了後の牢獄島の灯台の発言を総合するに、牢獄島の灯台守は生前のムニエカ灯台の妻子を殺した囚人であったようで~す。ムニエカ灯台の青年が牢獄島の囚人も自分と同じような半永久的に生きる存在になればいいと祈った理由は、半永久的に魂の牢獄で苦しめばいいと思ったからのようでした。
でも牢獄島灯台はそんな経緯は知らずに、生き延びることができたことにひたすら感謝していました。そして今日魂まで死んだその「命の恩人」のために、今日から発奮して燃え盛ることになりました。
非常に皮肉な話でした。