ほしづくよのドラゴンクエストX日記

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「光は時間停止を越える」設定の発見。反射と吸収についても考察。ここで再びウチナリモ光学に脚光。

1.光と時間の関係の新設定を発見

 本日は7.4メインストーリーの冒険で発見してしまった「光は時間停止を越える」設定について語りま~す。

 キューロピアの上空には、時間を止められたジア・クト艦隊が残っていま~す。またキュルル機巧体によって解除されるまで世界球根の通路の一部にも時間停止は及んでいましたが、これも外見上はほぼ普段通りであり勘の良いラキだけが微細な違和感に気づけたという設定でした。

 不思議ですね~。地球の属する宇宙の物理学を元に普通に考えると時間停止空間では光も止まっているはずなので、その内部のジア・クト艦隊や世界球根のオブジェが可視光を反射して、その反射光が生物の眼に入るということはないはずで~す。その空間だけ外部からは真っ暗になると考えるのが常識で~す。

 ならば「本作の世界観では、光は(世界球根由来の)時間停止を超越する」と考えるべきなのでしょう。

2.反射・吸収の問題も考える必要

 そう考えたとしても、光の反射と吸収についてはまだ問題が残っていま~す。

 世界球根の中で挑戦者が巨大な回転する花びらを時間停止させると、その花びらは色も明るさも変わりませ~ん。

 もしも時間停止中の物体について、光が全部反射するならば、もっと明るく白っぽくなるはずで~す。

 そこで「時間停止中の物体においては、光の反射も普段通りに起きる」と考えると、5700年以上にわたって太陽光の一部を吸収し続けたジア・クトの船は、ゼネシアに時間停止を解除された瞬間に熱で燃え尽きていたはずで~す。

 しかし「この世界の光はエネルギーを持たない」というのも、突飛で~す。過去記事「クエスト「思い出はランプの光と共に」 & この世界のエネルギーと質量の関係」で書いたように、質量にすら容易に変化するのがこの世界の光で~す。5700年間以上吸収し続けた太陽光ですから、この世界観では仮に熱にならなかったとしても相当の質量になったでしょうから、揚陸艦は時間停止解除後に速攻で真下に墜落してしまいそうで~す。

 そこで過去記事「「色を好まぬ色男」をクリアして、色とかを色々考えました」過去記事「ダズの船着き場の青い炎に関する問題。修正を提案しつつ、現状を無理に擁護する論法も考案してみました」の成果を応用してみま~す。

 「モンスターに限らずこの世界の物質の大半は、浴びた光のエネルギーを単に反射しているのではなく、(長い目で見て)同等の量のエネルギーを独自の色の光で放出する。その作用は(世界球根由来の)時間停止中でも変わらない」と考えれば、一応辻褄が合いま~す。

3.キュルルバッジの「時間よ止まれ!」が本物だった可能性も浮上

 キュルルバッジの「時間よ止まれ!」については、長らく「本当にピンポイントで敵一体だけの時間を止めているわけではない」と解釈していました。

 第一の理由として、当時はキュレクス由来の時間停止に対象をピンポイントで絞るというものが無かったということが挙げられま~す。対象周辺の時間は停止しないということについては、大いに違和感がありました。

 第二の理由として、「仮に遠隔かつピンポイントで時間を停止できるのならば、その個体全体ではなく心臓の鼓動だけ止めれば、生物系には必中のザキになるはずだ」という思いもありました。

 第三の理由として、上述の「停止中の対象モンスターの外見が変わらない」問題がありました。

 第四の理由として、クロウズバッジの「幻惑のひとみ」と同じ効果だったため、それを見世物の演出上言い換えただけだと考えられもしました。

 しかし世界球根の中の鍛錬では回転する生物の全体を一時的に止める技もあったので「第一の理由」は消えましたし、前章の結論が正しければ「第三の理由」も消えるので、本当の時間停止技である可能性も多少は出てきました。

4.過去の研究成果にも一石

 かつて星月夜は、過去記事「長らく暗中模索だった「ウチナリモ光学」の研究に一応の成果が出せました。石垣貴輝博士に捧ぐ」を書き、「「ミラクル整理術・空間・時間・イシカズム理論・ウチナリモ光学・シャルル」の六概念は、このゲームでは非常に密接に結びついている」という仮説を提示しました。

 時間と空間との密接な関係については実例が大量にあったので証明に苦労しませんでした。しかしその原理に(ウチナリモ)光学も深く関わっていそうな実例はレイミリア幻灯機しか提示できず、「シャルルの研究にどちらも役立った可能性が高い」とか「異なる物理法則の地球では……」といった話で無理に補強した感がありました。

 このため自己評価も「脆弱な仮説」程度でした。

 しかしこうして7.4で再び、時間の原理と光とが密接に関係しているらしいことを見せつけられました。

 よって「やや脆弱な仮説」ぐらいまで昇格させてもよいという気分になりました。